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信州の木

信州の木

信州の木

信州の木というこだわり

 
信州の木というこだわり

信州は山の国、森の国。ここで育った木を使うことに、私たちはこだわり続けてきました。その地の気候風土の中で育った木で建てることが理に適ったことであり、家を長持ちさせるのは自明のこと。しかも信州には、いい木が本当にたくさんあるのです。

けれども、私たちのこだわりは、当初なかなか理解されませんでした。無垢の木は生きていますから、当然割れや反りが出てきます。住んでいれば床に傷もつきます。近年、日本の家づくりでは、そうした「割れ」や「反り」を嫌い、防ぐことを追及した結果、集成材が生み出され、多用されてきました。でも、それで本当に住まいは快適になったでしょうか。

信州の木というこだわり

 

生きた木と暮らそう

確かに反りや割れは無くなりましたが、木も生きた木ではなくなりました。そして集成材に使用する接着剤から、シックハウスの問題が出てきました。

”便利さ"の前に、人の体の安全と健康が脅かされては本末転倒。私たちは割れたり反ったり、やっかいな木とつきあっていく暮らしを提案したいと思います。木のふるさと、信州に暮らすみなさまならば、きっとそのよさをわかってくださると信じて。

 

信州の家は信州の木で

大量生産の家づくりが主流になった時代、家づくりの素材も大きく変化しました。それまで地元で調達していた木材は、安価で大量に入手できる輸入材に取って代わられ、また大量生産に適した均一な材料として集成材が普及しました。

しかし、この信州の地を見返すと、そこには豊富な木材資源を有した広大な森が広がっています。特に、戦後植林された豊富な木材が、今まさに建築用材として利用可能な適齢期を迎えています(図1)。身近にこれほどの豊かな資源があるにもかかわらず、県産材を使用した住宅は、全体のうちわずか5%程度にとどまっているのです。

図1) 人工林の林齢分布

人工林の林齢分布

図2) 木造住宅(約38坪)の木材輸送過程CO2排出量

木造住宅(約38坪)の木材輸送過程CO2排出量

さらに、身近な資源の利用は、輸送エネルギーの大幅な削減にもつながります。例えば、約38坪の一般的な木造住宅を建てるケースを想定した場合に、県産材住宅、国産材住宅、一般住宅、欧州材住宅、という木材産地の異なる4つの住宅を比較すると、上図(図2)の通り、木材の輸送過程排出CO2に明快な差が出ます。県産材住宅と欧州材住宅の比較では、木材を運ぶ際のCO2排出量が6,288㎏異なり、分かりやすく身近なエネルギーに換算すると、2,734リットル分のガソリンの消費エネルギーと同等、地球一周分のエネルギーにも相当し得るのです!(燃費15km/Lで計算)

信州の家には信州の木を使うことが、いかに自然なことであるか、お分かりいただけるのではないでしょうか。

 

天然乾燥へのこだわり

工房信州の家の展示場や完成住宅に入ったお客様のほとんどは、最初にこうおっしゃいます。「わぁ~、木のいい香り」、と。その香りの秘密は「天然乾燥」。たかが乾燥と思われるでしょうか?ですが、乾燥の仕方で木の風合いはまったく違ってしまうのです。

一般的に、製材した木材を乾燥させる方法は2つ。機械を使った「人工乾燥」と、太陽と風の中で自然に乾燥させる「天然乾燥」です。 現在、多くは効率を優先して人工乾燥されていますが、私たちは駒ヶ根に専用のストックヤードをつくり約40棟分の木材を天然乾燥させています。

そこまで「天然乾燥」にこだわるのにはワケがあります。木材を高温で乾燥させる人口乾燥材は、色も黒ずんで、香りもどこか焦げくさい。それに比べて天然乾燥させた木材は、色は白くツヤがあり、香りも木本来のもの。また、長野県と協力して行った木材の強度試験では、人工乾燥材よりも天然乾燥材のほうが、木材を曲げた時に折れずにギリギリまで曲がって耐えてくれる「ねばり強さ」があることもわかりました。

長野県で生まれ育った木の、本来の香りを感じてほしいから。

木を使った家ではなく、木を生かした家づくりへ。

 

天然乾燥へのこだわり

天然乾燥ストックヤード

 

