【引用元】中川村役場
この記事では、長野県上伊那郡中川村に移住する際の情報を紹介しています。
中川村への移住を検討するなら、中川村の特徴や利便性、小学校などの教育施設や生活施設情報も重要です。
こちらで紹介する情報を中川村への移住を検討する判断材料にしてみてはいかがでしょうか。
目次
長野県中川村の概要
長野県上伊那郡中川村は、南向村と片桐村がし、昭和33年8月1日に誕生した上伊那地域の最南端に位置する村です。
人口は4851人、面積は77.05平方kmあります。
村の名前は村民から募集し、天竜川を中心に結束する新しい村として定められました。
長い歴史の中で生まれた民話や伝統が受け継がれており、歴史的な文化財や史跡なども残る村です。
歴史書にも記された「天竜川」
歴史書『 続日本紀 』にも記された一級河川、天竜川は田園地帯を潤す水源です。
天竜川の恵みを活かした酒蔵や飲食店、林業などが地域の産業を支えています。
「日本で最も美しい村」連合に加盟
フランスの温かく懐かしさのあふれる村を紹介する「フランス最も美しい村」に倣った、NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟してします。
失ったら取り戻せない景観や文化を守るために発足した連合です。
中川村を支える産業
河岸段丘を利用した段々畑にはリンゴやナシ、梅などの果樹園が広がります。
村の宝である美味しい水を用いて、明治から続く「酒槽搾り」と呼ばれる製法で造られた日本酒も有名。
さらに林業などが地域を支えています。
学校などの教育施設
村には保育園と小学校がそれぞれ2つ、中学校は1つあります。
高等学校はありませんが、村外通学にかかる費用を補助する制度があります。
採用/求人
村の職員として、土木技師や保育士を募集しています。
中川村へのアクセス
中川村へのアクセス方法には、車とバス、電車があります。
車でアクセスする場合、東京方面からは、中央自動車道で駒ケ根I.Cまで行き、三州街道の国道153号線を約25分走ると中川村に着きます。
名古屋方面からは、名古屋高速の都心環状線から中央自動車道に入りましょう。松川I.Cで中央自動車道を降り、県道223号線を進み、県道18号線に入れば到着です。
バスでアクセスする場合は、東京方面からは新宿バスターミナルで「伊耶・飯田線飯田駅前行」に乗ります。松川で下車し、タクシーに乗り換え15分程で到着です。
名古屋方面からは名鉄バスターミナルで「伊耶・箕輪線」を利用し、松川で下車ははタクシーを利用すると良いでしょう。
電車の場合、東京方面からは、新宿から「JR特急あずさ・松本行」に乗り、岡谷で下車します。「JR飯田線・豊橋行」に乗り飯島まで進み、タクシーに乗り換えて15分程で中川村に到着です。
名古屋方面からは「JR新幹線・東京行」で豊橋まで行きます。「JR飯田線・天竜峡行」に乗り天竜峡まで進み、「JR飯田線・岡谷行」に乗り換え、伊耶大島で下車します。その後タクシーに10分程乗れば到着です。
中川村のおすすめスポット
キャンプアニメにも登場した、中央アルプスと南アルプスを望む「陣馬形山」、渡場のイチョウ並木などの豊かな自然とふれあえるスポットが中川村にあります。
また、美味しい水を用いたベーカリーやカフェなどで地域の食材を味わうこともできます。
観光地・店
中川村の観光地や店は以下のとおりです。
陣場形山
中川村のシンボル的な存在で、標高は1445mです。
頂上のキャンプ場は「天空のキャンプ場」として知られていましたが、キャンプアニメにも登場したことで、さらに注目を浴びるようになりました。
登山道の途中にあるベンチは、眼下に広がる伊那谷を見下ろせる休憩スポット。条件がそろうと雲海が発生します。大型の望遠鏡も設置されています。
【引用元】長野県公式観光サイト
中川ショッピングセンター チャオ
「中川村農業観光交流センター」や生産者直売所「たじまファーム」、シェアキッチンなどがあるショッピングセンター。
中川村農業観光交流センターには、スタッフが地元の食材で作った加工品や、陣馬形山のキャンプ場で縁のあるキャンプアニメのキャラクターを展示するコーナーがあります。
