長野県東部のまち、小諸市をご存じでしょうか?
東京まで最短90分で行けるという立地も相まって、今移住で注目のまちです。
しかし、小諸市について特徴や魅力を知らない方は多いと思います。
そんな方々に向けて、今回は小諸市の魅力や特徴を存分にお伝えしていきます!
目次
- 長野県小諸市ってどんなところ?
- 小諸市の移住のメリット
- 小諸市の移住のデメリット
- 小諸市の取り組み「おしゃれ田舎プロジェクト」とは?
- 小諸市で移住におすすめのエリア
- 小諸市に移住した方の声S様
- 小諸の市への移住に補助金・移住制度はある?
- まとめ
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長野県小諸市ってどんなところ?
小諸市は、人口約4万人の町。
東御市や御代田町、佐久市が隣接しています。
北には浅間山がそびえたち、雄大な自然を感じられる美しい町です。
一年を通してからっとした晴天の日も多く、過ごしやすい日が多いのも特徴です。
そんな小諸市では現在「コンパクトシティ構想」が進められており、市民がより住みやすい町になるように開発が進んでいます。
▼ 小諸市についてまとめた動画はこちら!
小諸市の移住のメリット
小諸市についてどんな特徴があるのか、移住に向いている町なのか、ご存じない方も多いと思います。
今日はそんな小諸市に移住した際、どういったメリットがあるのか、紹介していきたいと思います!
コンパクトシティで住みやすい町
「老後免許を返納したら買い物が不安・・・」
「田舎は車社会で車がないと移動が大変と聞いた・・・」
田舎への移住を検討される際、こういったご不安をお持ちの方も多いと思います。
しかし、小諸市は現在「コンパクトシティ構想」による再開発を進めており、こういった不安を解消してくれるような住みやすい町にむけた開発が進んでいます。
コンパクトシティ構想とは、簡単に言えば、市の中心地の市街化を進め、生活に必要不可欠な医療や福祉、行政の施設を集めるといった構想になります。
そのため、市の中心地ですべてが完結し、暮らしに必要不可欠なものがそろう街づくりが進んでいます。
田舎の移住で車に関するご不安をお持ちの方にとっては、徒歩圏内に必要な施設が揃っている環境は安心ですね。
小諸の中心エリアには小諸市役所を中心に周辺には小諸駅、佐久浅間小諸医療センターや市民交流センター、図書館などが隣接しています。
また、この他にも現在福祉施設、商業施設、公共交通ターミナル、公共駐車場からなる「複合型中心拠点誘導施設」も計画されています。
より便利にコンパクトに開発が進められています。
一方で、居住空間や文化財も守られています。
小諸市は古く商都として栄え、旧宿場町や街道沿いには重要文化財も残されています。
そのため、古い町並みと建造物を保護しながら都市開発が進められています。
自然豊かで過ごしやすい環境
北側には浅間山がそびえ、標高2000m級の高地が広がっています。
町の中心部に位置する小諸駅から浅間山へと続く高峰高原へは車で約30分で行くことができます。
浅間山への登山はもちろん、トレッキングや冬はスキー・スノーボードも満喫できる最高の環境です。
温泉施設もあり、高峰高原から小諸市の街並みを見下ろすことができます。
浅間山を眺めるだけでなく、浅間山からの眺めも気軽に楽しむことができます。
また、小諸市は一年を通して晴天率が高いのも魅力です。
特に夏は湿気が少なく過ごしやすい日が多いです。
年間平均降水量も東京と比べると1000mmも少なく、カラッとした湿気が少ない空気感も特徴です。
冬は標高600m~2000mと高地に位置しているため、早朝はマイナス10℃になることもあります。
ただ、雪が降る日は年7日ほどで雪が降る日、降る量とも少ない地域です。
雪が降る日が少ないものの路面の凍結には注意が必要です。
お車を使用の際は、スタッドレスタイヤの着用などが必須になります。
都心や軽井沢地域へのアクセスが良い
東京駅へのアクセスは電車をご利用の場合、小諸駅から佐久平駅まで小海線で約10分。
佐久平駅から東京駅まで約80分。
最短90分で東京まで行くことができます。
車の場合、小諸ICから上信越道、関越自動車道を通り練馬ICまで約2時間で移動することができます。
週に数回、月に数回東京へ通勤する方でしたら車での通勤もおすすめです。
通勤の他にも金沢や首都圏への旅行にも便利ですね。
また、佐久市や軽井沢も車で30分圏内なのでショッピングやお出かけにも便利です。
駅前駐車場や土地の価格が安い
毎日駅を使って通勤される方は、駅前駐車場の料金を考慮しなければなりません。
しかし、小諸駅周辺の駐車場代の相場は、東信地域で最も安くなっています。
駅前駐車場の利用料金などは忘れがちですが、毎日となると大きな出費になってくるのでこういったメリットがあるのは安心ですね。
加えて、小諸市内は坪単価価格が安いのも魅力です。
長野県内でも、土地の安い場所はたくさんありますが、駅周辺でも価格が安い場所はあまりありません。
そんな中で、小諸市はなんと駅周辺でも坪単価価格が安いため、新築住宅購入のハードルも下がります。
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小諸市の移住のデメリット
コンパクトシティ構想を進めていて、一見住みやすそうな小諸市にも、デメリットがあります。
デメリットを知っておくことは移住計画を進める上では必須です。
どういったデメリットがあるのか早速見ていきましょう!
