お宅訪問記

エリア別|長野エリア

テーマは「エコ」と「山」

2013年 千曲市M様邸

世代を超えて親しまれる住まい

定年帰農を前提とした家づくり

定年帰農を前提とした家づくり

千曲市の山間、昔からの農家が集まる急斜面の集落に、3世代が集う大きなお宅を建てられたM様。水稲を30アール、ブドウも同じく30アール、他に桜やボケなどの花木も栽培する古くからの農家。現在は、80歳を超えてまだまだお元気な親御さんご夫婦が主に農業を営み、会社勤務と兼業される50代のご夫婦と、お子様3人、お孫さん1人の8人が住まう家だ。

「定年後は就農して、先代が守り続けてきた農業を引き継ぐつもりです。そのための拠点がこの家。先代に骨を休めてもらい、自分たちも使い勝手がよく、住みよい家をめざしました」とご主人。「前の家に愛着が強かったおばあちゃんが、『いい会社に建ててもらって良かったね』と言ってくれたので胸をなでおろしています」と奥様も笑う。

定年帰農を前提とした家づくり

 

テーマは「エコ」と「山」
テーマは「エコ」と「山」  

M様の家づくりのテーマは「エコ」と「山」。先代が、自ら炭を焼き、それで暖をとる暮らしを続けてきたこともあり、新しい家でも炭を使った掘りごたつ、薪でわかすお風呂などを希望された。夏も冷房なしで過ごし、冬は自給型燃料を使用するエコな暮らしをすることができる住宅を求めていくと、自然とエアパスソーラー工法の「工房信州の家」にたどりついた、とおっしゃる。

テーマは「エコ」と「山」

もう一つのテーマである「山」については、フォレストコーポレーション社長 小澤仁の本『信州の木の家へ帰ろう』をお読みになり、「自分の山の木で家づくり」の取り組みに共感されたことがきっかけとなった。「持ち山は、父や母が一年に一度、下草刈りに行く程度しか手を入れていませんでした。この山の木はどうせ何にも使えないだろうと思っていたのですが、あの本を読んで、もしかしたら使えるのかもしれないと思うようになったんです」。

テーマは「エコ」と「山」

実はその後、工房信州の家だけでなく、いろいろなメーカーや工務店も回られたそう。しかし、自分の山の木を使うには伐採・搬出・製材・乾燥などの工程を経なければならないため、それに対応できる会社は少なかった。

「先代が守ってきた農業を継ぎ、山を継ぐということは、先代の暮らし方を自分たちも実践していくということだと思います」。しかし、昔ながらの間取りや、不便な水回りなどでは、到底、快適には暮らせない。さらに、そう遠くない将来において「介護」という大きなテーマも浮かび上がってくる。

そこで、掘りごたつや薪の風呂に代表される「先代の暮らし」の良いところを継承し、先代が手を入れてくれた山の木を使って家をつくる、そしてその家を拠点にして、先代からの技術を継承し、介護しながら農業を引き継いでいく――という家づくりと今後の暮らしのプランが生まれた。

 

テーマは「エコ」と「山」

テーマは「エコ」と「山」 

 

昔ながらの自然力を引き継ぐというストーリー性

昔ながらの自然力を引き継ぐというストーリー性

「こたつや風呂釜は、既成の製品を組み合わせてつくるのが一般的だと思いますが、私たちの希望に合わせて、何をどのように組み合わせたらよいか、フォレストさんと一緒に考えたプロセスが楽しかった。パートナー会社の皆さんも、思いを共有してくださって、前の家の解体工事の時から、『この部材は再利用しよう』と提案してくれたり、先代の思い出話に耳を傾けてくれたり……同じ思いで一緒に家づくりを進めてくれたという印象が強くあります」。

そう話すM様は、当社の県産材天然乾燥ストックヤードの重要性を指摘された。「人工乾燥ではなく天然乾燥なのは、色艶が良くなり、木に粘りが出るという機能の面だけでなく、エコな暮らしをしようという人間にとっては、昔ながらの自然力を引き継いで使っているというストーリー性に共感できるのです。自然との共生という考え方が根本にあり、それが家づくりに活かされている、それがよく伝わってくる感じでした」。

信州の木を天然乾燥させ、職人さんが磨き上げてきた在来工法で、現代的な和モダンな家をつくる。それが、地域で先人の暮らしを引き継いでいこうとされている皆さんの心とつながるのだ、ということを教えられた。

 

昔ながらの自然力を引き継ぐというストーリー性

昔ながらの自然力を引き継ぐというストーリー性

 

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Mさんご家族

Mさんご家族

消耗品ではない、納得のいく家づくりを

書店で目にした小澤社長の本を読み、循環型の家づくりにとても共感しました。また、初めて展示場に伺った時の、居心地の良さも印象的で‥。家は消耗品ではありませんから、自分たちの納得のいく住まいづくりをしたいと思い、工房信州の家を選びました

新築なのに、体に心に“馴染む”住まい

祖父の植えた山の木や、旧母屋の古材など、私たち家族に馴染み深いたくさんのものがこの家には息づいています。そのおかげか、新築住宅だけれど、馴染むのに時間はかかりませんでした。両親からすると、きっと新しい住宅の使い勝手の良さも感じつつ、昔懐かしい気持ちもあるんではないかと思います。

 

Data
  • 竣工 H24年9月
  • 延床 52.35坪(173.06㎡)
 
Staff
 

 

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