お得なクーポンの配布や地元の食材を豊富に販売しています。営業時間は9時~22時、第1・3水曜は休みです。
カフェ セラード
中川ショッピングセンター チャオの中にある店で、こだわりのコーヒーを味わえるカフェです。
コーヒー豆は、直火式のロースターで自家焙煎しています。店内にはレトロなコーヒーミルやランタンが飾られており、コーヒーができるまでの時間も楽しめます。
自家焙煎したコーヒー豆は販売もしているので、自宅やキャンプ場でも淹れたてのコーヒーを楽しむことができるでしょう。
第1・3水曜日が定休日で、営業時間は9時~19時です。
basecamp COFFEE(ベースキャンプ コーヒー)
陣場形山の山頂展望台に行く途中にあるカフェ。店主である夫婦自らリノベーションした店舗です。
北海道で暮らしていた夫婦は、思い出の味でもあるスープカレーを店の看板メニューとして提供しています。
スープカレーには祖父母から引き継いだ畑で育った野菜をふんだんに使用。
また、移住者の輪を広げ、中川村に興味を持った人をつなぐために、店でコンサートやアート作品の展示会を開催しています。
毎週金曜日と、第2・3木曜日が定休日で、営業時間は10時~17時半です。
今錦(米澤酒造)
酒槽でゆっくりと酒を搾る「酒槽搾り」にこだわる、中川村唯一の酒蔵です。
創業は明治40年、南アルプスの水と地元産の美山錦を使った日本酒を作っています。
酒蔵の一角には試飲コーナーがあり、好みの味を探すことができます。
「今錦」、「年輪」、「おたまじゃくし」、「中川村のたま子」各シリーズがあり、きっと好みの味に出会えるでしょう。
定休日は月曜日ですが、祝日の場合は営業しています。営業時間は9時~17時です。
中川村の移住支援について
中川村に移住する際に利用できる支援制度は以下のとおりです。
詳しくは中川村公式HP https://www.vill.nakagawa.nagano.jp/soshiki/chiiki/5738.html を参照してください。
住宅取得に関する補助金
子育て世帯の住宅用地取得に最大100万円、子育て世帯の住宅取得に最大50万円の補助金制度があります。
また、「空き家等活用促進事業補助金」制度があり、空き家の改修や解体にかかる費用の補助を利用できます。
利用の条件は、空き家を所有し生活基盤が村にあり、5年以上居住することです。
「お試し住宅」もあり、最長1年間賃貸契約を結べるため、中川村の暮らしを経験してから空き家の購入を検討できます。
仕事に関する支援制度
特産品等開発や販路拡大の取り組みに10~50万円の補助金制度があります。
村内には「お試しシェアオフィス」があり、通信環境が整った自然の中のオフィスです。
オフィスの中心には地域とオフィス入居者を融合するダイニングもあり美しい村と都会に住む人々をつなぎます。
お試し住宅やシェアオフィスを利用しながら、中川村での移住体験をしてみることもおすすめです。
お悩みは移住相談会にてご相談ください
長野県への移住をご検討の方に向けて、オンラインの移住セミナーを定期開催しています。
この移住セミナーでは、長野県各地域の特徴や、移住に関するお役立ち情報、さらに、実際に移住されたオーナー様をお迎えして体験談をお話しいただくコーナーを設けています。
また、長野県への移住についてはオンライン相談を随時受付中です。
最近は展示場のご予約と合わせて移住相談をお受けするケースも増えています。
ぜひ、移住セミナー・オンライン相談をご活用ください。
まとめ
「日本で最も美しい村」中川村。
南アルプスと中央アルプスを望み、伊那谷を一望する絶景が自慢の小さな村は、人も気候もおだやか。
そんな村で暮らすことを目指し移住をする方も多く、多方面で移住者が活躍しています。
村の移住支援も整っているので、一度中川村を訪れ、その魅力に触れ移住体験をしてみてはいかがでしょうか。
私たちは設計士や施工管理士といった建築のプロでありながら、全社員が「信州コンシェルジュ」として豊かな信州ライフをサポートしていきます。
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