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二世帯住宅とは?タイプごとのメリット・デメリットや注意点も解説!

コンシェルジュ concierge
2021/06/29(火) 家づくり

二世帯住宅に暮らす家族

ご両親やご祖父母などと同居し、二世代・三世代にわたってひとつ屋根の下に暮らす「二世帯住宅」。
昔の家ではよくみられたこの二世帯住宅の形態ですが、ライフスタイルの変化とともに核家族化が進み、二世帯住宅の割合は減少しました。

しかし今、二世帯住宅ならではの良さが改めて見直されたり、いろいろなスタイルの二世帯住宅も登場しています。
今回は、そんな二世帯住宅の特徴やメリット・デメリットについてまとめました。

 

INDEX

 

 

 

二世帯住宅とは?

二世帯住宅の外観

二世帯住宅とは、親世代と子世代、2つの世帯がひとつの屋根の下で生活する住居のことを指します。

二世帯住宅は、キッチンや浴室といった部屋を二世帯が共同で使うように設計される場合もあれば、プライバシーを守るために、それぞれがキッチンや玄関などを別々にもつ場合などもあり、さまざまなタイプに分類されます。

主なタイプとしては、「完全同居型」、「部分共用型」、「完全分離型」の3つにわけることができ、家族の形態や要望によって選択するタイプは異なります。
これら3つのタイプについては、のちほど詳しくご紹介します。

 

 

二世帯住宅に住むメリット

親世代と子世代が共同で済む、この二世帯住宅。具体的には、どのようなメリットがあるのでしょうか?
代表的なメリットを、いくつかご紹介していきます。

二世帯住宅のリビングに集まる家族

 

住居費用が安く済む

二世帯住宅では、複数の家族が同じ屋根の下で一緒に暮らすために、家賃や光熱費といった住居費を安く抑えることができます。
二世帯が別の場所で家を建てて生活する場合、それぞれの場所で土地が必要となり、2つの家が必要となるため、二世帯住宅の建設費用と比べると割高になる可能性があります。
また、水道や電気などの光熱費は、基本料金をまとめて支払うことができるためお得です。

 

家事や子育てのサポートが受けられる

子世代に子どもがいる場合は、家事や子育てといったサポートを親世代にも手伝ってもらえるため、安心して子育てをおこなうことができます。
特に今は共働きの夫婦も増え、子育てを協力しておこなう必要性が非常に高まっています。
そのため、祖父母がいつも家にいることで親だけでなく子どもの安心感にもつながり、負担の少ない生活を実現することができるでしょう。

 

日常での助け合い経済面で助かる安心感がある

 

 

二世帯住宅に住むデメリット

二世帯住宅で生活することには、どのようなデメリットがともなうのでしょうか?
ここでは、その代表的なものをいくつかご紹介していきます。

 

プライバシーの確保がしにくい

二世帯住宅では一つ屋根の下に大勢の家族が生活することになるため、家族それぞれのプライバシーが確保されにくくなってしまうという問題があります。
特に玄関やリビング、キッチン、お風呂といった部屋を二世帯が共同で使用する場合は、その分家族間での関わりも増え、自分だけの時間を確保することが難しくなるでしょう。
二世帯住宅でもプライバシーを大切にしたいという方は、完全分離型や部分共用型の二世帯住宅に住んだり、部屋数を増やすなどの対処をとりましょう。

 

家族間トラブルが起きやすい

世代の異なる家族が同じ家に住むため、それぞれの生活習慣や価値観などでトラブルが起きやすくなります。
特に働く世代と老後の生活の二世帯が一緒に住む場合、価値観や生活の時間などで違いが生まれるのは当然のことです。
二世帯住宅に住む場合は、まず家族で価値観の違いを受け入れられるかなど、生活面に関して話し合いをおこなっておくことも大切です。

 

 

二世帯住宅の暮らし方

二世帯住宅は、生活の仕方やライフスタイルに合わせて大きく3つのタイプにわかれています。
ここでは、そんな3つのタイプの特徴についてまとめていきます。
二世帯住宅を建てる際は、それぞれのタイプの特徴やメリットなどを理解したうえで、より自分に合ったものを選択する必要がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

二世帯住宅3つのタイプ

 

