森にとけ込む、スキップフロアの家
原村 N様邸
「延床面積」|100~150㎡(30.2~45.3坪)
落ち着いたグレートーンとマットな質感が、木の窓枠や周囲の森と美しく調和し、静けさの中に佇むような外観に仕上げている。
片流れの屋根と窓の配置で、シンプルな外観にリズムを生む。
傾斜地の地形に合わせてスキップフロアを取り入れ、土地の高低差を活かしたプランニングとしている。
天井の間接照明が壁面をやわらかく照らし、夜は落ち着いたくつろぎの空間に変わる。
アールの壁や丸柱、球体の照明など、曲線を取り入れたことで空間に動きと柔らかさを与える。
スキップフロアによる段差が視線を切り替え、自然と居場所が生まれる。
曲線の壁に囲まれた空間に、小さな居場所を設けた。秘密基地のような安心感。
窓からの景色は、住み始めてから思わぬお気に入りに。緑が想像以上に美しく映り、季節の変化が毎日の背景になる。
カウンターとダイニングの照明は、クリアの素材であわせ、空間に統一感をもたらす。
タイル張りの壁と木の質感が調和するオリジナルキッチン。カウンター側から家族の会話が自然に広がる設計。
木目を活かしたカウンター。
カウンター前の丸柱は、選木ツアーで選んだもの。
ストーブはヨツールのF305B。大きなガラス窓から炎をたっぷりと楽しめる。
背面と床に配したタイルが、デザインのアクセントと機能性を兼ねている。
スキップフロアの一角が吹き抜けに突き出すこの場所は、家族の間で「半島」と呼ばれている。
スキップフロアの上部に設けたワークスペースは、リビングとの距離感が絶妙。開放感がありながら、作業に集中しやすい。
天井は長野県産カラマツの小幅板仕上げ。板張りのラインが外の景色へと視線を導き、森とつながる感覚を自然と引き出してくれる。
2階のフリースペースに置いたベンチは、家族のお気に入り。縞模様の座面と丸みのあるフォルムがかわいい。
イラストの仕事をする奥様のアトリエは、4.5畳のほどよいこもり感。北向きの正方形の窓から安定した自然光が入り、作業に集中しやすい。木のカウンターと棚はすべて造作で、必要な道具がすぐ手に届くレイアウト。
カウンターは身長に合わせて低めに設計し、長時間の作業でも疲れにくい。
アトリエ内にある、はしごの先には、子どもにとって秘密基地のようなロフト空間。
壁のニッチ棚には、遊び心のあるモザイクタイルをあしらった。
来客時には寝室としても使える、落ち着いた和の空間。
地窓の位置を低く設定することで、座ったときにちょうど良い目線で外の緑が見える。
造作の洗面台は幅1200mmの広さがあり、ゆったりと使えるサイズ。
クリ材とタイルの組み合わせがやわらかな印象をつくり、間接照明が顔まわりをふんわり照らす。
引き戸にはガラスを採用し、閉じた状態でも奥へと光を通す。
玄関框はアール形状で仕上げ、空間にやわらかな印象を与えている。
壁は珪藻土仕上げ。やわらかな陰影を生む質感が、空間に落ち着きをもたらす。
◎YouTubeでルームツアーも配信中。ぜひご覧ください。