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猫と暮らす家作りのポイントは?におい対策や家具がボロボロにならないための工夫を解説!

2022/11/18(金) 家づくり

猫と暮らす家作りのポイントは?におい対策や家具がボロボロにならないための工夫を解説!

自由気ままに過ごしながらも人間の様子をよくうかがっている猫。そんな相棒と一緒に暮らすことは癒しであり、楽しみでもありますよね。
しかし一方で猫はデリケートな生き物でもあります。猫と人間がともに快適に過ごすにはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。ここでは猫と人間がお互いストレスなく過ごすためのアイディアや設備をご紹介します。参考にしてみてくださいね。

 

目次

 

 

猫が好きなこと、苦手なことは

・日向ぼっこ

猫にとって日向ぼっこにはたくさんのメリットがあります。ぽかぽか暖かい所で質の良い睡眠を促したり、体内時計を整えたり、殺菌効果と除湿効果で毛もふわふわになりますよ。日向ぼっこによって健康と精神を安定させています。

 

・高いところ

野生時代の習性で高いところが大好き。遠くまでよく見えて獲物を見つけやすく、外敵から身を守れるので、猫にとって高いところは安全な場所といえます。また、高いところに登ることで他者への優位性もアピールしています。

 

・不衛生なトイレ

猫はとってもきれい好き。トイレはいつでも清潔にしてください。
不衛生なトイレだと、トイレ以外で排泄してしまったり、おしっこを我慢して病気になってしまうことも……。不衛生なトイレだとストレスを溜め込んでしまいます。

 

・大きな音

人間よりも聴力が優れているのでインターフォンや掃除機、電話などの大きな音全般が苦手です。特に怖がりな猫は大きな音に警戒してしまいます。不安な時に隠れられる「隠れ場所」が必要です。

 

 

猫が快適に暮らすためのアイテムは

運動編

室内飼いの猫は運動不足になりやすいです。猫が好む「上下運動」ができる猫専用の階段や通路など、自由に動ける足場を設置して運動不足を解消しましょう。

 

キャットウォーク

キャットウォークとは高所にある猫専用の通り道のことです。高い所が好きな猫が自由に行き来できる散歩道になります。

キャットウォーク写真

 

猫階段

猫階段を設置することでより立体的な運動を促します。体力がなくなった老猫やジャンプ力がない子猫の移動の手助けにもなります。

猫階段

 

猫通路

猫通路とは壁に穴を開けて作った猫の通路です。家の中をより自由に移動できるので、自由気ままに行動するのが好きな猫のストレス解消にもなりますよ。

 

生活・習慣編

猫と人がストレスがなく、快適に過ごせるように環境を整えましょう。そのためには猫の習性を理解することが重要です。

 

陽だまりの窓辺スペース

猫にとって日光浴や外を眺めることは心身のバランスをとる大切な習性です。 柔らかい日差しが差し込む窓辺に猫がくつろげるスペースを設けてあげましょう。

タイルの土間で寝転がる猫

 

爪とぎ場

爪とぎは、昔狩りをしていた猫の本能。ストレス発散と健康維持のためにも専用の爪とぎ場を用意しましょう。自分好みの爪とぎ場があれば、壁や家具を傷つけることも防げます。

猫が爪を研いでいる様子

 

手洗い場

大切な猫をウィルスから守るため、手洗い場の位置も見直しましょう。猫と触れ合う前後には手を洗うなど、適切な衛生管理を心がけたいですね。

土間に設置した洗面

 

安全編

自由に動き回れるのが理想ですが、家の中には危険な場所もありますよね。

思わぬ怪我やイタズラを防ぐために安全面にも十分に配慮しましょう。

 

ライトスルースクリーン

キッチンなど、猫に入ってほしくない場所にはライトスルースクリーンで間仕切りをしましょう。半透明なのでお互いの気配を感じることができます。

 

キッチン収納

キッチンには食器やゴミ箱など、猫に触られると困るものが沢山あります。収納は扉のあるものにする、使ったものはその都度しまうことが事故や誤飲の防止にも繋がります。

扉付きのキッチン背面収納

 

間仕切壁用ペットドア

間仕切壁用ペットドアを設置すれば、猫が自由に部屋を行き来することができます。人がドアを開け閉めする必要がないのでお互いに快適です。

ドアに取り付けた猫用ドアから入ってくる猫

 

 

猫を家で飼う時の注意点は?

