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猫と暮らす家づくり事例6選 猫が好きな空間を作るポイントをご紹介

公開日:2022/11/18(金) 更新日:2024/07/09(火) 家づくりペットと暮らす

猫と暮らす家作りのポイントは?におい対策や家具がボロボロにならないための工夫を解説!

自由気ままに過ごしながらも人間の様子をよくうかがっている猫。そんな相棒と一緒に暮らすことは癒しであり、楽しみでもありますよね。
しかし一方で猫はデリケートな生き物でもあります。猫と人間がともに快適に過ごすにはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。ここでは猫と人間がお互いストレスなく過ごすためのアイディアや設備をご紹介します。参考にしてみてくださいね。

 

目次

 

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猫が好きなことは?

日向ぼっこ

猫にとって日向ぼっこにはたくさんのメリットがあります。ぽかぽか暖かい所で質の良い睡眠を促したり、体内時計を整えたり、殺菌効果と除湿効果で毛もふわふわになりますよ。日向ぼっこによって健康と精神を安定させています。

 

高いところ

野生時代の習性で高いところが大好き。遠くまでよく見えて獲物を見つけやすく、外敵から身を守れるので、猫にとって高いところは安全な場所といえます。また、高いところに登ることで他者への優位性もアピールしています。

 

狭い場所・隙間

猫は家具の下や隙間や空き箱など狭い場所に入り込む様子がよく見られますよね。
もともと外敵から身を守るために洞窟や木の穴に住んでいたというルーツがあるため、本能的に安心するのでしょう。誰にも邪魔されずに休んだり寝たりご飯を食べたりと、狭い空間は猫にとって快適な場所です。

 

 

猫が苦手なことは?

縄張りへの侵入

猫の習性として縄張り意識があります。自分の縄張りを決め、獲物を捕ったり安全に暮らしたりするため、パトロールをします。この縄張りに見知らぬ者が侵入してくることは猫にとって強いストレスになります。

 

不衛生なトイレ

猫はとってもきれい好き。トイレはいつでも清潔にしてください。
不衛生なトイレだと、トイレ以外で排泄してしまったり、おしっこを我慢して病気になってしまうことも……。不衛生なトイレだとストレスを溜め込んでしまいます。

 

大きな音

人間よりも聴力が優れているのでインターフォンや掃除機、電話などの大きな音全般が苦手です。特に怖がりな猫は大きな音に警戒してしまいます。不安な時に隠れられる「隠れ場所」が必要です。

 

 

猫と暮らす家に必要なアイテムは?

運動編

室内飼いの猫は運動不足になりやすいです。猫が好む「上下運動」ができる猫専用の階段や通路など、自由に動ける足場を設置して運動不足を解消しましょう。

 

①キャットウォーク

キャットウォークとは高所にある猫専用の通り道のことです。高い所が好きな猫が自由に行き来できる散歩道になります。

キャットウォーク写真

 

②猫階段

猫階段を設置することでより立体的な運動を促します。体力がなくなった老猫やジャンプ力がない子猫の移動の手助けにもなります。

猫階段

 

③猫通路

猫通路とは壁に穴を開けて作った猫の通路です。家の中をより自由に移動できるので、自由気ままに行動するのが好きな猫のストレス解消にもなりますよ。

 

生活・習慣編

猫と人がストレスがなく、快適に過ごせるように環境を整えましょう。そのためには猫の習性を理解することが重要です。

 

①窓辺スペース

猫にとって日光浴や外を眺めることは心身のバランスをとる大切な習性です。 柔らかい日差しが差し込む窓辺に猫がくつろげるスペースを設けてあげましょう。

タイルの土間で寝転がる猫

 

②爪とぎ場

爪とぎは、昔狩りをしていた猫の本能。ストレス発散と健康維持のためにも専用の爪とぎ場を用意しましょう。自分好みの爪とぎ場があれば、壁や家具を傷つけることも防げます。

猫が爪を研いでいる様子

 

③手洗い場

大切な猫をウィルスから守るため、手洗い場の位置も見直しましょう。猫と触れ合う前後には手を洗うなど、適切な衛生管理を心がけたいですね。

土間に設置した洗面

 

④食事スペースや収納

落ち着いて食事ができるよう、毎日決まった場所に食事スペースを確保しましょう。餌やお皿などの収納もとっておくと、猫のいたずらを防ぎつつすっきりとした室内空間にすることができます。

