愛犬のために決断した信州移住。八ヶ岳の景色と四季を楽しむ原村の暮らし

原村へ移住 K様

移住ケース別|転職なき移住

DATA

移住先/東京都から諏訪郡原村へ移住【八ヶ岳エリア】
移住年月/2025年12月
家族構成/ご夫婦、愛犬のかりんとう君

 

東京の厳しい夏の暑さから、愛犬のかりんとう君を守りたい。そんな思いが後押しとなり、長野県原村への移住を決めたK様ご夫妻。

移住前には茅野市の体験住宅で、夏と冬それぞれ1か月間の暮らしを経験。信州の気候や生活環境を実際に確かめたうえで、新しい暮らしをスタートされました。

八ヶ岳の雄大な景色を望む住まいで、かりんとう君とともに過ごす日々。
移住のきっかけから信州ならではの四季の楽しみ、家づくりのこだわりまで、ご夫妻にお話を伺いました。

かりんとう君

 

移住への第一歩

ご主人: 土地や中古住宅のサイトを見ているうちに、茅野市の体験住宅を知ったのが始まりです。

長期間滞在できて、犬も連れていける体験住宅はなかなかありません。茅野市では、運よく7月と11月にそれぞれ1か月間利用でき、夏と冬の暮らしをじっくり体験できました。

それまでも旅行や貸別荘で訪れることはありましたが、実際に2か月間生活してみた経験は、移住を考えるうえでとても大きかったですね。

 

長野を選んだ理由

ご主人: 長野の魅力は、何といっても夏の過ごしやすさと景色の良さですね。

体験住宅では、観光ではなく普段どおりに買い物をして食事をする中で、食べ物や水のおいしさにも気づきました。実際に暮らしてみなければわからなかったことです。

移住先は最初、山梨県の北杜市周辺から探していました。ただ、標高の低い場所では思っていた以上に暑く、次第に長野方面へ候補が移っていきました。こちらの気候や暮らしやすさを知り、自然と移住先が決まった感じです。

奥様: 茅野のあたりは、お店が思っていたより近くにまとまっていて、買い物にも便利でした。東京から来やすいことも大きなポイントでしたね。

 

愛犬との散歩

散歩中のかりんとう君

ご主人: かりんとうとの散歩環境も魅力でした。
体験住宅の近くには田んぼの中を歩ける道があって、八ヶ岳がよく見えるんです。わざわざ景色の良い場所へ出かけなくても、日常の中にその風景がある。

東京でも緑の多い地域に住んでいましたが、こちらはまったく違う雰囲気でしたね。

 

移住前の不安と冬の暮らし

奥様: 心配だったのは、毎日の買い物と病院のことです。長く暮らしていくうえで、生活に必要な施設が近くにあるかどうかは気になっていました。

でも、実際に住んでみると買い物はしやすく、大きな病院も近くにあって安心しました。体験住宅で暮らしたことで、地域のことを事前に知れたのも良かったと思います。

もう一つの不安は冬の寒さでした。水道管が凍るほどの寒さや、水抜きの作業も、それまで経験がなかったので。

 

ご主人: 冬の散歩は、やっぱり寒いです(笑)。でも、その寒さが意外と心地いいんですよ。朝、マイナス10℃を下回るようなキンと冷えた空気の中を散歩するのが、気持ちいいんです。
このあたりは豪雪地帯のように毎日大量の雪が積もるわけではなく、冬に何度かしっかり積もる程度でした。雪が積もったときも、新鮮な体験として楽しめましたね。

冷え込んだ朝の景色も本当にきれいで、冬ならではの良さを感じています。

 

夏の散歩事情

散歩

ご主人: こちらも夏は暑い日がありますし、日差しも強いです。ただ、東京より空気がカラッとしていて、何より朝晩にはちゃんと涼しくなる。それだけでも、かりんとうとの散歩がずいぶん楽になりました。

奥様: 東京では暑さを避けるために、朝早く散歩に行かなければと必死でしたね。散歩から帰って足を洗うと、かりんとうの足の裏が熱くなっていて、かわいそうだなと思っていました。

こちらでは、散歩の後に足の裏が熱いと感じることがほとんどありません。土の道も多いので、犬にとっても良い環境だと思います。
少し泥がつくことはありますが、水で洗えば落ちますし、東京で散歩していたときの方が足の裏は真っ黒になっていました。

草の匂いを嗅いだり、自然の中を歩いたりするのも、かりんとうにとって楽しいんじゃないでしょうか。

東京では車や自転車、人の多さ、道に落ちているゴミなど、散歩中に気を使うことがたくさんありました。こちらでは、そうしたストレスも減りましたね。

 

 

移住のきっかけ

ご主人: もともと田舎で暮らしたいという思いは漠然とありましたが、最後の決め手は東京の夏の暑さです。
夜の9時や10時になっても30℃くらいある中で、かりんとうを散歩させなければならない。犬にとっては罰ゲームのようなものだと感じていました。

