田舎への移住希望者が増える中、駒ケ根市も移住に対して力を入れています。
自然が多くて人も優しい駒ケ根市は、移住先としてもピッタリです。
東京や名古屋などの主要都市からもアクセスがしやすいというメリットもあり、駒ケ根市に住んでも簡単に都会へ遊びに行くこともできます。
以上を考えている人は、ぜひ駒ケ根市への移住を視野に入れてみましょう。
目次
- 駒ケ根市ってどんなまち?
- 人口・世帯数
- 地形の特徴
- 気候の特徴
- 場所・アクセス
- 全国住みやすさランキング12位で県内トップ
- 駒ケ根市の移住に関する取り組み
- 駒ケ根市の移住で人気の地域
- 駒ケ根市のおすすめポイントと注意点
- 駒ケ根市に移住した方の声
- お悩みは移住相談会にてご相談ください
- まとめ
駒ケ根市ってどんなまち?
駒ケ根市は東に南アルプス、西に中央アルプスを望むことができ、天竜川がまちを縦断する自然豊かなところです。
「駒ケ根市」の名前の由来は「駒ケ岳」の麓のまち、という意味から来ています。
自然の豊かな駒ケ根市は、住む人の心が温かいのが特徴です。
比較的雪が少ないこともあって実際に住んでいる人たちの満足度も高く、移住者も歓迎されます。
南アルプスなどの大きな山に囲まれて、のびのびとした生活が期待できるでしょう。
人口・世帯数
駒ケ根市には令和4年の6月1日時点で、13,314世帯の31,872人が暮らしています。
そのうちの男性は15,611人で、女性が16,261人。女性のほうがやや多くなっているのが現状です。
地形の特徴
長野県の中央よりやや南に位置する駒ケ根市は、南北に短く東西に長い形をしています。
面積は約166平方キロメートルで、大田区と世田谷区と足立区を合わせたくらいの大きさです。
東西に長いためにいくつもの河川を有し、なだらかな平野部もあれば、沖積大地を侵食した田切地形もあるのが特徴になっています。
気候の特徴
降雪量が多いイメージのある長野県ですが、駒ケ根市では比較的雪が少なく、冬でも晴れの日が多いのが特徴です。
年間の平均気温は11度くらいですが、内陸性気候の特性も帯びています。
そのため、冬場の最低気温はマイナス10度まで下がることもあり、夜間の冷えや夜道での車の運転には十分な注意が必要です。
場所・アクセス
日本で4番目に面積が広くて南北に長い長野県ですが、駒ケ根市は長野県内でもやや南よりに位置しています。
そのため、日本海側よりも太平洋側の都市からのほうがアクセスしやすいといえるでしょう。
車で高速道路を使うと、東京からは約2時間30分、名古屋からは約1時間40分でアクセスできます。
電車だと東京からは約3時間30分で、高速バスと使用すると、東京からでも名古屋からでも約3時間30分で到着できます。
2027年に開通予定のリニア中央新幹線が駒ケ根市の近くを通過するので、今後はさらに主要都市からのアクセスも簡単になるかもしれません。
全国住みやすさランキング12位で県内トップ
東洋経済新報社は毎年、全国の住みやすい都市のランキングを発表しています。
その2020年度版と2021年度版に、駒ケ根市は12位にランキングされました。
812の都市がある中で12位なので、相当住みやすいということが考えられます。
この順位は、長野県の都市の中では堂々のトップになっています。また、2021年度版の1位から25位の中には、駒ケ根市以外の長野県の都市はランクインしていません。
駒ケ根市の人々が、いかに自分たちの生活に満足しているのかがうかがえる結果ですね。
自然が多くてのどかな雰囲気を好む人が移住先として考える長野県の中でも、駒ケ根市は選択肢として十分に考慮すべき都市だといえます。
冬場の降雪量が少ないことも、住みやすさを感じる要因の1つになったのかもしれません。
駒ケ根市の移住に関する取り組み
信州駒ヶ根暮らし推進協議会
住宅や仕事などを田舎にシフトしようとする人が増える中、駒ケ根市は移住の支援にも力を入れています。
平成23年には、田舎暮らし駒ケ根推進協議会が設立され、平成24年には定住促進室という新たな専門部署もできました。
