畳表の裏返し、表替え

お客様から、「ネコを飼っているので、畳の毛羽立ちと汚れが気になる。畳の交換をしたい。」との相談を頂きました。
畳の交換の前に、畳表の裏返しや畳の表替えといった方法をご提案いたしました。

使用状況によって次の順で検討します。
1.畳表の裏返し→2.畳の表替え→3.畳の交換

1.畳表の裏返し(新築から2?3年が目安)
畳表は、表と裏の両面使用できます。
裏側がきれいなうちに裏返しをすれば一枚の畳表をきれいに長くご使用頂けます。縫い付けてある糸を切って縁を外し、その畳表だけをひっくり返して再び畳床に縫い付けます。縁は新品になります。
2.畳表替え(新築から3?5年が目安)
シミがある場合は表をひっくり返してもシミが残っている場合がありますので、その場合は畳表の交換になります。それでももちろん、畳の交換よりは安価で行えます。
3.畳の交換
畳床の弾力がなくなってきたり、凹凸がひどい場合は、新しい畳に交換です。

写真下段は、人気の縁無し畳です。
洋室の雰囲気にもマッチしますし、同じ和室とは思えない高級感が出ます。
新しくする際に検討してはいかがでしょうか?
但し、価格は通常より高めです。