外部木部の再塗装

外部木部の再塗装の様子をご紹介します。

工房信州の家では、家の中だけでなく、外部の一部でも“木”を採用しています

環境にやさしく、素材としての強さや美しさを持つ木材ですが、天然素材ゆえの弱点もあります。

それは紫外線や雨風よる劣化、そしてカビなど「自然の外敵」からの影響を受けやすいこと。

特に屋外で使用される木材は、日々厳しい環境下におかれているため劣化しやすくなるのです。

屋外で使用する木材をできるだけ長く、そして美しいままに保つには、日々のこまめなお手入れが重要です。

立地条件などによって異なりますが、3~5年に一度、木部の再塗装をおすすめしています。

再塗装の前に、サンドペーパーでキレイに磨き、汚れやカビで黒っぽくなっている箇所は

カビ取り漂白材で、しっかり汚れを落とします。

塗装業者さんの手にかかると、みるみるキレイになっていきます!

 

 仕上げに木部専用保護塗料を塗ります。

木の表面に新たな保護膜ができ、耐久性も美しさも長く維持することができます。

 

木は手がかかりますが、それだけ家に愛着も湧くと思いますよ。

 

 


さらに、塗料と方法を変えた場合を紹介します。 

 

塗料は「和信化学工業さんの ガードラックアクア」 

基本1回塗りで隠ぺい力が自慢の商品です。 

 

写真の軒天井は、引渡し後9年経過していますが、軒天の汚れやカビが気になってきたとのこと。 

今回はカビ取り漂白剤を使用せずに、塗装しました。 

右側は2回塗り、左側は1回塗りです。 

写真でみても左側はまだきれいになっていないように見えますが、全体のバランスから左側の1回塗りで良いと決めました。 

建物の見た目をどう整えたいか、ぜひ楽しみながら、愛着をもって管理して頂きたいです。 

 

 

これから秋のシーズン、温度も湿度も安定するこの季節、塗装に最適です。 

今年はどこに手を入れてみましょうか。