風邪をひいていませんか? - 結露 -

風邪やインフルエンザが大流行しているこの時期、家も風邪をひいていませんか?
家も人間と同じです。暖め過ぎては汗をかき、風邪をひきます。しゃべらない代わりに結露となって現れます。

結露は相手が空気と水蒸気という目に見えないもので、色々な要因が絡み合って発生します 。
もし、お部屋のどこかに結露が発生していたら、こま目な拭き取りと、以下のお心掛けをお願い致します。

1.水蒸気が発生するときは、換気をする。
室内の湿気が高くなっていませんか?
たくさんの洗濯物や加湿器、ストーブ上のスチーマー、石油ストーブの使用、たっぷり水をあげた観葉植物など、水蒸気が発生する原因は多くあります。
窓を開ける、24時間換気扇を回す、シーリングファンを回すなど、隅角部など空気のよどみやすい部分にも風が流れるようにしましょう。

2.暖房温度に注意する。
室内温度が高くなると、結露の発生する温度も高くなります。
例えば室内温度24℃の時は湿度60%では15.3℃が露天温度です。
この時に押入れや納戸が15.3℃であれば結露することになります。
又、同じ温度でも、湿度が30%であれば、4.4℃で結露します。

結露を防止するためには、温度を必要以上に高くしない事と同時に、湿気も多くなり過ぎないようにすることが大切です。
特に新築の住宅の場合は、木や建材が含水率が下がり切っていないですから注意が必要です。

ご家庭にぜひ、体温計ならぬ温湿度計を設置してご観察をお願い致します。