東京や名古屋、大阪ではIターンセミナーや説明会も開催され、駒ケ根市について詳しく知ることができる機会が増えています。
駒ケ根体験ツアー
移住を考える際のネックとなる要素の1つに、年間を通して住みやすいかという問題があります。
駒ケ根市で実施される駒ケ根体験ツアーは、年間に5回も行われるのが大きな特徴。
春、夏、初秋、晩秋、冬に行われるため、駒ケ根市の四季を存分に体験できます。
新規就農者のための就農準備校
田舎暮らしに憧れる人のなかには、農業を始めたいという人も少なくないでしょう。
駒ケ根市の農林課の農政係では、新規就農者のための就農準備校が開校されています。
移住先での就業に不安のある人などは、事前に相談してみるのがよいでしょう。
駒ケ根市の移住で人気の地域
自然環境や住民の人柄が人気の理由の駒ケ根市ですが、特に人気の移住スポットは農村地帯になっています。
恵まれた自然環境を目指して農業移住をする家族も増えています。
青空をバックに美しい枝垂桜を目の当たりにできる東伊那や中沢は、特に高い人気を誇っています。
駒ケ根市のおすすめポイントと注意点
おすすめポイント
田舎暮らしを考えている人は、駒ケ根市も選択に入れるとよいでしょう。
のどかで美しい自然は、のびのび子育てをする環境としても最適です。
長野県の中では雪が少ないということも移住者にとって大きなメリットでしょう。
移住者に対する補助金制度もあるので、十分に活用すべきです。
注意点
人々は温かくても、冬場の気温が低いのが駒ケ根市の特徴です。
信州全域で冬の寒さは厳しいと言えますが、冬場のマイナス10度という気温には耐えられない人もいるでしょう。
冬場の駒ケ根体験ツアーで寒さを経験してみるといいかもしれません。
駒ケ根市に移住した人の声
駒ケ根市 O様
転勤先が駒ケ根市になり、しばらく住んだのが約30年前のこと。
その後長野県を離れましたが、定年後は「アルプスを存分に楽しむ暮らしがしたい」と思い、土地探しから始めました。
初めて工房信州の家の伊那展示場を訪れた際、シーズン南原分譲地の紹介を受け、通りがかりに寄ってみたところ、イメージしていた分譲地と違い、信州に合った街とコミュニティーができていることに驚きました。地域との関りを大切に考えているところに、すごく共感できました。
アルプスを存分に楽しめる暮らしがしたいという想いが強かったので、1階に山並みを眺められるデッキをつくったり、お風呂を2階に計画し、アルプスを見ながら湯船につかれるようにしたり、プランにたくさんの工夫をしました。
実際に住み始めて、ゆっくりとした時間の流れを感じて、これこそまさに信州ならではの生活だと実感しています。
お悩みは移住相談会にてご相談ください
長野県への移住をご検討の方に向けて、オンラインの移住セミナーを定期開催しています。
この移住セミナーでは、長野県各地域の特徴や、移住に関するお役立ち情報、さらに、実際に移住されたオーナー様をお迎えして体験談をお話しいただくコーナーを設けています。
また、長野県への移住についてはオンライン相談を随時受付中です。
最近は展示場のご予約と合わせて移住相談をお受けするケースも増えています。
ぜひ、移住セミナー・オンライン相談をご活用ください。
まとめ 移住者を温かく受け入れてくれる駒ケ根市
田舎暮らしに感じるメリットは人それぞれですが、その多くは自然を身近に感じられることや、農業などの田舎ならではの仕事を経験できることでしょう。
しかし、すべては移住者を温かく受け入れてくれることによって成り立ちます。
住民の住みやすさ満足度が高くて移住にも力を入れている駒ケ根市は、移住先の都市としてピッタリだといえるかもしれません。
私たちは設計士や施工管理士といった建築のプロでありながら、全社員が「信州コンシェルジュ」として豊かな信州ライフをサポートしていきます。
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