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暖かい家のメリット・デメリットは?作る上でのポイントを徹底解説!

コンシェルジュ concierge
2021/05/10(月) 家づくり

マイホームを検討するとき「少しでも暖かい家にしたい」と思う方はたくさんいるのではないでしょうか。
そこで今回は、暖かい家を実現するために大切なポイントや、暖かい家の特徴とメリット・デメリットについてまとめました。
これから家づくりを計画される方は必見です!

 

INDEX

 

 

家のなかで寒さを感じる場所は?

ひとは住まいのどんなところで寒さを感じるのでしょうか?
空調機器メーカーのダイキン工業が首都圏の200人の女性を対象に「冬場に家のなかで寒さを感じる空間・場所」を尋ねた結果がこちらです。


引用元:ダイキン工業「
住宅内の非居室空間と寒さに関する実態調査 女性の約6~7割が非居室空間で"寒さ"を感じている」

結果として、洗面脱衣室、廊下、玄関といった場所で寒さを感じている人が多いことが分かります。
日常的に過ごす居住空間ではないこのような場所は、ヒーターやエアコンといった空調設備が備わっていないことが多く、空間も限られた狭い場所であるため、結果的に寒さを感じながらもそのまま過ごす人が多いのだと考えられます。

居室と非居室のあいだで温度差が大きいと、その差分でより強く寒さを認識してしまいます。
場合によっては、心筋梗塞や心疾患を引き起こすヒートショックの原因にもなりかねません。
快適で安心な生活を送るためには、家全体をできるだけ均一な温度に保ちたいものです。

 

 

暖かい家をつくるメリット

暖かい家をつくることで快適な生活を送れるだけでなく、心身の健康にとってもメリットがたくさんあります。
ここでは、暖かい家をつくることのメリットをご紹介します。

 

快適な生活を送れる

暖かい家は、快適な住まいに欠かせない条件といえるでしょう。
暖房の効きがよく冷気を感じない家であれば、どんなに寒い日でも快適に過ごすことができます。
寒い日の朝は室温が低いだけで起きるのが辛くなったり、お風呂に入るのも面倒に感じて動きが鈍くなりますが、暖かい家であれば快適にのびのび暮らすことができるでしょう。

 

光熱費を抑えられる

暖かい家にすることで冬場の暖房代を安く抑えることができます。
元から暖かい家というのは、高気密高断熱の家によく見られる特徴です。
1~2台のエアコンで家全体の冷暖房を調整できるため、省エネになります。加えて、暖房を付けたとしても設定温度をそれほど上げなくても良いため、光熱費を安く抑えることができるのです。

 

ヒートショックを防げる

ヒートショックという言葉をご存じですか?
ヒートショックとは、身体が急激な温度変化にさらされることによって受ける影響のことを指しています。
温度変化に伴って血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞が起こり、最悪の場合死に至ることもある危険な症状です。
特に脳卒中や動脈硬化の傾向のある方はヒートショックの影響を受けやすく、高齢者は必ず注意すべき特徴のひとつです。
暖かい家であれば、脱衣所やトイレなどで温度変化を受けづらくなるため、こういった危険を防止できます。

 

結露を防げる

家づくりを考えるきっかけとして常に上位を占める要素のひとつが、結露の問題。
暖かい家は断熱性と気密性に優れているため、温度差による結露を防ぐことができます。
結露は、壁・床・天井などにカビを発生させたり、壁の中の断熱材をずり落として断熱効果を下げたり、家の基礎を腐らせたりと、建物にとって大きな天敵となるため注意が必要です。
高断熱・高気密の家であっても結露を完全に防ぐことはできないため、湿度調整をしっかりおこなうよう心がけましょう。

 

湿度を調節できる

日本は湿度変化の激しい国。
夏は湿度が高く、冬は湿度が低く乾燥しているなど、四季によって気候が大きく変わります。
気密性が低い家だと、こうした気候の変化が室内空間まで入り込むため、空調管理が難しくなります。
しかし機密性の高い家であれば、湿度も入らないため適度な温度・湿度を保つことができるのです。