室内飼育を推奨

現在では、獣医師会や行政も猫の室内飼育を推奨しています。

室内飼育が推奨される理由として、事故に遭遇する危険がない、感染症になる危険が少ない、近隣トラブルを防げる、虐待による被害を避けられるといったことが挙げられます。

このように外で起こり得る危険に遭遇することを避けられるため、外に出る猫よりも室内飼育の猫の方が寿命が長いとされています。

「外に出られないと可愛そう」と思う方もおられるかもしれませんが、猫は狭いなわばりでもストレスなく生きていける動物です。上下運動ができる場所、窓の外が眺められる場所など猫にとって快適な環境を整え、飼い主がコミュニケーションをしっかり取れば室内だけでも十分満足することができます。

野良猫

 

運動不足による肥満やストレス問題

室内で飼われている猫は、行動範囲が限られるため運動不足になりがちです。運動不足は肥満や筋肉量の低下、ストレスの原因になります。ストレスが溜まると、過度なグルーミングで毛が抜けてしまい部屋が毛だらけになることも……

また、日中の運動が足りていないと体力が有り余り、夜間に猫も飼い主も眠れないといった弊害にも繋がります。そのため、室内でも運動ができる場所を作ってあげる必要があります。猫の運動には部屋の広さよりも、キャットタワーやキャットステップなど垂直運動ができるものを取り入れることが重要です。

飼い主がおもちゃを使って運動を促すのも効果的です。猫の年齢によって適切な運動量は変わるので、年齢に合わせた遊びに誘って運動不足を解消しましょう。

キャットタワー

 

安全面への配慮

外に出る猫よりも病気や事故に遭遇する危険が少ないとはいえ、家の中にも危険はあります。

風呂場で足を滑らせて溺れる、キッチンでの火傷や火事、食べてはいけない物の誤食、中には人にとっては無害でも猫にとっては毒になる植物もあります。思わぬ事故を招かないためにも、家の中を確認し対策を怠らないことが大切です。

風呂場やキッチンなど入ってほしくない場所には仕切りをする、猫の手の届くところに誤食の心配がある紐や電気コードを置きっぱなしにしないように配慮をしましょう。特に好奇心旺盛な子猫がいる場合には注意が必要です。

危険な行為をしないように躾をする事も大切ですが、何よりも猫が危険な目にあわないように室内の環境を整えるのが飼い主の責務です。

猫が柵から覗く写真

 

 

猫と家族が快適に暮らせる家の特徴とは?

室内に光と風を感じるスペースがある

日向ぼっこが大好きな猫にとって、室内に居ても光と風を感じられるスペースがある家は理想の住処といえます。適度に太陽光を浴びることは殺菌効果や、体内時計の調整、体を温め猫の健康を守る事にも繋がります。室内飼いの猫は日向ぼっこをする機会が不足しがちです。日差しが差し込み、風が通る部屋に猫がリラックスして過ごせるスペースを設けましょう。

風を取り入れるために窓を開けておく場合は、窓から猫が逃げ出さないように注意する必要があります。窓のサイズや位置に配慮する、ルーバーを設置するなど、窓から猫が逃げ出さないように工夫をしましょう。

光と風を感じられる部屋は、猫だけでなく家族にとっても心地よい空間になりますよ。

二階吹き抜けから覗く猫

 

上下運動ができる場所がある

猫は外敵から身を守ったり、危険を察知したりするため本能的に高いところを好み、上下運動を頻繁に行う動物です。

そんな猫にとって上下運動は必要不可欠で、平らな場所を走り回るだけでは運動不足になってしまうこともあります。そうならないためにも、キャットタワーや高い場所を自由に行き来できるようにキャットウォークを設置するなど、上下運動ができる場所を作りましょう。
高さを調節すればジャンプ力が弱い猫でも立体的な運動をすることができますよ。専用のものを用意できない場合は、猫の足場になるように、高低差のある家具を組み合わせれば手作りアスレチックの完成です。

活発に高いところに登ったり、降りたり、ジャンプしたりすることで猫の運動不足やストレスが解消できます。

壁に取り付けた猫ステップ

 

見晴らし台がある

高いところが大好きな猫にとって、部屋の様子を見渡すことが出来る「見晴らし台」はストレスを軽減するための大切な場所です。人の目線より高い場所に、猫が安心して過ごせるスペースを作ってあげましょう。
多頭飼いの場合は、棚やキャットタワーを複数用意してそれぞれにお気に入りの見晴らし台を用意してあげてくださいね。

本棚や、収納ラックを組み合わせて登りやすいようにしたり、棚の上にお気に入りのクッションを置いたりするのも良いですね。ただし、家具が倒れないように安全にも配慮しましょう。

猫が見晴らし台に登る理由は、優位に立ちたい、警戒している、人の様子を伺いたいなど様々です。見晴らし台は猫にとって安心・安全を感じられる必須アイテムといえます。

二階吹き抜けから見下ろす猫

 

自由に部屋の行き来ができる

ドアに取り付けた猫用ドアから覗く猫

猫は好奇心旺盛で自由気ままな生き物です。室内飼育でも退屈しないように、お風呂場やキッチンなど猫にとって危険な場所以外は部屋の行き来が自由に出来るように工夫しましょう。

猫がドアに挟まれないようにストッパーをつけると安心です。壁を改造して部屋同士をつなぐ猫通路やペットドアを作れば、飼い主がドアを開け閉めする事なく猫が自由に移動できるのでお互いに快適です。

猫通路をキャットウォークとつなげれば、空間を立体的に移動できて運動にもなりますよ。
ただし、室内には猫にとって危険な場所もあります。思わぬ事故を防ぐためにも、近づいてほしくない場所には仕切りをするなどの対策もお忘れなく。

気分に合わせて移動できると、猫のストレスの軽減にも繋がりますよ。

 

