常念岳や燕岳など、海抜3000m級の雄大な北アルプスを望む長野県安曇野市には、登山や観光のため毎年多くの観光客がやってきます。
他にも川があり、田園風景が広がる安曇野市は、全国的にみても移住者から人気のエリアとなっており、市への移住相談数は県内でもトップクラスを誇ります。
その美しい景観を守るために独自の土地利用条例を設け、景観から街並みまで守っています。
今回は、そんな人気の安曇野市の魅力や特徴を存分にお伝えしていきます!
目次
・まとめ
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長野県安曇野市ってどんなところ?
安曇野市は、人口約9万人の市で、北アルプスやそこを水源とする高瀬川、中房川などを望む自然豊かな美しい街です。
安曇野市は、日経BP総合研究所が2016年に実施した「将来住んでみたい市町村ランキング」で、なんと全国第32位にランクインしています。(参考:日経BP総合研究所)
また、2020年に行われた「街の住み心地自治体ランキング-長野県版-」において、現地の方の居住満足度は人気の松本市などを抑えて県内第一位となっています。(参考:大東建託調査)
引用:大東建託調査
安曇野市への移住のメリット
きれいな水資源
北アルプスからの雪解け水が伏流水となり、安曇野に日量70万トンもの湧水が湧いています。この清らかで豊富な水は、わさび栽培に用いられ、さらにその排水を利用してニジマス養殖が行われます。雪解け水は、北アルプスと共に暮らす安曇野市民に欠かせない存在です。
こういった水資源に恵まれているため、おいしい水を年中飲んだり、料理に使用したりできるといったメリットがあります。
白馬や大町までのアクセスが良い!
白馬五竜や八方尾根など、多くのゲレンデを有する白馬へはおよそ車で1時間、手軽に行けるスキー場も多い大町までは車で約40分で行くことができます。冬にウィンタースポーツを楽しみたい方にはもってこいの環境です。
特に白馬は世界中から注目を浴びている観光スポット。近年、アルプスを望む雄大な環境が人気を呼び、おしゃれで個性的なお店が次々とオープンしています。休日に手軽に遊びにいける環境は魅力ですね。
坪単価が安い場所が多く、地盤も強い
安曇野市内の坪単価は場所によって大きく変わりますが、中心部や駅周辺を選ばなければ、安く土地を仕入れることができます。安い場所では、坪単価10万以下で購入できる場所もあります。地域別にみると、三郷や堀金エリアは約10万円前後、明科エリアは約10万円弱、別荘地である穂高地域は駅周辺を除いて10万円以下の場所が多いです。また、災害の多い日本では土地選びの際ハザードマップを考慮する必要がありますが、安曇野エリアは地盤の強い地域も多く、加えてハザードも問題のないエリアが多いため、災害リスクも抑えられます。
安曇野市への移住のデメリット
移住人気を誇る安曇野市ですが、メリットの一方、デメリットも存在します。移住を考える上では、デメリットを把握しておくことは必要不可欠です。どんなデメリットがあるのか、具体的にみていきましょう。
公共交通機関が充実していない
安曇野市で暮らすには、車の所有は必須です。駅の数も少ないため、電車を利用する場合は、駅周辺に住む必要があります。車の所有には取得費以外にも毎月の維持費などの出費が伴いますので、月々の諸費用や免許取得を検討しておきましょう。
場所によっては土地が高め
安曇野市内は、坪単価10万円以下の場所も多いということは先に述べましたが、場所によっては土地価格が高くなってきます。
商業施設も多い豊科エリアでは、安曇野インターチェンジの近くで坪単価約20万円ほどになる場所もあります。頻繁にインターを利用したい方や、安曇野でも利便性を重視されたい方は、土地価格が高めになってくることを予め知っておきましょう。
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安曇野市で移住におすすめのエリア
安曇野市内でも、比較的利便性の良い地域から、本当の田舎暮らしを満喫できる自然豊かな地域まで、場所によって特徴は千差万別です。代表的なエリアをざっくりとご紹介していきますので、安曇野への移住を検討する方は、是非参考にしてみてください!