共有タイプ・完全同居型

通常の一戸建ての住宅に、二世帯が同居するタイプの二世帯住宅です。
この二世帯住宅では、玄関、キッチンやお風呂などの内部設備までのすべてを二世帯で共有します。

完全同居型の二世帯住宅のメリットは、ほかのタイプの二世帯住宅と比較して、建築費用を一番安く抑えることができることです。
さまざまな設備を二世帯のそれぞれが所有する場合には二倍のコストがかかりますが、完全共用型であれば設備コストを抑えられるため建築費用を安価にできます。
さらに、将来的に子世代の一世帯となった場合でも一世帯住居として住むことができるため、家族のかたちが変化しても無理なく住み替えていけるタイプです。

デメリットとしては、すべてを共有するタイプですので、プライバシーが確保されにくいことがあげられます。
また、電気や水道、ガスといった公共料金の支払いで、各世帯がどれだけ使用したかがわかりづらいため、料金の負担割合が曖昧になる可能性があります。

▼ 完全同居型のゾーニング(配置プラン)イメージ

1F

2F(15年後)

 

半共有タイプ・部分共用型

玄関を共用とし、階数などで世帯の居住空間を分けるタイプの二世帯住宅です。
半共有タイプの二世帯住宅では、玄関は共有するパターンが多いです。
生活スタイルが反映されやすいキッチンは各世帯ごとに設ける方が多く、メインのキッチンひとつに加えてミニキッチンを設けるケースもあります。
お風呂も別々にすると気兼ねなく使えますが、それだけ床面積と設備費用が必要になりますので、共同で使うご家庭も多いです。
ご家族の生活スタイルに合わせて、効率よく共有しながらもプライバシーを保ちたい空間だけ別々に設ける、合理的なプランニングです。

部分共用型のメリットとしては、一部の生活空間を二世帯で共有するため、近すぎず、遠すぎず、ほどよい距離感を保って生活を送ることができます。
玄関からお風呂に至るまですべての設備を独立して持つ完全分離型の二世帯と比較しても、建築費用を安く抑えることができるでしょう。

デメリットとしては、電気や水道、ガスといった公共料金の支払いで、各世帯がどれだけ使用したかがわかりづらいため、料金の負担割合が曖昧になる可能性があります。
また、玄関から内部設備に至るまですべてを分離して設ける完全分離型に比べると、プライバシーの面で確保されづらい点があります。

▼ 部分共用型のゾーニング(配置プラン)イメージ

1F

2F(15年後)

 

分離タイプ・完全分離型

玄関を二箇所設け、さらに内部の部屋、設備に至るすべてを世帯ごと二つに分離するタイプの二世帯住宅です。
外観こそひとつの建物に見えますが、室内は二棟分の機能がしっかりと設けられており、各世帯で生活が完結できる作りです。

各階または各棟で居住空間を世帯ごとに分離しするため、なんといってもプライバシーを確保しやすいことがメリットです。
玄関から内部設備に至るすべてを各世帯が個々に所有しているため、生活動線も確保され、それぞれの世帯のプライバシーをしっかりと守ることができます。
また、電気、ガス、水道といった公共料金の支払いも、世帯ごとに把握することができるため、料金も明確です。

お子さんのいる家庭では、隣に父母が住んでいることによる安心感もあり、いざというときはすぐに助け合うことができます。
また、将来的に親世代の居住空間が空いたとしても、半分を賃貸として活用することも考えやすくなります。

デメリットとしては、やはりすべての設備をそれぞれが所有することになるため、3タイプの二世帯住宅のなかではいちばん建築費用は高くなります。
それでも、各世帯が別の場所で家を個々に所有する場合と比べれば、価格を安く抑えられるでしょう。

▼ 完全分離型のゾーニング(配置プラン)イメージ

1F

2F(15年後)

 

 

二世帯住宅の価格

二世帯住宅は、完全同居型、部分共用型、完全分離型の順に建築費用が高くなります。
また、通常の一軒家に比べて大きさや設備の面で大きなものが必要となるため、価格が割高となります。
それぞれのタイプの費用は施工する会社や取り入れる設備のグレードによって変わってきますので、一概にはいえませんが、目安としては以下のとおりです。

