地方への移住が注目される今。
20代、30代の“現役世代”もその例外ではありません。
関東圏や名古屋圏へのアクセスも良く、かねてより移住人気の高い長野県は、数年前までは、退職後のセカンドライフや夏場の避暑としての別荘利用が一般的でした。
近年は若くして長野県へ主要拠点を移す方や、都市部で働きながら地方へ住まいを持ち二拠点生活を行う人も急増しています!
コロナウイルスの影響で、住まいはもちろん、働き方や子育ても多様化していく中、長野県への移住エリア新定番として注目されているのが「諏訪郡富士見町」です。
「移住をしたいけれど、自分たちにはどんな地域が合っているの?」という方必見です!
目次
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長野県富士見町ってどんな所?
提供:富士見町 (富士見町 創造の森彫刻公園)
長野県富士見町は、八ヶ岳の麓に位置する町。
その名の通り富士山の眺望はもちろん、八ヶ岳・南アルプスを臨みながら四季折々の景色を楽しむことができます。
生活圏の標高は700~1200mと程高く、年平均気温は10℃程度。
夏は冷涼な気候、冬の寒さは厳しいですが、全国トップクラスの日照量を誇る長野県内でも、比較的高い晴天率を誇ります。
東京圏からは、自動車や電車の利用で2時間ほど。
名古屋圏からは2時間半ほどで行き来が出来る、アクセスの良さも大きな魅力です。
富士見町移住のメリット
提供:富士見町 (入笠山の雲海)
都市部からのアクセス
冒頭述べたように、富士見町は関東圏からも名古屋圏からもアクセスの良いエリアです。
東京、高井戸ICからは中央自動車道の利用で約160㎞(2時間)で諏訪南ICに到着。
新宿駅から電車で向かう場合、特急あずさと普通列車の利用で約180㎞(2時間強)で着いてしまうため、完全な移住ではなく二拠点での生活を検討される方にとっても最適です。
充実した医療体制
富士見町には富士見高原病院という総合病院があり、13もの診療科があります。
産婦人科や介護部門も所属しているため、お子様からお年寄りまで幅広い世代の安心の暮らしを支えています。
また、近隣市町村にも3箇所の総合病院があり、安定した医療体制が整っています。
多様な働き方
富士見町では、「住み続けたいまち 住んでみたいまちづくり」をテーマに移住定住増加を図っており、町をあげて「富士見町テレワークタウン・オフィス計画」を進めています。
2019年4月よりスタートした同制度は、富士見町へ町外から移住を希望する方を対象に、家賃補助やネットワーク設備の設置補助、オフィスとして利用する空き家物件の紹介などを行っています。
また、2015年12月にオープンした「富士見 森のオフィス」にも注目が集まっています。
個室型オフィス、コワーキングスペース、会議室や食堂も備えた複合施設で、都心の企業のサテライトオフィス利用や、個人のテレワーク拠点として利用が可能です。
そして地域住民の方の交流の場にもなっているため、地方の人々と都心の人々を繋ぎ、新しい働き方や暮らし方の創造の場になっています。
そんな利用者同士の交流を起点に、数々の新事業や新商品の開発、ブランディング等も広がっています。
公式HPはこちら 〈富士見 森のオフィス〉
子育てにも多様な選択肢
富士見町は、町内5か所に保育園があり、待機児童はゼロ。
病児・病後児保育にも対応しており、中学校3年生までは医療費が無料です。
また、園舎を持たない自然保育スタイルの野外保育「野外保育森のいえ“ぽっち”」も注目が集まっています。
ここでは、『生きる力を育む~自然とのつながりを持った生活を基準とした保育~』を理念に、子供たちは四季折々の自然と繋がりながら過ごし、実体験を通じて自ら感じ考える力を身につけることが出来ます。
働き方と共に多様化が進む子育ての側面から見ても、富士見町には魅力があります。
公式HPはこちら 〈野外保育 森のいえ“ぽっち”〉
何といっても眺望が良い
提供:富士見町 (葛窪中央道トンネル)
“町のどこからでも富士山が見える”という声も多数あるほどの富士山眺望。
「関東の富士見百景」に選出されたビュースポットが3箇所あり、多くの登山家から広く愛されている八ヶ岳、南アルプスも町の至る所から臨むことが出来ます。
