地域の皆さんが歓迎してくれているのを感じます。

茅野市へ移住 M様

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自然と共に暮らし、育む家

DATA
【子育て移住】
移住先/茅野市【八ヶ岳エリア】
移住年月/2021年5月
年代/30代
ご家族構成/ご夫婦・お子様2人

 

移住のきっかけ

フルオープンサッシから望む八ヶ岳
八ヶ岳を望む東面に土間サロンを配置した。上部を吹き抜けにしたことで、開放感も抜群。フルオープンサッシで自然とワイドに繋がり、中も外も一体に。

 

ご主人
実は、家を建てる3年前に信州へ移住をしていたんです。子どもにアトピーがあり、環境の良さを求めていました。また、私自身登山が好きなこともあり、八ヶ岳の近くに住んで、週末は家族と山に行ければという思いで茅野市を選びました。

奥様
先に移住をしていたため子どもの小学校区が決まっており、その学区内で土地を探していました。分譲地の情報もありましたが、せっかく信州に住むなら家が立ち並ぶ場所ではなく、自然に囲まれた暮らしがしたいと思っていたところ、八ヶ岳がダイレクトに見える今の土地に出会いました。すぐに土地が見つかったわけではないですが、1年はかからなかったと思います。

 

 

移住後の暮らし

軒下の庭仕事道具薪割り、庭仕事、DIY。自分たちで手を入れながら暮らす上で欠かせない、タフに使える外まわり。軒を長くしたことで、外土間からウッドデッキまで天候に左右されにくい。

 

ご主人
わが家は子どもがいて、どんど焼きなどの地域行事にも参加したかったので隣組に入りました。寄合に行くと、この地域のことを色々教えて貰えるのでありがたいです。地域の皆さんが歓迎してくれているのを感じますし、お隣さんもよく畑で採れた野菜を持ってきてくれたりします。

奥様
わが家も家庭菜園に挑戦しています。夏場はキュウリ、トマト、バジルなど、色々なものを少しずつ作っています。仕事などで忙しく、きちんと手がかけられなくても意外と収穫できるんです。自分たちで作った野菜が食卓に並ぶのは嬉しいですね。夏場は雑草との闘いですが、庭もなるべく自然のままを活かし、ゆっくり時間をかけて手を入れていきたいと思っています。

庭で薪割する男性

ご主人
ウィンタースポーツはもともとやってこなかったのですが、せっかく信州に移住したので去年から家族でスキーやスノーボードに挑戦しています。登山が好きなのですが、冬の八ヶ岳は危険なので、近くの里山で週末に雪山登山を楽しんでいます。
県外から来たため、山に囲まれているというのが初めての経験です。どこに行っても山の景観を楽しめるのがとても良いなと思っています。特に八ヶ岳は見る場所や角度によって姿が変わるため、どこに行っても飽きないですね。緑の層が何層にも重なり、四季を感じることができます。山を見ると癒されますね。

 

 

標高1,000m、夏や冬の住み心地は

ご主人
猛暑続きだった昨年の夏もエアコン無しで平気でした。そもそもエアコンは設置すらしていません(笑)。
エアパス工法の効果はすごいと思っています。今の時期、晩秋にはエアパス換気口が開いていると寒く感じ、閉めると「まぁ暖房無くても大丈夫だね」という体感です。
季節の変わり目に換気口を開閉すると、体感気温が全く違って毎回驚きます。

奥様
真夏の時期に来客があった時、家に入ると皆さん「なんだか涼しい!」と言っていました。
温暖化で、この先どうなるか少し心配はありますが…あと5年くらいはエアコンが無くても大丈夫そうかな?と思っています。

 

 

家のこだわりポイントは

八ヶ岳を望む吹き抜けのフィックス窓
吹き抜けには、のびやかな景色を絵画のように切り取るFIX窓を並べた。隣家との距離が離れていることも、この土地の決め手の一つとなった。

 

ご主人
八ヶ岳の眺めるのが好きで、せっかく出会った土地なので八ヶ岳の眺望を楽しめるよう間取りにもこだわりました。
リビングからの眺めはもちろんですが、土間と吹き抜けも一般的な南側の配置ではなく、あえて景色が綺麗に見える東側にしました。リビングから土間、その先の外土間と八ヶ岳に向かって広がっていく間取りで、窓も大きくとりました。
また玄関からシューズクローゼット、パントリー、キッチンの繋がりも便利で、買い物帰りにも重宝しています。

奥様
水回りにもぐるぐると回れる回遊動線を採用しました。キッチン~脱衣室~洗面室~ダイニングと繋がっており、家事がしやすいスムーズな動線で便利です。

 

木製キッチンと板張り天井
キッチンは板張りの下がり天井と、造作の木製キッチン・食器棚で、統一感があるナチュラルな雰囲気に。オープンシェルフには、お気に入りのキッチンツールを並べて。

 

 

移住を検討されている方へのアドバイス

ご主人
私たちは長野県内、様々な自治体で行っている短期の移住体験を何度かしました。一週間ほど宿泊しながらどんな暮らしができそうかイメージし、生活のリズムや環境が自分たちに合う場所を選びました。
私の場合は身内や知り合いがいない場所だったので、本当に永住するか分からない状態でした。そのためまずは2年間お試しで賃貸暮らしをし、本当に自分達に合うか家族で話し合いました。
インターネットで多くのことが調べられる世の中ですが、実際に見ないと分からないことも実はたくさんあります。まずはお試しで住んでみるということも大切だと思います。

 

◎M様邸の暮らしの様子はフォトギャラリーにも掲載中!ぜひご覧ください。

「自然と共に暮らし、育む家」