お正月休みに飯田市にある旧小笠原家書院と
建築家ユニットSANAAの妹島和世さん設計の小笠原資料館に行ってきました。
写真左:小笠原家書院
写真右:小笠原資料館
古いものと新しいものが隣り合わせに建っており、
どちらものどかな山並みに寄り添っていました。
小笠原家書院は江戸時代初期の建物と推定されており、
重要文化財に指定されています。
柱の年輪の細かさに木の命の長さを感じます。
また、清水の舞台のように崖地にせり出して建てられており、
障子を開け放つとヒヤっとするほど高く、広く里山の風景を眺められます。
そして、小笠原資料館は無機質な素材でできていますが、
緩やかな曲線で不思議と景色と馴染んでいます。
室内からは裏山の竹藪や旧小笠原家書院が眺められ、
とても居心地の良い空間でした。
古いものも新しいものもどちらもおもしろいと感じる小旅行でした。