餌の前に立つ猫

 

⑤ネコレット

水洗洗浄ができる猫トイレとシャンプーが快適にできる洗面台がセットになったネコレットが発売されています。衛生面だけでなく、猫が驚かないようトイレから出た後に水が流れるなど、猫がストレスなく使えるよう細やかな配慮がされています。

トイレに入る猫

 

安全編

自由に動き回れるのが理想ですが、家の中には危険な場所もありますよね。思わぬ怪我やイタズラを防ぐために安全面にも十分に配慮しましょう。

 

①ライトスルースクリーン

キッチンなど、猫に入ってほしくない場所にはライトスルースクリーンで間仕切りをしましょう。半透明なのでお互いの気配を感じることができます。

パーテーション

 

②キッチン収納

キッチンには食器やゴミ箱など、猫に触られると困るものが沢山あります。収納は扉のあるものにする、使ったものはその都度しまうことが事故や誤飲の防止にも繋がります。

扉付きのキッチン背面収納

 

③間仕切壁用ペットドア

間仕切壁用ペットドアを設置すれば、猫が自由に部屋を行き来することができます。人がドアを開け閉めする必要がないのでお互いに快適です。

ドアに取り付けた猫用ドアから入ってくる猫

 

④室内用ペットドア

室内用ドアも同じく猫が自分で出入りすることができるので、戸を開け閉めする必要なく便利です。基本は戸が閉まっているため、冷気や暖気が入り込むこともありません。

ネコ用ドア

 

住まいづくり編

猫にとっても人にとっても快適な住まいを作りたいですよね。ここでは猫と一緒に暮らすための住まいづくりのヒントを解説します。

 

傷に強い壁紙や腰壁

爪とぎの場所を設けていても完全に爪とぎを防ぐことは難しいですよね。また何かのはずみに爪をひっかけたり、傷がついたりすることもあるでしょう。
壁紙だと傷から剥がれ傷みが目立ちますが、表面を強化したペット用の壁紙を使ったり、猫が立って届く位置までを腰壁として板張りやタイル張りなどにしたりと対策をとることで、傷つきを防いだり目立たなくなったりします。

 

ドアクローザー

ドアクローザーをドアの上部に設置しておくと自動的にゆっくりとドアが閉まるため、風や接触によりドアが急に勢いよく閉まり、猫が挟まれてしまうことを防ぐことができます。

ドアクローザー

 

歩きやすいフロアシート

猫の爪が引っ掛かりにくく、かつ滑りにくい床材は猫の身体にとって大切です。高い所からジャンプすることも多い猫は足への負担を少なくするため、衝撃を吸収するような多少柔らかな素材であると良いでしょう。
傷にも強く、防臭効果もある猫専用のフロアシートも販売されているため検討してみてください。

 

 

猫を家で飼う時の注意点は?

室内飼育を推奨

現在では、獣医師会や行政も猫の室内飼育を推奨しています。
室内飼育が推奨される理由として、事故に遭遇する危険がない、感染症になる危険が少ない、近隣トラブルを防げる、虐待による被害を避けられるといったことが挙げられます。このように外で起こり得る危険に遭遇することを避けられるため、外に出る猫よりも室内飼育の猫の方が寿命が長いとされています。

「外に出られないと可愛そう」と思う方もおられるかもしれませんが、猫は狭い縄張りでもストレスなく生きていける動物です。上下運動ができる場所、窓の外が眺められる場所など猫にとって快適な環境を整え、飼い主がコミュニケーションをしっかり取れば室内だけでも十分満足することができます。

野良猫

 

運動不足による肥満やストレス問題

室内で飼われている猫は、行動範囲が限られるため運動不足になりがちです。運動不足は肥満や筋肉量の低下、ストレスの原因になります。ストレスが溜まると、過度なグルーミングで毛が抜けてしまい部屋が毛だらけになることも……

また、日中の運動が足りていないと体力が有り余り、夜間に猫も飼い主も眠れないといった弊害にも繋がります。そのため、室内でも運動ができる場所を作ってあげる必要があります。猫の運動には部屋の広さよりも、キャットタワーやキャットステップなど垂直運動ができるものを取り入れることが重要です。
飼い主がおもちゃを使って運動を促すのも効果的です。猫の年齢によって適切な運動量は変わるので、年齢に合わせた遊びに誘って運動不足を解消しましょう。

