H22年度 日々の出来事

マネージャー 山岸の現場監督日記

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建築中レポート

1. 2009年12月24日

「安全パトロール」

毎月、施工中の作業所を巡回し安全に作業をしているかチェックする安全パトロール。危険な箇所はないか、安全管理の様子を確認します。日頃から安全管理を行っている担当者もこの日は特に緊張です。月に一度、安全に対する意識を再認識する一日となります。巡回後は会社に帰って反省会を行い、ここで出た課題を検討して安全に対するリスクを減らしていきます。

2. 2009年12月25日

「工程内自主検査(基礎配筋)」

住宅の着工から完成まで、お客様に9回の立会い検査をお願いしています。お客様に見ていただく前には担当者の行う工程内検査があり、その前に施工パートナーによる自主検査があります。
写真は、鉄筋が正く配置されているか鉄筋業者が検査を行っているところです。糸を通して鉄筋が曲がって配置されていないか確認しています。見事合格!コンクリートを流し込むと見えなくなってしまう部分だけに、しっかり見ておく必要があります。

3. 2009年12月26日

「アンカーボルト」

基礎の上から出ている鉄の棒をアンカーボルトと言います。アンカーボルトは、コンクリートの基礎と木の土台を繋ぐ物で、建物の重さを基礎にしっかり伝える役割、又地震の時に建物が基礎からずれないようにと、とても重要な金物になります。
工房信州の家は、基礎に入れるアンカーボルトの位置を決めています。法に基づく位置はもちろん、土台の繋ぎ目や開口部の下など、1件あたり100本以上のアンカーボルトが使われているんです。

4. 2010年01月21日

先日新築後1年経過したお客様の家を訪ねてまいりました。
住み心地のお話を聞いていたその中で夜寝ているときに木の割れる音がする!そして実際に見える梁が割れている!と、とても心配そうな様子で話が出てきました。こういったお話しはかなりのお客様からお話を聞きます、無理も有りません、私も聞いたことが有りますが木が割れる時の音は寝ていても目が覚める程の音です、そして実際に割れているのですから、、、、。
ご安心ください!これは木材がこの家の環境になじむ中、乾燥によって木の繊維(細胞)が収縮し固まり強度を増していく途中で起こる事です。
そんな話しを常にさせていただきご理解していただいています。
それなら安心!お客様もほっとされます、又その話を聞いて、見えている割れた梁も自然な木の感じで気にならないと言うお話しもいただく事もあります。
木について理解していただける事はとてもうれしく思う中、理解をいただけなければおすすめできないなとも感じています。

5. 2010年02月06日

2月に入って真冬!になりました、今年は暖冬と予想していたのに・・・・・ やはり冬は冬ですね。
さて、工房信州の家の床板は信州材のアカマツとカラマツを張っています、幅も15?の幅広です、こだわりの信州材幅広ですが過去に材料が足らなくなりそうな事がおこりました。アカマツの伐採は木が水を吸い上げる暑い夏を避けて行います、一時期伐採量にも限りがある為私たちは次年度の使用量を予測して伐採します、ですので使用量が伐採量を上回ると無くなってしまいます。無くなった場合はカラマツに替えていただくしか有りません。
写真は床板の抜け節やヤニ袋に木を埋めた物で「埋め木」と言います。製材所では限られた材料を有効に利用しようと職人が一枚一枚「埋め木」を行っています、こうしないとこの板は使えません、この職人技で少しでも貴重な材料を生かす事ができます。
皆さんも床板を見た時にこれが有ったら無垢板だと思ってください、展示場の床でもこの職人技は見られますので是非ご覧ください。

6. 2010年02月12日

ガラの悪そうなおやじ達が集まって何やら良からぬ相談をしている。と言った感じの写真ですが実はこれ「匠の会」の集まり風景です。工房信州の家では2カ月に1度工事に携わる職人さんが集まり情報交換又勉強会を開いています、それが「匠の会」です。この写真は大工さんに集まっていただき施工方法を話し合っている所です。大工さんと言えば職人の中の職人、個人それぞれ良い考えをいろいろ持っています、それを現場に生かすのは当たり前ですが、それでは「工房信州の家」の表情が職人によって変わってしまいます。そこで、この「匠の会」で知恵を出し合いより良い住宅、誰が携わっても間違いの無い住宅を目指しています。「匠の会」は36社10業種のパートナーにより行っています、回数も今回で39回、これからも回数を重ねレベルUPを目指していきます。

7. 2010年02月23日

この写真なんだかわかります?
これはあるお寺の軒裏(屋根の下)の写真です。このお寺は100年程前に建てられた物ですがそれなりの趣きのある外観になっていました、こんなに木の部分が白茶けて腐っているように見えますがこれは雨の吹き込みでシミが出来ている状況です。さて工房信州の家の軒裏も木が見えています、何年か経つと同じように白茶けてきます、お寺ならそれも風格の一つでしょうが住宅ではあまり見栄えのいいものではないでしょう、外観を綺麗に保つには定期的にシミを消していくのですが長い年月放っておくととシミもなかなか取れず費用も予想以上にかかります。きれいな木の家に住むにはやはりメンテナンスもこまめに行う必要があります。お寺の様にはしたくないですね。