町中と郊外の差が激しい
「コンパクトシティ構想」が進められていて、一見すると住みやすそうな町である小諸市ですが、医療機関やスーパー、市役所などの主要施設がある街中と比べて、郊外は商業施設の少なさが目立ちます。
そのため、田舎移住でも便利な場所に住みたい方は、市街地に住むことを考えておきましょう。
坂の多い町ゆえに車があると便利
コンパクトシティ構想により、車がなくても住みやすい街づくりが押し進められている小諸市ですが、街中は坂が多いことも特徴です。
そのため、車があったほうが移動は便利な町です。
特に郊外に住んだ場合は、車の所有は必須となってきます。
車の所有には維持費や取得費など、様々な経費がかかってきますので、予め予算や維持費を考慮しておきましょう。
小諸市の取り組み「おしゃれ田舎プロジェクト」とは?
長野県小諸市は、かつて商都として多くの人々が行き交う場所でしたが、現在は人口減少により、まちなかのにぎわいが失われてきてしまっています。
この危機に立ち上がったのが「まちなかで商売をする商人たち」と「少数の行政マン」です。彼らは「おしゃれ田舎プロジェクト」を通じて、若い世代が訪れたくなるまちなかを目指し、様々な取り組みを行っています。
その中の大きな一つの取り組みが、新しい事業者の育成です。
田舎は人通りが少なく、経営を安定させるのが難しい一方で、人混みで溢れる場所での出店は他店舗との競争が激化してしまうこともあります。
このプロジェクトは、各店舗が協力した企画の展開や、新店舗を地域が応援する企画を通じて、「個の商売」「個々をつなげた商売」「地域と個をつなげた商売」を大切にしています。
小諸市でお店を持つオーナーたちが協力し合い、地域とのつながりを重視した商業活動を促進し、地域の魅力を引き出すことにより、小諸市のまちなかに新たな活力をもたらし、再び多くの人々が訪れる場所へと生まれ変わりつつあります。
小諸市で移住におすすめのエリア
小諸市は7つのエリアに分類されます。
ここではざっくり北部と南部で区分し、それぞれどういった特徴があるか、特徴を紹介します。
北部:北大井、中央、大里、西小諸エリア
北側には浅間山がそびえ、標高2000m級の高地が広がっています。
上田、軽井沢を結ぶ浅間サンラインから望む小諸市の街並みや、見上げる浅間山は絶景です。
そんな浅間山を近くに感じながらも、小諸駅周辺で商業施設や医療機関などの施設も多いため、利便性も大切にしたい方におすすめのエリアとなっています。
南部:南大井、三岡、川辺エリア
南西部には千曲川が流れ、周辺には田んぼが広がっています。
特に川辺エリアには御牧ケ原があり平原や水田が広がる景色を楽しめます。
夏には蛍も飛び交う田舎の原風景が近くにあります。
布引観音という断崖絶壁に建つ観音堂と紅葉の景色など自然と建造物の調和した景色も楽しめるスポットもあります。
また、南側には遠く北アルプスや八ヶ岳も望むことができます。
小諸市の中でも、自然豊かな環境を大事にしたい方におすすめのエリアです。
小諸市に移住した方の声 S様
元々は東京に住んでおり、夏休みには軽井沢の貸別荘に滞在したり、冬はスキーで東信エリアに遊びに来たりと、信州の東信地域はよく行き来をしていました。自然の中で子育てをしたいと、本格的に信州への移住を考え始めました。軽井沢は土地代が非常に高額だったため、それであれば近くの小諸市で広く、金額的にも安い土地を購入しようとなりました。
私たちが購入を決めたのは林の中の土地でした。広い土地に自分たちでピザ窯をつくったり、テントを張りっぱなしにしたり、ブランコをつくったり…。友人を呼んでキャンプを楽しむような暮らしを自宅でしています。木々を眺めながらリモートワークをしたり子どもも勉強をがはかどるようです。理想的な信州ライフをおくっています。
小諸市への移住に補助金・移住制度はある?
小諸市では、移住者への支援と地域の活性化を図るため、移住促進補助金を交付しています。
県外から転入される方に対して小諸市内での住宅取得費用を補助するものです。新築住宅の取得費は最大30万円、中古住宅の取得費は最大20万円の補助があります。ほかにも要件によって補助額が加算されます。交付対象などの詳しい要件は下記をご覧ください。
その他に小諸市UIJターン就業・創業移住支援事業があります。
東京圏、愛知県又は大阪府から⾧野県内に移住をした方で、⾧野県が選定した企業等に就業した方又は創業支援金の交付決定を受けた方に、⾧野県と市町村が共同で支援金を支給する事業です。詳しくは下記をご覧ください。
移住者の声と住宅事例がわかる『実例集』無料プレゼント
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まとめ
小諸市の移住についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
自然に囲まれた小諸市では山岳や河川、水田や森林によって四季の移ろいを感じ、より四季が際立った景色を楽しむことができます。
そしてそんな中でも市が積極的に住みやすい街づくりを進めている点は非常に魅力です。
ぜひ、長野県への移住をお考えの方は、一度小諸市に住むことを検討してみてはいかがでしょうか。
また、小諸市内で新築住宅のご購入をお考えのかたは、是非わたしたちフォレストコーポレーションにお問合せください!
小諸市の気候風土や自然を生かしたお家づくりを、ご提案させていただきます。
移住相談も承っておりますので、興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。
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