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住宅展示場を見学するときの4つのポイント【家づくりガイド】

鷲澤 仁美 鷲澤 仁美
2020/03/05(木) 家づくり豆知識

視点を 誤らない

家づくりのための具体的な行動として、まずは展示場へ行ってみるということを思い浮かべる方は多いと思います。

しかし、とりあえず展示場に行ってみた、という方の感想トップ3はこちら。

  1. 広すぎる
  2. 贅沢すぎる
  3. 生活感がない

見学しても自分の家の参考にならないから‥と、展示場へは行かないと決めている方さえいらっしゃいます。

こうした感覚を持つことはごく自然なことだと思います。
なぜなら大きな買い物をするとき、多くの方は自分が買うものを実際に見て決めますよね。
車を買う時にはディーラーに行って試乗するし、家電製品を買う時には量販店へ行き商品を見比べて決めるでしょう。
買うものの金額が大きくなればなるほど「実物を見て購入したい」と思うのは当然です。

しかしここであえて申し上げたいのは、家づくりは「商品を購入する」こととは全く別物であるということです。

中古住宅や建売住宅ならともかく、注文住宅は購入を決める時点でその「家」はこの世に存在していません。
いつもの買い物と同じように「実物を見て購入する」ことができないのが家づくりであり、信頼できる住宅会社とともにゼロからつくり上げるもの。

実物が存在しないからこそ、住宅展示場で得られる情報はとても重要なものです、ということを声を大にして言いたいのです!

住宅展示場はその住宅会社にとってイメージリーダー的な役割を果たし、その会社の象徴にもなる存在です。
つまり、住宅展示場にはその住宅会社の理念や技術がぎっしりと集約されています。
住宅会社にとって大切な存在であるがゆえに、デザインにすごく凝っていたり最新の設備がふんだんに使われていたり、ちょっと現実離れした面があるときもあります。
しかし多少見栄えが演出されていたとしても、本質的には同じ、その会社の住宅であることに変わりありません。

「この展示場をそっくりそのまま建てる」という視点ではなく「その会社の思想・技術・センスを知る」いう視点で展示場を見ると、見えてくるものはたくさんあると思います。

 

展示場はここをチェック!

1.まずは五感で感じる「居心地」を大切に

今や、インターネットでも書籍でも、家はいくらでも見学できます。
しかし写真で見るだけと、実際の建物でその空間を五感で感じるのとではまるで違います。
写真では美しいと感じた空間が、実際にそこに立ってみるとなんだか落ち着かない、息苦しい、安らげない‥と思うこともあるでしょう。
これから毎日を過ごすことになるマイホームですから、感覚的な居心地の良さは絶対に外せないポイントです。

住宅展示場はこの居心地を体感するのに最も適した場所です。
お客様の家の完成見学会のように手袋をはめて気を遣って見学する必要はなく、肌でその家の質感を感じることができます。
靴下を脱いで裸足で歩いてみたり、床にごろんと寝転がってみる方もいらっしゃいます。
思いのままに住まい心地を体感してください。

特にこの居心地に敏感なのは、大人よりも素材に近いところで過ごす小さい娘さんや息子さんです。
「何軒も展示場をまわった中で、子どもが一番リラックスしていた」「この展示場だけは帰りたがらなかった」と、お子さんの素直な反応を大切な判断基準にされる方もいらっしゃいます。

 

2.会社の雰囲気を感じよう

住宅展示場は、その会社の雰囲気がとてもよく表れる場所です。

ご契約いただいたお客様に、展示場に行ったとき何がいちばん参考になったかとお聞きすると「会社の雰囲気やスタッフの人柄」を挙げる方が最も多いのです!

建物を見ることももちろん大切ですが、それを支える人となりが感じられるのも展示場のポイントです。
あまり固くならずに、案内をしてくれるスタッフからいろいろな話を聞いてみましょう。
各会社で同じ質問をしてみると、その会社ごとの特徴が見えやすいかもしれません。

特に比較してみたいのは、その会社の家づくりに対する意識です。
例えば、家を「買う・選ぶ」という言葉を使いカタログを見ながら間取りや仕様を選択していくような会社では、住宅を規格化された「商品」として売るという姿勢がみてとれます。
また、家を「建てる・つくる」という言葉で表現する会社では、住まい手とともに形にしていくという姿勢が表れています。

施主と共に考え、想いのこもった仕事が、良いものづくりには欠かせません。
人がものを生みだすわけですから、最終的には人となりが形に表れます。
実物がないものであるからこそ「一緒に家づくりがしたい」と思える姿勢を持った会社やスタッフに出会いたいものですね。

工房信州の家のスタッフ

 

3.「いいな」のアイデアをもらおう

住宅展示場は、より良い家づくりのためのアイデアの宝庫。
一棟一棟ごとにコンセプトがあり、その会社が誇るさまざまな提案が盛り込まれています。

ですから、その展示場まるごと真似はしないとしても「この空間のテーマは自分の家にもあてはまる」「この使いかたは便利!」など、気に入ったアイデアは自分の家づくりにも取り入れてみましょう。

例えば工房信州の家の展示場を見学して、「こんなモダンな土間のある家すてき!BBQ好きのわが家にぴったり!」「収納の広さばかり気にしていたけど、棚の作り方を工夫すればすごく使い勝手が良さそう!」など、思いもよらないアイデアに出会って想像以上のマイホームづくりにつながったお客様がたくさんいらっしゃいます。

 

4.アンケートも上手に利用

ほとんどの会社の展示場では、来場アンケートの記入を求められます。
「まだお願いするか分からないから」とアンケートを書かない方もいらっしゃいますが、これではせっかくの情報源を失ってしまいます。
アンケートに記入すると、見学会などのイベント案内や、その会社が力を入れている取り組み、その他お役立ち情報がタイムリーに届くなどのメリットが受けられることがあります。

また個人情報を伝えたことで営業をかけられるのでは‥と心配な方は、希望の連絡手段や曜日・時間帯などをスタッフに伝えておくのもひとつの手です。
連絡の方法をあらかじめ共有しておくことで、のちの良好な関係構築にもつながると思います。

 

工房信州の家の展示場

 





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