  • 完全同居型:坪単価 約70万円
  • 部分共用型:坪単価 約80万円
  • 完全分離型:坪単価 約85万円

 

さらに、部分共用型の二世帯住宅を例にとり、工法別に工事の坪単価や工期の目安についてご紹介します。

  • 木造軸組工法:坪単価 約65~105万円 工期 4~6ヵ月
  • 2×4工法:坪単価 約60~95万円 工期 3~4ヵ月
  • 鉄骨造(S造)95〜115万円 工期 約6ヵ月〜
  • 鉄筋コンクリート造(RC造)115万円 工期 約6ヵ月~

このように、同じ二世帯住宅でも工法によって値段や工期は大きく異なります。

また、二世帯住宅は通常の一軒家と比べて割高になるケースが多いですが、もともと親世代の所有していた家を建て替えて二世帯住宅にする場合も多く、その場合土地代を建物費にまわすことができるといったメリットもあります。

 

 

二世帯住宅購入のタイミングは?

二世帯住宅を購入するタイミングとしてよくみられるのが、「実家を建替える時」や「住まいをバリアフリー化する時」などです。
例えば、すでに土地を持っており、土地にかかるお金を建物に回すことができる方は、実家の建替えのタイミングで二世帯住宅を選ぶ方も多いです。

二世帯住宅には、税金面でも大きなメリットがあります。
通常、土地の相続では、評価額の高い場所の土地を所有している場合、高額な相続税が必要となる場合がありますが、二世帯住宅で生活している場合は、条件次第で土地の評価額を8割減額してもらえる「小規模宅地等の特例」が適用される場合があります。

このように、二世帯住宅には、家族で一緒に暮らすことができるだけでなく、税金の優遇といった面でも大きなメリットがあるのです。

 

 

二世帯住宅検討のポイントや注意点

二世帯住宅の購入を検討する際には、いくつか注意しておきたいポイントや注意点が存在します。
ここではいくつかポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

二世帯の仲介役となる担当者

二世帯住宅を計画するときには、住まう人数が多い分、それぞれの要望に折り合いをつけ家族全員が心地よく暮らせるプランニングが欠かせません。
家族だけではなかなか意見をまとめるのは難しいので、上手に仲介してくれる第三者が必要です。
住宅会社の担当スタッフが、各人が意見を言いやすいような場を設けてくれるなど、家族内それぞれの立場に気を配り思いを吸い上げてくれるとよい計画ができるでしょう。

特に二世帯住宅は通常の住宅と異なり、設備や部屋数などの要素が多くなるぶん、細かい部分での意思疎通が大切です。
変化していく家族の暮らしに対応できるような、長い目で見て魅力ある住まいを提案してくれる担当者・住宅会社を選びたいものです。
末長く付き合っていくことにもなりますので、はじめの担当者の見極めをしっかりとおこなうようにしましょう。

 

購入後の保証体制

二世帯住宅は、通常の建物とくらべて設備や間取りが大きくなり、その分チェックしなければならない範囲も広がりますので、欠陥や見落としがある可能性も高くなります。
万が一欠陥が見つかった場合に備えて、購入後の保証体制がしっかりと整っている会社を選ぶ必要があります。
価格や雰囲気だけで安易に会社を選ぶのではなく、保証の範囲や期間が充実している会社を選ぶことが、二世帯住宅の会社選びでは重要であるといえるでしょう。

 

 

まとめ

二世帯住宅は家族をいつでも近くに感じることができ、安心して住むことができるライフスタイルです。
家族で助け合いながら暮らせる住まいをお考えの方は、二世帯住宅も選択肢のひとつにされてはいかがでしょうか?

二世帯住宅を長野県で建てたいとお考えの方は、私たちフォレストコーポレーションにお問い合わせください。
信州の自然を感じながら過ごせる二世帯住宅を、ご家族に合わせてご提案いたします。
完全自由設計のため、ご家族のご要望にあわせた素敵な住まいをご提案いたします。気になる方は、お気軽にご相談ください。

 

 

 


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21/06/01 木造住宅のメリット・デメリットは?耐用年数や耐震性についても解説

21/06/10 建売住宅とは?分譲住宅との違いやメリット、購入時の注意点を解説!

 




 

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