8. 2010年03月06日

薪ストーブの焚き方勉強会をしました。使った人ならわかると思いますが使い慣れるまでなかなかうまく火は燃えません、お客様に薪ストーブを提供している私たちですら、実は本格的に燃やした事は数少ないのです。この日は火の着け方からダンパーを開けるタイミング温度管理等専門の方から教えていただきました。そんな中で管理のポイントをいくつか上げておきます。
?ストーブ温度は表面温度200℃又は触媒の温度計500℃〜600℃が目安?乾燥した薪を必ず燃やす?煙突掃除は毎年行うこと。最低限この管理はしましょう。面白がって焚いてストーブ温度を上げると煙突の中でタールが燃えて煙突が高温になりすぎ1シーズンで取り換えになることもあります、また木の扉が曲がり取り替えることも。逆に温度が低すぎると煙突詰まりの原因になるとの事です。薪も濡れていると煙突詰まりの原因になるとの事です。なかなか使いこなすには時間がかかります、がそれだけに人気もあるのでしょう。使いこなすコツはとにかく使ってみてうまくいかない時はストーブを設置したプロに聞く事、その繰り返しですかね、この日の勉強会、私も頭では理解したつもりですがはたして使いこなせるか、、、。

9. 2010年03月15日

私たちは、工事期間中お客様に9項目の立会検査(確認)をお願いしています。工事が進む中、壁の中などに隠れてしまう部分を隠れてしまう前に見ていただこうというものです、目的は合否をはっきりさせると言うよりはご自分の家を知る思い出づくりの意味の方が大きいでしょう。もちろん見ていただく前には事前に社内検査をクリアーしての事になりますので安心してください。
写真は柱の傾きを測っての記録です、全数量(80本位)測ってあります、意味は検査の時にお話しします。

10. 2010年03月24日

建具新デザイン!!!? 乞うご期待!

11. 2010年04月03日

5年前に完成した免震構造の住宅に点検に行ってきました。定期的な点検が義務付けられていまして今回は5年点検になります。基礎の中に潜ると当時の思い出がよみがえってきて懐かしく感じました。すべて問題無し!!

12. 2010年04月03日

免震構造での免震装置の動きを調べています。これはH19年に起きた能登半島地震の時の動きです、その時は震度3でした。震度3でもかすかに動きました。

13. 2010年04月13日

家の建て替えをする時、まず今までお世話になっていた元の家を解体しなければなりません。長年暑さ、寒さ、雨、風をしのいでくれた家です、古くなったからといって簡単に潰すということはなかなかできません、写真はそんな家の神様に今までのお礼ということで塩、米をお供えしている所です、人によっては酒を蒔いたりする人もいますが気持ちが入っていればこだわらなくても良いのではと思います。
又元の家の思い出にと何かを新しい家の一部に使う人もいます、そうする事で先祖にも喜ばれ、思い出も残っていくと思います。

14. 2010年04月23日

住宅の骨組みを加工する工場です。
とにかく広い!!  工場の中を木材があちらこちらに、その中で住宅の骨組みが加工されます。 是非家づくりの際は見学しましょう。

15. 2010年05月06日

山の木を使って家を立てたい!
御先祖様、お父さんに育てていただいた山の木で。
でも数本でも可能なのかな?
と思う方は山国信州にはたくさんいらっしゃいます。
記念づくり、思い出づくりを、私たちに手伝わせてください。

16. 2010年05月20日

信州のとある分譲地です。
工房信州の家がとても似合う環境です、私も初めてここに立った時はとても感動しました。こういう所に住めるってうらやましいですね。

17. 2010年06月04日

工事中の建物内部に張る掲示板を作りました。
緊急連絡先、パートナー名、工程表、魅せる作業所づくりの為の守るべき10か条、お知らせ欄 今までドアに貼っていましたが、、、これも魅せる作業所の一つです。

18. 2010年06月11日

今週お客様の山で、住宅の材料にする木の伐採をしてきました。
セミが鳴いていて少し汗ばむ中、もう夏間近という感じでした。
でも山の中はヒンヤリ〜 気持ちの良い山仕事でした。木を切った下から空を見上げるとぽっかり穴があきました。

19. 2010年07月01日

松本に展示場を建てる事になり施工の方も完成に向けて動きだしました。
写真は展示場で使う丸太の一部です、全部で9本使います。今度の展示場は今までとは大きく違う雰囲気になります。

20. 2010年08月02日

暑い夏が続いています。
そんな中松本展示場の基礎が完成しました!!!

