冬場に多い給湯機故障
12年から1月の間に石油給湯機やエコキュートの不具合について数件の対応をしました。
給湯機の故障は、特に冬場が多いなぁと感じます。
要因として考えてみると…
- 冬場は、お湯の使用が多くなり、作動時間が長くなる
- 水温が低いため、給湯機の能力いっぱいに作動する
- 低温による凍結や雪が、部品破損の原因に繋がる
…といったところでしょうか。
給湯機の外装が、錆びている・濡れている・排気口の周りが黒くなっているなど
故障につながる場合があります。
突然ご使用できなくなると大変不便です。
5年以上使用している場合、メーカーによる保守点検なども、安心して
長くお使いいただくためには、よろしいかと思います。(有料です)
また、浴槽の水はりを忘れていたために、凍結してしまい、給湯機修理という連絡もありました。
【ボイラーの水張り注意!】
浴槽内の水(お湯)を追い炊き口より少し上まで溜めておいて下さい。
ボイラーは約4℃以下になりますと、凍結予防の為循環ポンプの運転を始めます。
このときに水またはお湯が残っていないと運転できず、ボイラーの故障へと繋がります。
立ち水栓が凍結で破損したという、ご連絡もありました。
厳冬期の屋外での水道の使用は、控えていただきたいところですが、
使用した場合は、必ず水抜きをお願いします。
【立ち水栓 水抜き方法】
水を止めた後、水栓柱の上部のハンドルを90度回すと水道管の中の水が抜けます。
その後、蛇口は全開に開けて下さい。水道管の水がスムーズに抜けます。
最後に、凍結防止ヒーターのコンセントは、しっかり差し込まれているでしょうか。
来週はまた、寒さが厳しくなるそうです。
凍結のないよう、ご配慮いただきたいのでお願い致します。