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§ 『安い家』・『高い家』&『健康な家』 §

小坂 篤史 小坂 篤史
2016/08/11(木) 家づくり

『安い家』 と 『高い家』。

 何が違うのかは明確に言えますが、どっちが良いの?? という質問をされると、答えに困ります。

家の値段の違いは、当然ながら材料と手間が違うと言うことが大きいのですが、

価値観の問題ですから、家に対する価値をどう捕らえるかで大きく変わってくると思うのです。

「家にそんなに投資してもしょうがない!!」

と、考えるならば、材料と手間を掛けないお家という選択も良いのではないでしょうか。

 一生涯のお金の使い方で、もっとお金を掛けるべきことがあるならば、それは正しい判断だと思います。

ただ、お金だけの判断であれば、ということですが・・・。

もし、使ってある材料で有害物質などが揮発するような家だった場合。また、断熱性能がよくない場合。湿気の逃げ場の考慮が全くされていない家であった場合。

それが価格差だったりする訳ですが、普通の方は出来上がったら分かりませんよね!

 でも、そこにはお金では換算できない人の健康の問題が隠されています。

接着剤に含まれる、有機化合物などはアレルギー症状等が出る場合があります。

新築住宅に入居してから身体の不調を訴えたり、アレルギーがひどくなるといった症状を引き起こすのがシックハウス症候群と言われています。

犯人は超微量の化学物質です。化学物質漬けの住宅があなたや家族の健康を損なう恐れがあるのです。

シックハウスの原因による有害な化学物質は少しずつ体内に蓄積され、蓄積された化学物質の総量が個人の持っている許容量を超えると発症すると考えられています。

許容量は個人差もあり、ストレスや老化、体調によっても変化します。これに住まいなどの環境の影響が加わります。

同じ家に住んでいても、症状が出る人とでない人がいるのはこの為です。

新築の家を建てて中の人が病気になるって悲しい事ですね・・・。

 

 余談ですが、シックハウスの症例が日本各地で報告されるようになったのは、1990年代から。

この時代、『高気密・高断熱』と言われる住宅が、世間に普及した当たりと調度重なるんですね!!

以前は、ビニールクロスやフローリングに代表されるようないわゆる『新建材』もまだ製品数が少なく、しかも気密性が悪いので隙間風がス~ス~ ・・・。

シックハウスが起きる要因が少なかったのでしょうね。

 

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