豊科エリア
このエリアは、安曇野ICや商業施設も多い地域のため、利便性を重視する方や、子育て世代の方にはおすすめのエリアです。遠くから山々を望める眺望で、住宅街が多いです。
高速道路で長野市や松本市方面に通勤される方、また頻繁に首都圏への移動があるといった方は、このエリアを検討してみてはいかがでしょうか。
穂高エリア
豊科エリアを北上した場所にあるのが穂高エリア。このエリアには美術館やカフェ、温泉郷などがあり、休日の安曇野を満喫できます。豊科よりも山に近く、より自然を感じられるエリアです。閑静な場所で子育てを行いたい方や、夫婦二人でゆっくり過ごしたい、という方におすすめのエリアです。
堀金・三郷エリア
安曇野市内では南部に位置するこのエリア。松本市にも距離が近いため、高速道路を使わずとも松本市内まで20分ほどで行くことができます。平日は松本に通勤し、休日は安曇野で田舎暮らしを楽しみたいという方におすすめのエリアです。
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安曇野市だけでなく、安曇野エリアもおすすめ
安曇野エリアとは安曇野市のみを指すのではなく、安曇野市に周辺市町村を含めた地域を指します。
移住を考えた時、土地は安曇野市内に限定して考える必要はありません。周辺地域も安曇野市と似た住環境であるため、同様に検討してみてはいかがでしょうか。
周辺地域には安曇野市の北側に池田町、松川村があります。安曇野市と同様に北アルプスや高瀬川など自然に囲まれた町村です。より白馬よりに位置するため、のどかな田園風景が楽しめます。町がコンパクトにまとまっており、電車も通っているため生活の便も良いバランスの取れた住環境であると言えます。
移住におすすめの安曇野エリア
池田町
池田町は安曇野市の北側、高瀬川の東側に位置する人口一万人弱の町です。
安曇野市と同様、白馬と松本市の中間に位置しどちらに行くにも便利な立地で、北アルプスの絶景を眺めることが出来ます。
大型スーパーや総合病院など生活に必要なものがぎゅっと集まっているため、コンパクトに生活が出来ます。
さらに池田町町内は平たんのため、自転車での移動が可能です。安曇野市に比べて土地の価格も低い傾向にあります。
松川村
松川村は安曇野市の北側、高瀬川の西側に位置し、池田町と川を挟んで向かい合う位置関係にあります。
人口も池田町と同じく一万人弱です。
松本駅と新潟県糸魚川市を繋ぐ大糸線が町内に走っており、二つの駅があります。通勤通学に電車を使う場合は便利でしょう。
安曇野市と同様、北アルプスと高瀬川に挟まれた田園風景が楽しめます。松川村も安曇野市内に比べて土地の価格が低い傾向にあります。
安曇野市に移住した方の声 U様
東京都から安曇野市へ移住をしました。安曇野市へ決めた理由は、松本市へのアクセスの良さと、田舎暮らしを満喫できることです。安曇野市は坪数が大きな売地が多く、広い庭が確保できたり北アルプスの山並みを眺める暮らしができることも魅力でした。
東京では週末は大きな公園へ出かけ、そこも混雑しているので子どもが人とぶつからないように気をつかいながら遊ばせていましたし、電車に乗るにもベビーカーがあると本当に大変でした。移住したことで子どもをのびのび遊ばせられるので、そうしたストレスがなくなり暮らしやすくなった、と思います。
安曇野市へ移住をして、価値観も変わり家族で過ごす時間が増えました。季節を肌で感じ、生きる実感が湧く暮らしです。
◎U様のインタビュー動画はコチラからご覧いただけます。
まとめ
自然豊かな環境とゆとりのある生活。雄大な北アルプスが感じられる景色がありながらも、生活基盤が整っているのは、全国探しても安曇野市だけではないでしょうか。これだけ魅力的な環境だからこそ、世界中から安曇野ブランドを求めて移住や観光にやってくる人が多いのもうなずけますね!
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