また、駅や役場を中心とした生活利便エリアと、田園風景や小さな平地林が点在したエリアが程よい距離を保ち混在しているため、魅力ある眺望を阻害される心配もありません。
そして「八ヶ岳ブルー」と呼ばれるほど晴天率が高いため、美しい山々を青く澄んだ空と共に存分に感じられます。
無料のオンライン『移住相談会』受付中
移住後の暮らしや住まいなどの心配事をお聞かせください。移住先が決まっていない方もご相談可能です。
富士見町移住のデメリット
冬の寒さが厳しい
町全体の標高が高いため、冬の寒さは厳しいです。
降雪は平均10㎝ほどと県内では比較的少ないですが、冷え込む時期にはマイナス10℃を下回ることもあります。
メインの移動手段は車になるので、標高の低いエリアも含めて冬用タイヤはマストです。
地域性の事前調査が必要
町をあげて移住者をあたたかく迎えてくれていますが、元々のお祭りや地域行事を大切にしている地域や地区行事への参加が積極的な地区もあるため、エリアを検討される際は、そのような側面も検討項目に入れる必要があるでしょう。
自治体の様子を役場へ相談したり、地元のイベントに参加するなど事前調査をするのも良いかもしれません。
土地情報件数があまり多くない
富士見町では、富士山や八ヶ岳の眺望、自然保護のため開発可能なエリアを定めています。
そのため、住宅を建設できるエリアが限定されているので諏訪圏周辺エリアに比べ、新規情報が少ない地区でもあります。
土地のおすすめエリアについては、次のテーマでお話いたします。
富士見町で移住におすすめのエリア
富士見町富士見エリア
先にお伝えしたように、富士見町では「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」のまちづくりを目指しており、町役場や駅周辺エリアに主要な施設がまとまっています。
雄大な自然に囲まれながらも中信エリア内では、徒歩10分~15分で生活に必要なスーパーやコンビニエンスストア、病院、駅、役場等へアクセスが可能です。
さらに、利便エリアと眺望エリアを町内で分けて立地させることで、富士見町最大の魅力である山並み眺望や、豊かな田園風景を損なうことなく楽しむことが出来ます。
また、同エリア内には、実際に移住をされた方が営む個人の飲食店や専門店も多く、人気の店舗も集まっています。
移住検討中の方も、気ままにまち歩きをしながら、町の住まい心地をリサーチしてみてはいかがでしょうか?
こちらから先輩移住者の方の声もご覧いただけます。
富士見町役場には移住・定住者のサポートを目的としたSST(住み続けたいまち。住んでみたいまちづくりチーム)があり、住まいや暮らしについて幅広く相談に乗ってもらうことが出来ます。
その際、おすすめエリアや土地情報についても相談が可能ですので、町を知り尽くしたエキスパートにおすすめを聞いてみるのも良いと思います。
SSTの皆様は私達工房信州スタッフとも、日々の情報共有や相談にご協力いただいているので、お繋ぎすることも可能です!ぜひお気軽にご相談ください。
富士見町へ移住した方の声 K様
いつか家を建てるなら、環境の良い富士見町が良いなと思っていました。「土地ツアー」で、いくつか土地を見て回りましたが、他の土地にはない抜群の眺望が決め手となり、この町で暮らすことを決めました。
眺望を大切に設計してもらったので、どの窓からも景色が楽しめ、四季の移ろいを感じられる毎日です。土間サロンでは、冬は薪ストーブで体も心も暖まり、夏は通り抜ける風を感じながらお茶をする。家族でゆったりとした時間を過ごせるようになりました。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、県内エリアの紹介として、諏訪郡富士見町の魅力やメリット・デメリットについてお伝えいたしました。
移住をしようと決めたら次はエリアを絞ることに悩まれる方も多いと思います。
新たな土地でどんな“暮らし”がしたいか、ご家族内でイメージ相談をしてみるのも良いですね。
今後もエリア情報を更新していくので、過去の記事や新規記事を参考に、お客様自身のベストエリアを探してみてください!
富士見町でのオーナー様実例はこちらからご覧いただけます。
▼ 富士山の借景を楽しむ家
▼ 八ヶ岳の山すその家
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