二つのリビングの二世帯住宅

大屋根ながら軽やかな印象のグレーに塗装した木部。

スリットガラスで抜けのある玄関。

玄関から繋がる土間サロン。サッシを引き込み二方向に開放する。

余計なものを一切見せない高い意匠性にこだわった設計。窓枠の縁も、戸袋も、その存在を感じさせないすっきりとした空間デザインで、窓を開けても閉めても変わらず美しい。

造り付けベンチに深く腰掛け、北欧デンマーク製の薪ストーブHWAM（ワム）の優美な炎を楽しむための火のサロン。

火のサロンは玄関脇に位置しているため応接スペースとしても重宝。

ダイニングは座のスタイルで。座卓は大人数で食卓を囲むのにぴったり。

大人数でも使いやすいセパレートキッチン。

キッチンと水回りの間の家事コーナー。

ゆったりとした造作洗面台。

浴室はハーフユニットで壁はホワイトのタイル張りに。清潔感溢れる空間。

吹き抜けに浮かぶ踊り場書院は、書斎を個室として独立させるのではなく、家族空間に曖昧に繋げる仕掛け。一階も二階も一望できる、この家の特等席。

二階のサブリビングにはタイル張りのお洒落なキッチンを。

天井高を抑えた、落ち着きのあるベッドルーム。家全体に障子を多用し、建具の美しさも見どころ。

北側が家の正面となるのは、この展示場だけ。のっぺりとした外観にならないよう、窓を贅沢に配置し、写り込む障子の影まで美しく映えるよう計算されたファサード。