キャットタワー

 

安全面への配慮

外に出る猫よりも病気や事故に遭遇する危険が少ないとはいえ、家の中にも危険はあります。
風呂場で足を滑らせて溺れる、キッチンでの火傷や火事、食べてはいけない物の誤食、中には人にとっては無害でも猫にとっては毒になる植物もあります。思わぬ事故を招かないためにも、家の中を確認し対策を怠らないことが大切です。風呂場やキッチンなど入ってほしくない場所には仕切りをする、猫の手の届くところに誤食の心配がある紐や電気コードを置きっぱなしにしないように配慮をしましょう。特に好奇心旺盛な子猫がいる場合には注意が必要です。

危険な行為をしないように躾をする事も大切ですが、何よりも猫が危険な目にあわないように室内の環境を整えるのが飼い主の責務です。

猫が柵から覗く写真

 

 

猫と家族が快適に暮らせる家の特徴とは?

室内に光と風を感じるスペースがある

日向ぼっこが大好きな猫にとって、室内に居ても光と風を感じられるスペースがある家は理想の住処といえます。適度に太陽光を浴びることは殺菌効果や、体内時計の調整、体を温め猫の健康を守る事にも繋がります。
室内飼いの猫は日向ぼっこをする機会が不足しがちです。日差しが差し込み、風が通る部屋に猫がリラックスして過ごせるスペースを設けましょう。
風を取り入れるために窓を開けておく場合は、窓から猫が逃げ出さないように注意する必要があります。窓のサイズや位置に配慮する、ルーバーを設置するなど、窓から猫が逃げ出さないように工夫をしましょう。
光と風を感じられる部屋は、猫だけでなく家族にとっても心地よい空間になりますよ。

二階吹き抜けから覗く猫

 

上下運動ができる場所がある

猫は外敵から身を守ったり、危険を察知したりするため本能的に高いところを好み、上下運動を頻繁に行う動物です。

そんな猫にとって上下運動は必要不可欠で、平らな場所を走り回るだけでは運動不足になってしまうこともあります。そうならないためにも、キャットタワーや高い場所を自由に行き来できるようにキャットウォークを設置するなど、上下運動ができる場所を作りましょう。高さを調節すればジャンプ力が弱い猫でも立体的な運動をすることができますよ。専用のものを用意できない場合は、猫の足場になるように、高低差のある家具を組み合わせれば手作りアスレチックの完成です。

活発に高いところに登ったり、降りたり、ジャンプしたりすることで猫の運動不足やストレスが解消できます。

壁に取り付けた猫ステップ

 

見晴らし台がある

高いところが大好きな猫にとって、部屋の様子を見渡すことが出来る「見晴らし台」はストレスを軽減するための大切な場所です。人の目線より高い場所に、猫が安心して過ごせるスペースを作ってあげましょう。
多頭飼いの場合は、棚やキャットタワーを複数用意してそれぞれにお気に入りの見晴らし台を用意してあげてくださいね。

本棚や、収納ラックを組み合わせて登りやすいようにしたり、棚の上にお気に入りのクッションを置いたりするのも良いですね。ただし、家具が倒れないように安全にも配慮しましょう。
猫が見晴らし台に登る理由は、優位に立ちたい、警戒している、人の様子を伺いたいなど様々です。見晴らし台は猫にとって安心・安全を感じられる必須アイテムといえます。

二階吹き抜けから見下ろす猫

 

自由に部屋の行き来ができる

ドアに取り付けた猫用ドアから覗く猫

猫は好奇心旺盛で自由気ままな生き物です。室内飼育でも退屈しないように、お風呂場やキッチンなど猫にとって危険な場所以外は部屋の行き来が自由に出来るように工夫しましょう。
猫がドアに挟まれないようにストッパーをつけると安心です。壁を改造して部屋同士をつなぐ猫通路やペットドアを作れば、飼い主がドアを開け閉めする事なく猫が自由に移動できるのでお互いに快適です。

猫通路をキャットウォークとつなげれば、空間を立体的に移動できて運動にもなりますよ。
ただし、室内には猫にとって危険な場所もあります。思わぬ事故を防ぐためにも、近づいてほしくない場所には仕切りをするなどの対策もお忘れなく。気分に合わせて移動できると、猫のストレスの軽減にも繋がりますよ。

 