間伐材も無駄なく利用

建築用材に使える太い木材を育てるためには、森林整備が欠かせません。しかし、通常の森林整備では、間伐した木はそのままその場に捨てられる、いわゆる「切り捨て間伐」が行われています。長野県は県土の8割を占める森林のうち、約4割が戦争直後に植えられた人工林です。人工林は放置しておくと、隣接する木の枝葉が重なり合って林に日が差さなくなり、十分な成長ができなくなってしまいます。人工林には人が継続して手を入れ、成長に応じて木を間引いていかなければ、豊かな森は育ちません。ところが、建築用材としては細すぎる間伐材には買い手も無く、そのまま山に捨てられ十数年かけて腐らせるしかなかったのです。

しかし、間伐材と言えども、何十年もかけて育った立派な資源。これを無駄なく住まいに活かすことができないかと考え、2007年、「工房信州の家」とNPO法人「森の座」が共同で、薪供給システムをスタートさせました。これまで捨てられるだけだった間伐材を薪ストーブの燃料として利用するため、薪ストックヤードを設置し、「工房信州の家」のオーナー様に安価でご提供する取り組みです。

遠目では豊かに見える信州の森は、実は思いがけないほど荒廃しています。地元産の木を、建築用材として、薪として、積極的に活用していくことが、健康な森の循環を取り戻すことにつながるのです。

> 信州の恵みを活かす 薪ストーブ

間伐材も無駄なく利用


 

信州の木

寒くて雪の降る信州の家づくりでは、その風土に合った頑丈な素材がなくてはなりません。
工房信州の家では、信州で長い年月をかけて育った、
豊かな森林から作られた「信州の木」を使用し、景観、風土共に
信州の土地にもっともふさわしい住宅をご提供しています。

 

信州の木使用率80%を誇ります

従前における県産材の使用率は35%でした。それは県産材の供給ルートが未整理であったため、一部は早期に調達可能な国産材を使って建設していた為です。

しかし、このグループ結成により、工事契約から工事着工までの使用材料・搬入日の情報のネットワークを確立させ、供給の安定化を図ることで、県産材の使用率を80%まで上げることが出来ました。

県産材使用への取り組み

 

木材の生産履歴と流通ルートを明確に

工房信州の家では、安定して長野県産材を供給するため、平成15年11月に長野県の「信州木づくりの家」整備推進事業による地域住宅産業グループとして認可されました。

全ての工程がグループとして、円でつながる全く新しい情報ルートを採用しているため、お客様の需要にお応えし、安定して質の高い信州の木の供給を行っています。

木材の生産履歴と流通ルートを明確に

 

オーガニックな家づくりのための材料選びと工務店選び

オーガニックな家づくりでは、有害化学物質を発散しない自然素材の建材をどう入手するかが、まず問題になります。

たとえば無垢の木は、一見すると化学物質とは無縁の素材と思えます。しかし、そうでない場合もあるのです。乾燥しにくい太い木材は、流通の過程でカビが生えたりしないように、防カビ剤を添加されていることがあります。市場で流通する木材は、その可能性が高いといえるでしょう。また、土台などに使われる木材は、腐食やシロアリの食害を防止するため、有害な化学物質を浸透させたものもあります。そのため、これらの木材を使用したくない場合、どのようにして処理されていない木材を入手するかが問題となります。

このとき、家づくりにかかわる工務店や設計者が産地の人びとと直接やりとりできれば、薬剤で処理されていない木材を手に入れることが可能になります。産地の人びとは、原木から製材、乾燥などの工程のなかで、薬剤で処理したものか、そうでないものかは、はっきりわかっているからです。

私たちのグループは製材所(川上)から施工(川下)まで網羅することで、安全な信州木材を提供することが可能です。

 

オーガニックな家づくりのための材料選びと工務店選び

工房信州の家づくりグループ

 

主要構造部は100%信州の安全な木材です

工房信州の家づくりでは、主要構造部に100%信州の木を使用しています。その他、化粧丸太、床材、板材など、場所に応じて適した種類の信州の木を使用し、お客様へ安心と信頼の住まいをご提供しています。

信州の家は信州の木で

 

無垢材と集成材の違い

住宅に使用する木材には、無垢材と木材を薄くスライスして接着した集成材の2種類があります。木の家に住むことは、木とともに生きるということ。木は、伐採されてからも、生き続けます。

無垢材

集成材

 

木の種類

木の種類

※1腐りにくさ
※2シロアリに対する強さ
※3高温蒸煮乾燥により解決できる

信州の木

工房信州の家は、木にこだわり、
信州の木と共に生きる生活をご提案しています。
信州の景観と風土に最適な、信州の木を使った家づくりのため、
わたしたち工房信州の家は木の生産や管理も一貫して取り組み、
お客様に安心と安全の家づくりをお届けしています。