もっと快適な環境で過ごさせてあげたい。その思いが、移住を決断する大きなきっかけになりました。

奥様: 東京では散歩中に車や自転車が来るたび、かりんとうを引っ張って「そっちに行っちゃダメ」と言うことが多かったんです。

こちらは道も広く開放的なので、そうした場面がほとんどなくなりました。かりんとうも自由に歩けますし、私たちにとっても気持ちが楽になりましたね。

 

愛犬と暮らす

家の中も、愛犬と暮らしやすい間取りになっています。

東京の家はリビングと寝室が別の階にありましたが、こちらはワンフロアで生活できるので、階段の上り下りがありません。少し離れた場所にいても、かりんとうがどこにいるかわかるんです。お互いの気配を感じられるのは安心ですね。

 

 

長野暮らしの喜び

ご主人: こちらに来て驚いたのは、水のおいしさです。蛇口から出てくる水が、まるでミネラルウォーターのようで。水を買わなくなりましたね(笑)。

奥様: 野菜も本当においしいんです。初めて食べたときは感動しました。こちらの野菜を知ってしまうと、東京に戻ったときに少し物足りなく感じるくらいです(笑)。

八ヶ岳を望む

ご主人: 何より、毎日眺める景色が違います。朝起きると八ヶ岳の景色が広がっていて、その中を散歩できる。外に出るだけでほっとするんです。「ここに来て良かった」と、何度も感じますね。

 

奥様: 四季の変化を身近に感じられるのもうれしいです。冬が終わって少しずつ暖かくなると、草が成長していく様子がわかるんです。春が近づくのをこんなに実感したのは、初めてかもしれません。

ご主人: 冬には川が凍って、それが暖かくなるにつれて解けて流れ始める。自然の変化が、毎日の暮らしの中にあるんですよね。

それから、家の暖かさにも驚きました。薪ストーブの暖かさに加えて家自体の性能も良いので、東京の家よりもずっと暖かく、快適に過ごせています。外に出ればもちろん寒いですが、その冬らしい寒さも好きなんです。

 

 

こだわりの間取り

景色を愉しむ窓

ご主人: 家づくりで大切にしたのは、この景色を最大限に活かすことです。
座っているときも、食事をしているときも外の景色を眺められる。窓から見える八ヶ岳の風景が、一枚の絵のように収まっているんです。
この景色を楽しめる家にして、本当に良かったと思っています。

奥様: キッチンからも外が見えるように、向きを考えていただきました。料理をしながら景色を楽しめるところが気に入っています。

 

ご主人: 薪ストーブは正直、手間もかかりますし、それほど燃費も良くないんです(笑)。火をつけてすぐに暖かくなるわけではありませんが、一度暖まれば、その暖かさが長く続きます。そうした特徴も含めて、薪ストーブのある暮らしを楽しんでいますね。

かりんとうもストーブの近くにいることがありますが、熱くないかなと心配になることもあります(笑)。

奥様: 以前、父が1週間ほど泊まりに来たときも、薪ストーブをすごく楽しんでいました。薪を入れるのが面白かったようで、喜んでいましたね。

家の中でくつろぐ

 

ご主人: 夫婦2人とかりんとう1匹の暮らしなので、それほど大きな家にする必要はありませんでした。部屋数を増やすよりも、生活しやすいコンパクトな間取りにしたかったんです。実際に暮らしてみると動線も良く、とても使いやすいですね。

2階は、ほとんど私の書斎として使っています。リモートワークをすることもあるので、デスクの位置に合わせて窓を設けてもらいました。

東京の家ではスペースに余裕がなく、書斎をつくるのは難しかったのですが、こちらでは物置も兼ねた仕事場を設けることができ、快適に使っています。

書斎

奥様: かりんとうの部屋も、こだわってつくりました。見た目がかわいくて、私はとても気に入っています。
ただ、本人はまだ使ってくれていないんですけどね(笑)。

かりんとう君の部屋

 

これからのお庭計画

ご主人: これからは、かりんとうが自由に歩き回れるように、敷地を囲ってドッグランのような庭にしたいと思っています。

家庭菜園のスペースも少し設けたいですね。

かりんとうがのびのび過ごせる庭にするのが一番の目標です。そんなに走り回らないかもしれませんけどね(笑)。

 

奥様: 東京では、かりんとうがよくベランダで日向ぼっこをしていたんです。そのまま眠ってしまうこともありました。

こちらでも、安心して日向ぼっこができる場所をつくってあげたいですね。

幸せそうなかりんとう君

ご主人: ウッドデッキは、まだそれほど活用できていませんが、外に出てお茶を飲むことはあります。

意外かもしれませんが、冬もおすすめなんです。寒い季節でも日が当たると暖かく、暑いと感じるくらいのこともあります。
冬の昼間は、薪ストーブをつけずに過ごすこともありました。日が当たらないときでも、昼間は薪ストーブもエアコンも使わずに過ごせています。

家自体が暖かいので、冬も快適ですね。

奥様: せっかく景色がいいので、これからは縁側のような使い方もしていきたいと思っています。

ウッドデッキで暮らす

 

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