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工務店とハウスメーカーの違いとは?依頼するメリット・デメリットを解説

2022/02/02(水) 家づくり

家づくりや別荘づくりを考えた時に、工務店やハウスメーカーという言葉を耳にすることがあります。
どちらも、お客様からの注文を受けて家を建ててくれるところです。

それでは、工務店はハウスメーカーとどのように違うのでしょうか。
また、工務店に依頼するとしたら、そのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

家を建てようと思った時や、別荘を造ろうと思った時の参考になるように解説していきます。

 

INDEX

 

 

工務店とは?

工務店は「地方工務店」とも呼ばれるように、その地域に根差して家づくりを行っている会社です。

大手ハウスメーカーのように全国展開している住宅会社とは、規模感やスタンスが大きく異なります。

一般的に工務店では、建築主からの注文を受けると、自社が管理している専門家や工事業者と協力して設計から完成までの全てを請け負います。

 

 

工務店とハウスメーカーとの違い

注文住宅とは、建売住宅とは違い、建築主の注文によって建てられる家のことです。
工務店でもハウスメーカーでも注文住宅を建てることができます。
しかし、工務店とハウスメーカーには違いがあります。

 

工務店の特徴

工務店は、小規模なところが多く、地域密着型で、地元に根ざして仕事をしています。
会社のある市町村や、もう少し広い範囲で、所属している県下全域、また隣県くらいまでに展開している会社もあります。
そうは言っても、地域密着型ですので、地元での評判が、その会社の評価に直結しています。
間取りの希望をきいてもらいやすく、また、洗面台や流し台といった設備の選択の自由度が高いということも特徴の一つです。

 

ハウスメーカーの特徴

ハウスメーカーは、施工エリアが広いです。全国展開しているところもあります。
建築資材の加工は、ほとんど自社工場ですませます。
したがって、品質のぶれは少なく、均一なクオリティーを期待できます。
また、無料修理などのアフターフォローも制度化されていますので、安心できます。
ただし、アフターフォローに関しては、しっかり確認しておくことが必要です。

 

 

工務店の種類

工務店は、規模の小さいところが多いです。
中には、社長と数名の社員で成り立っているところや、家族経営のところなどもあります。

また、それぞれの工務店ごとに得意な分野が明確にあることが多いです。
木造のみを扱い、鉄筋は扱わないというところもあります。
工務店の管理する建築士などの専門家や大工が、設計から施工までを一貫して行うところもあります。
設計は請け負わず、施工のみを請け負うところもあります。
逆に、設計に力を入れているところもあります。
ハウスメーカーの下請けや特定工法のフランチャイズになっている工務店もあります。
さらには、自社で開発した住宅を、商品化やシリーズ化して販売しているところもあります。
また、土地を購入し、そこに住宅を建て、土地付き建売住宅として販売しているところもあります。

このように、工務店にはいろいろな種類があります。

 

 

工務店に依頼するメリット・デメリット

工務店に依頼するメリット

工務店に依頼するメリットとしては、自社で造る住宅の型を決めて商品化やシリーズ化しているところは別ですが、設計から施工までを行ってくれる工務店であれば、まず、「自由度が高い」ということがあげられます。
設計の段階から、建築主の希望を聞いてもらいやすいです。というより、建築主の希望を聞きながら設計をしていくという流れになります。
また、工務店が設備の会社と契約などしていなければ、建築主が希望する設備を取り付けてもらうことができます。
作り付けの家具なども、希望に応じてつくってもらえる場合もあります。
システムバスにするのか、そうではないほうがいいのかなども相談にのってもらいやすいです。
また、壁は漆喰にしてほしいとか、板張りにしてほしいなどの内装の相談をすることもできます。