21. 2010年08月02日

今日から解体するお住まいです。
昨日神主さんによって解体前のお祓いをしていただきました、皆さま今までの愛着の住まいに感謝していました。

22. 2010年08月10日

ビス定規です。
当社では壁や天井下地を張る時のビスの間隔が決められています、1枚のボードにビスは58本打たれています。大工さんそれぞれがさまざまなビス定規を作っています。

23. 2010年08月10日

これも住宅の基礎です斜面に建つ家は背の高い基礎になります。

24. 2010年08月19日

時々家の解体の下調べに行きます、その時に珍しい動物に会う事があります。

25. 2010年08月19日

松本展示場で使う太鼓梁です。
機械では加工できません、大工さんがノミとノコギリで加工します。

26. 2010年08月23日

前に紹介した松本展示場の太鼓梁が乗りました。 ホッとしています。

27. 2010年08月23日

まだまだ暑いですね!!
現場で大活躍の扇風機です。

28. 2010年09月02日

これは大工さんの工事が終わって仕上げの内装屋さんに渡す前の状況です。
後の仕事に迷惑をかけないように掃除は完璧です。

29. 2010年09月02日

基礎のコンクリートを流す前の鉄筋の様子です、社内の検査がありますがそれとは別に私もすべての現場を確認します。

30. 2010年09月07日

お客様の山の木(赤松)がきれいに納まりました、存在感!!

31. 2010年09月07日

これも山の木(桧)丸太柱は職人技で取りつけます。

32. 2010年09月19日

上棟式にて投げ餅を行いました。
最近ではあまり行わなくなりましたが、ご近所の皆さまにもお集まりいただきとても賑やかな投げ餅となりました。

33. 2010年09月19日

ストックヤードに新しい丸太梁が入りました、樹齢200年は超えると思われる栂の丸太です、普段は手に入れることは出来ないものです。
南アルプス国立公園内の林道の整備で伐採したものだそうです、これから乾燥させ製品になるには3年はかかると思いますが今から楽しみです。

34. 2010年09月28日

私たちは定期的に「匠の会」を行っています。工房信州の家に携わっていただいている施工パートナーが情報交換や勉強会を行う集まりです。日頃の作業の中からもっと良い住宅を作るには。  プロの勉強会の風景です。

35. 2010年09月30日

これから家の骨組みを組む建て方の朝です。佐々木棟梁が一日の段取りを思い描いています。

36. 2010年10月15日

築80年の旧家を新築した際、古くから使われていた襖の引き手金物を、新築の家の襖に使いました。思い出が残りました。

37. 2010年10月22日

ここは骨組みを加工するプレカット工場です。すべての現場の材料の良し悪しを加工前に確認しています。

38. 2010年10月29日

大工工事が終わりこれから仕上げに入ります。仕上げ前に工程等パートナー間の調整を行い手戻りの無い工事をします。

39. 2010年11月06日

松本展示場本日プレオープン!
前夜、最終確認、準備、お掃除と皆が夜遅くまで頑張りました。
間に合って良かった!

40. 2010年11月12日

冬間近です、薪ストーブの季節です、みなさん準備はよろしいですか?

41. 2010年11月24日

上棟式でした、なかなか経験しない投げ餅を行いました。

42. 2010年11月25日

長野へ安全パトロールに行きました。
こちらでも基礎天端±0ミリを目指していました。

43. 2010年11月30日

太鼓梁を直行する梁に納める為には型板を作ります。1つ1つ手作業で繋げていきます。

44. 2010年12月06日

これはチギリと言うものです。
木の割れた所に取り付けてこれ以上動かないようにする物です。
無垢のテーブルの様な家具の表裏を見てみてください、どこかに有るかもしれません。

45. 2010年12月18日

寒い季節になりました。が今日から建て方です、山は何となく吹雪いていますが天気予報を信じて、安全作業で頑張ろう!

46. 2010年12月24日

お客様の山へ行き自宅の建築に使う木を見ました。ご自分で手入れされたそうです。

47. 2010年12月29日

工房信州の家の新しい仕様の打ち合わせです。この絵なんだかわからないと思いますが、、、。今年はこれで終わりです、 来年もよろしくお願い致します。

48. 2011年01月19日

あけましておめでとうございます。
年頭から住宅の話題ではありませんが1月9日に地区のどんど焼きを行いました、毎年この時期は雪が積もっているのですが今年は全くありません、豪快に燃え上がる炎に延焼を心配しましたがバケツに水等用意したおかげで行事も無事終了、備えあれば憂いなしですかね。それでは今年もブログを通してよろしくお願い致します。

49. 2011年01月28日

この写真なんだかわかるでしょうか?
今騒がれている松喰い虫被害の状況です。もとは松林でしたが今はこの状況です、駆除の為に短く切った松の木がビニールに巻かれていますが100本以上有りそうです。もう東北まで広がっているそうです。

50. 2011年02月15日

大雪が降りました、大変だ!!
でも現場はご覧の通り鉄筋の上にはシートを被せ雪かきも楽に出来ました。
冬の雪対策は欠かせません。

51. 2011年02月26日

木のすずの鈴木さんです、日頃から工房信州の家の家具を作っていただいています。これは制作途中の木製キッチンです、最近かなり注文があるとの事で多忙な毎日だそうです。