お気に入りの爪とぎがある

猫が好む爪とぎ場所を用意すると、壁や大切な家具がボロボロになることを防げます。猫が爪とぎをする理由は、狩りをしていた時の習性で鋭い爪をキープするため、マーキング、気分転換、飼い主の関心をひきたいなどが挙げられます。

猫にとって爪とぎは本能的な行動なので、やめさせるのは不可能です。
そうは言っても、好きなところで爪をとがれては部屋中ボロボロに、騒音の問題もあるので困ってしまいますよね。猫の爪とぎは辞めさせるのではなく、「爪をといでも良い環境」を整えることが重要です。猫が気に入る爪とぎを用意すれば、してほしくない場所での爪とぎを防げますよ。

硬くて安定感のある爪とぎ場所を好む猫が多いですが、色々な素材や形状の爪とぎ器があるのでお気に入りを見つけましょう。

爪とぎに乗って休む猫

 

外を眺められる場所がある

室内飼育の猫にとっては、外を眺める事は適度な刺激になり、好奇心を満たすことができる至福の時間です。また、自分の縄張りをパトロールするという意味もあります。
猫が好きな時に外の世界を眺められるように、外が見える場所に猫が過ごせるスペースを用意してあげましょう。窓の前に台座を設置したり、ちょうど良い高さの家具やキャットタワーを置いてあげると良いですね。窓やドアの近くに外を眺められる場所を作る場合は、柵をするなどして脱走や落下には気をつけましょう。

日差しが差し込む場所にスペースを作れば日向ぼっこも出来るので、猫の健康維持にも繋がります。日差しに合わせて移動できるように複数あると良いですね。

 

快適で清潔なトイレがある

猫はきれい好きで、特にトイレにはこだわりがあります。猫が安心して排泄できるように、理想のトイレを用意し清潔な状態を保ってあげたいですね。
サイズや形状に気をつけて猫にあったトイレを選び、食事場所と離れた人通りが少ない落ち着ける場所に設置しましょう。トイレを置く場所の壁紙を防臭機能付きのものにしたり、天井に換気ファンを設置したりすると気になるにおいを防げます。トイレは定期的に水洗い、つけ置き消毒をすることで清潔に保つように心がけましょう。汚れる度に、ペット用のお掃除シートで拭くのも手軽で効果的です。

トイレを清潔にすることは、におい対策にもなるので猫にとっても家族にとっても快適な環境作りに繋がります。

猫トイレと猫

 

隠れ場所がある

猫は背中が隠れるような場所に身を潜めるのが大好きです。これは野生時代に外敵から身を守るための習性の名残りと言われています。

家の中にも家族や他のペットから干渉されない、猫のための「隠れ場所」を用意してあげましょう。キャットドームを置いたり、段ボールや家具を利用して狭くて囲まれたスペースを作ると良いですね。普段から、キャリーバッグを隠れ場所として部屋に置いておくという方法もありますよ。

後ろから攻撃される心配がない隠れ場所は、猫にとって安心できて落ち着ける場所になります。猫同士が喧嘩した際の逃げ場所や、来客に警戒している時に様子を伺う場所となり、ストレス回避にもなるのでぜひ用意してあげてください。

 踊り場に置いた猫の籠る籠

 

フードをしまえる食事用スペースがある

猫にとっても食事は楽しみの一つ。落ち着いて食事がとれるスペースを作ってあげましょう。
猫はいつも同じ場所、かつ邪魔が入らない場所で食事をとることを好みます。通路など人が通る場所よりも、部屋の壁際など食事に集中できる場所が良いでしょう。また猫スペースをまとめようと、猫トイレ付近に食事を置くと清潔好きな猫は食べない、食べ進まないということもあるようです。

キャットフードは近くに置いておくと便利ですが、常に見えるところにあると猫がいたずらしてしまうため扉などでしっかりとしまえる収納にしまうようにしましょう。

 

猫のケガを防止する工夫ができている

家の中には思わぬ危険が潜んでいます。猫がケガをしないよう、室内が安全な状態であるか確認をしましょう。
猫は隙間を好む性質があります。家具の間に入ってしまい、出てこれないケースもあるため中途半端な隙間は作らないよう気を付けましょう。また、風などにより急にドアが閉まって手足やしっぽを挟んでしまうということも考えられます。ドアは基本的に閉めておき、猫用ドアを取り付けて対処しましょう。また、猫が誤食する場合があるため、食べ物はしっかりと戸棚のしまう、食品庫を設けるなど手の届かないところに置くようにしましょう。