自分の中にこういった家を建てたいというイメージがある場合には、希望にそった家を建ててもらいやすくなるのです。
ただし、快く相談に乗ってもらうためには、工務店と信頼関係を築くことも忘れないことです。
また、ハウスメーカーに比べ、同じ広さの家を建てた場合には、コストを低く抑えることができる場合が多いです。
地域に密着していればいるほど、土地勘があり、この辺りは風の通り道だとか、積雪量がこれくらいあるからこのような仕様にしたほうが良いだとかの情報を持っています。
そういう土地柄にあった家を建ててもらえると安心できます。
また、地域の評判は大切ですから、家に不具合があった場合などには、きちんと対応してくれる場合が多いです。

 

工務店に依頼するデメリット

次に、工務店に依頼するデメリットとして挙げられるのは、ビルダーとしての力量の差がかなり大きいということです。
建築資材の加工も一括して工場で済ませてしまうハウスメーカーに比べて工期が長くなるということがあげられます。
クオリティーが職人の腕に左右されやすいという点もあります。
そのほかにも、アフターフォローに関しても、制度化されていない場合もありますし、その時の対応は工務店によって違ってくるということも考えられます。
また、建てる時の建築主の希望に対する希望も工務店によって違ってきます。

また、工務店の社長もしくは担当者と、人間関係や信頼関係を築くことが大切という点もデメリットと感じる人もいます。
こちらの希望を伝えたり、さらに良い方法を工務店側から引き出したりするためには、信頼関係はとても重要になってきます。
ハウスメーカーの場合は、サービスなどはある程度、制度としてマニュアル化されています。
しかし工務店の場合は、人間関係によって熱意などがかわってくる場合もあります。
人と話すのは苦手だ、など、人間関係をあまり好まない人は、そこをデメリットと感じることもあります。

 

 

工務店を選ぶ際のポイント

展示場がないから、口コミが大切

ハウスメーカーの注文住宅は、住宅公園などで気軽に見学することができます。
しかし、工務店で建てた家はなかなか見る機会がありません。
その場合には、口コミ情報を仕入れることが大切です。
地元の人であれば、長く続いている工務店を教えてくれたり、お目当ての工務店で建てた家を教えてくれるかもしれません。
また、その工務店で家を建てた人を紹介してくれることもあります。
工務店の印象や、仕事の仕上がり、アフターフォローなど、多くの情報を手に入れることもポイントです。

 

完成住宅見学会をチェック

その工務店が行っている施工例の見学会に行ってみるのも参考になります。
完成した家や、施工の途中の家などを見るのです。
そうすると、その工務店で建てる家のイメージが湧きやすくなります。
また、そういうイベントを催せるだけの信頼関係が建築主との間にあるということを実感することができるようになります。
お客様を大切にする工務店だから、お客様は見学会の開催を了承しているのであり、良い関係づくりができていることの照明であるといえるでしょう。

 

理念や姿勢に共感できるか

また、その工務店のホームページを見ると、「目指すのは、自然のぬくもりを感じる木造の家」など、その工務店の理念や目指していること、家づくりにおいて大切にしていることなどが書かれている場合がよくあります。
それに、自分が共感できるかどうかを確かめることもポイントになります。

 

担当者との相性

ところで、工務店に赴き、話してみることも大切です。
工務店の社長や担当者が、これから信頼関係を築いていけそうな相手なのか確かめておくこともポイントの一つです。
家を建てるという一大事なのですから、相性も大切です。
建築主の話をとことんきいてくれる工務店でなければ、自分の目指す家を手に入れることは難しくなってしまいます。

 

 

工務店に依頼することもひとつの選択肢

日本の新築住宅は、大手ハウスメーカーが手掛ける割合が非常に多いです。
しかし、日本各地でその土地に根差した地域工務店は必ず存在しています。施工棟数は大手に及ばずとも、お客様との対話を重ねながら実直な家づくりをされている工務店も数多くあります。

工務店は地域に根ざしていますので、地域の土地勘があるという面では、安心して依頼することができます。
また、自由度は高いですので、自分が理想とする家により近い家を手に入れることができます。

工務店とハウスメーカーそれぞれの特徴をよく理解したうえで、自分たちの家づくりに合っていると思えれば、工務店も一つの選択肢になるのではないでしょうか。

 

 

 





 

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