お気に入りの爪とぎがある

猫が好む爪とぎ場所を用意すると、壁や大切な家具がボロボロになることを防げます。猫が爪とぎをする理由は、狩りをしていた時の習性で鋭い爪をキープするため、マーキング、気分転換、飼い主の関心をひきたいなどが挙げられます。

猫にとって爪とぎは本能的な行動なので、やめさせるのは不可能です。
そうは言っても、好きなところで爪をとがれては部屋中ボロボロに、騒音の問題もあるので困ってしまいますよね。

猫の爪とぎは辞めさせるのではなく、「爪をといでも良い環境」を整えることが重要です。猫が気に入る爪とぎを用意すれば、してほしくない場所での爪とぎを防げますよ。

硬くて安定感のある爪とぎ場所を好む猫が多いですが、色々な素材や形状の爪とぎ器があるのでお気に入りを見つけましょう。

爪とぎに乗って休む猫

 

外を眺められる場所がある

室内飼育の猫にとっては、外を眺める事は適度な刺激になり、好奇心を満たすことができる至福の時間です。また、自分の縄張りをパトロールするという意味もあります。猫が好きな時に外の世界を眺められるように、外が見える場所に猫が過ごせるスペースを用意してあげましょう。

窓の前に台座を設置したり、ちょうど良い高さの家具やキャットタワーを置いてあげると良いですね。窓やドアの近くに外を眺められる場所を作る場合は、柵をするなどして脱走や落下には気をつけましょう。

日差しが差し込む場所にスペースを作れば日向ぼっこも出来るので、猫の健康維持にも繋がります。日差しに合わせて移動できるように複数あると良いですね。

 

快適で清潔なトイレがある

猫はきれい好きで、特にトイレにはこだわりがあります。猫が安心して排泄できるように、理想のトイレを用意し清潔な状態を保ってあげたいですね。

サイズや形状に気をつけて猫にあったトイレを選び、食事場所と離れた人通りが少ない落ち着ける場所に設置しましょう。トイレを置く場所の壁紙を防臭機能付きのものにしたり、天井に換気ファンを設置したりすると気になるにおいを防げます。

トイレは定期的に水洗い、つけ置き消毒をすることで清潔に保つように心がけましょう。汚れる度に、ペット用のお掃除シートで拭くのも手軽で効果的です。

トイレを清潔にすることは、におい対策にもなるので猫にとっても家族にとっても快適な環境作りに繋がります。

猫トイレと猫

 

隠れ場所がある

猫は背中が隠れるような場所に身を潜めるのが大好きです。これは野生時代に外敵から身を守るための習性の名残りと言われています。

家の中にも家族や他のペットから干渉されない、猫のための「隠れ場所」を用意してあげましょう。キャットドームを置いたり、段ボールや家具を利用して狭くて囲まれたスペースを作ると良いですね。普段から、キャリーバッグを隠れ場所として部屋に置いておくという方法もありますよ。

後ろから攻撃される心配がない隠れ場所は、猫にとって安心できて落ち着ける場所になります。猫同士が喧嘩した際の逃げ場所や、来客に警戒している時に様子を伺う場所となり、ストレス回避にもなるのでぜひ用意してあげてください。

 踊り場に置いた猫の籠る籠

 

 

猫と快適に暮らす家の間取りは?

猫と暮らす家の事例を紹介します。こちらの家は猫が快適に暮らすために、随所に工夫をしました。

吹き抜けの壁に取り付けた猫ステップ

リビング上を大きな吹き抜けとし、吹き抜け空間を上手く利用してキャットステップをあちこちに設けています。高いところが好きな猫も、キャットステップを上り下りして楽しむことができます。
更に構造上必要な梁や耐震性を高める火打ち梁を敢えてあらわすことで、キャットステップから移動して高いところをお散歩できます。吹き抜け窓からも温かな日差しが入るので、窓の外を眺めながらの日向ぼっこスペースにも最適ですね。

建具に取り付けた猫用通路

更に建具には猫用の通路を設けました。猫が自由に家の中を行き来できるので猫にとっても楽しく暮らすことが出来そうです。

また、間取りに限らず猫の居場所になるようなキャットタワーや爪とぎ、猫つぐら、猫用トイレも適切な場所に配置してあげることで、猫も人もストレスなく過ごすことができます。

家を建てた後に猫を飼い始めた場合でも、こうした後付けの猫用グッズで工夫をすれば、十分に快適に暮らすことが可能です。

壁に取り付けたキャットタワー

 

 

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まとめ

猫と人が快適に暮らす家作りに大切なことは、猫の習性を理解し行動に配慮した環境を整えてあげることです。安全対策は万全に、運動や日光浴、爪とぎなどが自由に出来るようにして猫がストレスなく過ごせる様に工夫しましょう。

猫にとって暮らしやすい環境を整えることは、部屋のにおい対策や家具・壁が傷むのを防ぎ、人にとっても居心地の良い家作りに繋がりますよ。記事に出てくるアイテムや家具の配置などを参考に猫も人も快適に暮らせる家を作ってくださいね。

 





 

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