 

脱走防止対策ができている

細い隙間からもするっと出ていってしまうのが猫。
脱走防止対策はしっかりととっておきましょう。特に窓や網戸など脱走の危険がある箇所にはロックやストッパーを取り付けておくと安心です。また猫の通路となるペットドアにはロックが出来るものもあるので、設置する場所によってはロック付きのものを採用することも考えましょう。

 

 

猫と快適に暮らす家の間取り事例

猫がのびのび自由な家

猫と暮らす家の事例を紹介します。こちらの家は猫が快適に暮らすために、随所に工夫をしました。

吹き抜けの壁に取り付けた猫ステップ

リビング上を大きな吹き抜けとし、吹き抜け空間を上手く利用してキャットステップをあちこちに設けています。高いところが好きな猫も、キャットステップを上り下りして楽しむことができます。
更に構造上必要な梁や耐震性を高める火打ち梁を敢えてあらわすことで、キャットステップから移動して高いところをお散歩できます。吹き抜け窓からも温かな日差しが入るので、窓の外を眺めながらの日向ぼっこスペースにも最適ですね。

建具に取り付けた猫用通路

更に建具には猫用の通路を設けました。猫が自由に家の中を行き来できるので猫にとっても楽しく暮らすことが出来そうです。また、間取りに限らず猫の居場所になるようなキャットタワーや爪とぎ、猫つぐら、猫用トイレも適切な場所に配置してあげることで、猫も人もストレスなく過ごすことができます。家を建てた後に猫を飼い始めた場合でも、こうした後付けの猫用グッズで工夫をすれば、十分に快適に暮らすことが可能です。

壁に取り付けたキャットタワー

 

猫も喜ぶ薪ストーブのある暮らし

家を建てたら猫を迎えるという夢のため、キャットステップや猫用のドアを計画しました。
実際に一緒に暮らし始めたら、吹き抜けの壁につけたキャットステップを使って家中を元気に駆け回っています。
予想外だったのは薪ストーブ。冬は薪ストーブの前が定位置となっています。寒がりの猫に、風が出ずに体の芯から温まる薪ストーブはぴったりです。

 

3匹の猫との暮らし

猫3匹のために、ネコサロンを作りました。キャットタワーに食事スペース、トイレとひとまとめにし、猫専用の落ち着く空間となっています。床はタイル、腰壁は板張りとし、掃除のしやすさも考慮しています。
吹き抜けにはキャットステップを取り付け、その下の土間サロンにはキャットタワーを。日当たりの良い窓際のベンチソファで猫も人間もくつろぎます。

 

ほのぼのネコ日常

一階の半分以上をタイルの土間にしました。
薪ストーブの熱を蓄熱し、冬はほんのり暖か。夏は冷たく、猫がごろんと転がって気持ちいい場所です。ダイニングのベンチや腰壁も板張りとし、爪あとが目立たず、猫の足にも優しい素材に。
陽の当たる暖かい土間がお気に入りのお昼寝スペース。和室の雪見窓から外の景色を眺められます。

 

草花と猫のいる暮らし

家を建てて飼い始めた二匹の猫。リビングから大開口の窓を開けて広々としたウッドデッキへ一緒に出ます。
リビングには天井まで届くこだわりのキャットタワーを設置。一緒に庭やリビングで過ごす時間を楽しんでいます。

 

私の庭、ときどき猫

リビングから広いウッドデッキを通じて大切にしている庭の繋がりが素敵な家です。猫も晴れた日にはウッドデッキにごろんと転がり、気持ちよさそうです。
リビングには随所に猫が落ち着くベッドや居場所を配置。猫にとってもメリハリのある、心地よさそうな空間です。

 

 

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まとめ

猫と人が快適に暮らす家作りに大切なことは、猫の習性を理解し行動に配慮した環境を整えてあげることです。安全対策は万全に、運動や日光浴、爪とぎなどが自由に出来るようにして猫がストレスなく過ごせる様に工夫しましょう。

猫にとって暮らしやすい環境を整えることは、部屋のにおい対策や家具・壁が傷むのを防ぎ、人にとっても居心地の良い家作りに繋がりますよ。記事に出てくるアイテムや家具の配置などを参考に猫も人も快適に暮らせる家を作ってくださいね。

 


 

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