ランニングコストがかからない家が大切
平成27年4月より住宅性能表示制度の改訂がありました。
以前の省エネルギー対策から、断熱等性能等級と一次エネルギー消費量等級の二つが導入されました。
断熱等性能等級について、環の住まい・長期優良住宅 共に必要等級は最高等級4となり、“工房信州の家”も最高等級4を標準としています。
省エネ基準の見直し等に伴う改正/国土交通省資料より
断熱等性能等級が高ければ、それだけ断熱性能の高い建物になります。
断熱性能が高ければ冷暖房費の節約にもつながるので、日々の生活にも関わる等級と言えるでしょう。
現に、オーナーの皆様からは「アパートに暮らしていたときよりも光熱費が安くなった!」「快適性はぐっと増したのに、無理せず節約ができている」等、嬉しいお声をいただいています。
全国の断熱水準はどうなっているか?
ところで、全国の省エネルギー対策等級の割合はどのようになっているのでしょうか。
下の図の通り、戸建住宅は等級4の住宅が年々増加傾向にあり、等級1及び等級2は減少しています。
断熱性能の水準は年々目に見えて上り、家づくりを考える方々の「住宅の省エネルギー」に対する意識が高まっています。
等級4を満たす基準値は長野県内でも異なる
要求される断熱性能は、国内の寒い地域と暖かい地域とでは異なるのはもちろん、県内でも市町村によってことなります。また、同じ市町村の中でも、建物形状や規模によって基準を満たす断熱材が異なることもあります。
断熱性能の検討方法
“工房信州の家”の断熱性能は、断熱材の種類や厚さ、窓の大きさから算出した値を用いて算定しています。
住宅の外皮の熱性能を示す値は、外皮平均熱貫流率(UA値)といい、UA値が小さいほど熱が逃げにくく断熱性能の高い建物になります。
また外皮とは、熱的境界になる外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなどを指し、間取りや屋根のかけ方、窓の大きさなどで外皮面積は異なります。
熱的境界とは一般的に断熱材が入っている様な場所をいい、住宅の内と外の境界を指すことが多いです。
ホームズ君外皮計算
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このような計算を行い、それぞれの住宅ごとの条件をもとに断熱材の厚さを決め、等級4を満たす建物を計画します。
全棟自由設計の“工房信州の家”では、一棟一棟の条件を検討し、最高等級を満たす断熱性能の高い住宅をご提供しています。