 

防音効果が良くなる

暖かい家は、その分高気密な家であることが多いため、室外の音を遮断するだけでなく室内の音が漏れることを防いでくれます。
プライベートを重視したい方や、家で楽器の練習などをしたい方にも暖かい家はおすすめです。

 

 

暖かい家をつくるデメリット

暖かい家を追求するほど、気密性も高まる傾向になります。
気密性が高い家はメリットの反面、デメリットもあります。
ここからは暖かい家をつくることで生じるいくつかのデメリットについてご紹介します。

 

日射管理が必要

夏の強い日差しを調節するような日射管理をおこなわないと、夏場は室内の温度が急激に高くなります。
というのも、高気密・高断熱な家は暑い空気が逃げていかないため室内に熱い空気がこもってしまい、夜になって外気温が下がっても室内は蒸し暑いままになりかねません。
日射を管理する方法としては、簾(すだれ)や庇(ひさし)を利用して直射日光を防いだり、太陽光をカットできる性能の高い窓ガラスを利用するのがおすすめです。

 

換気をこまめにおこなう必要がある

高気密な家になるほど室内に空気が閉じ込められるため、魔法瓶のような状態となります。
そのため、家の中に生活の匂いや湿気がこもりやすく、場合によってはシックハウスの原因となる物質が空気に含まれた状態で生活することとなります。
こういった状況を防ぐためにも、こまめな換気をおこなうことは必要不可欠といえるでしょう。

 

開放型ストーブを利用できない

灯油やガスを利用して動く開放型のストーブは暖かくて人気のある暖房器具ですが、高気密高断熱の家だとこのようなストーブを利用することができません。
灯油のガスには、水蒸気や一酸化炭素、窒素酸化物などが含まれており、こまめな換気をおこなわないと人体に良くない影響をもたらします。
また水蒸気は結露の原因にもなるため、高気密な家と相性が良くありません。
換気扇だけではこういった空気をすべて換気できるわけではないため、開放型ストーブの利用は控えましょう。

 

室内の音が反響しやすい

気密性が上がることによって、外界の音がシャットアウトできたり室内の音が外に漏れるのを防いだりできるといったメリットがありますが、逆に言えば室内の音が反響しやすいというデメリットにもなります。
そこに住まう人によって気になるかどうかは分かれるポイントですが、気になるばあいはあらかじめ室内の音を吸収してくれる吸音材を使用するとよいでしょう。

 

 

暖かい家のつくり方・ポイント

暖かい家をつくるためには、いくつかのポイントがあります。
より快適に過ごすことのできる暖かい家をつくるためのポイントをいくつかご紹介しますので、ぜひ家づくりの参考にしてみてください。

 

Q値・UA値・C値を参考にする

Q値・UA値・C値といった用語をご存じでしょうか?
建物の性能を表すこれらの用語の意味を簡単に説明します。

  • Q値・・・熱損失係数
    どれくらい熱が逃げにくい家なのか、を示す数値です。Q値が小さいほど省エネ性能が高く、熱が逃げにくい家となります。
  • UA値・・・外皮平均熱貫流率
    熱量がどれくらい家の外に逃げやすいのかを示す数値です。UA値が小さいほど、家の建材が室内に熱を放出しづらい家といえます。
  • C値・・・相当すき間面積
    家にどれくらいの隙間があるのかを示す数値です。C値が小さいほど隙間の少ない、高気密な家だといえます。

これら3つの値が小さいほど、高気密で熱が逃げにくいたてものであるといえるでしょう。
Q値・UA値は地域ごとに基準がありますが、一般にC値は地域によらず0.5以下が望ましいとされています。
数値で住宅性能を比較したい方は、このような指標を参考にしてもよいかもしれません。

 

鉄骨造より木造がおすすめ

鉄は木の350倍も熱を通しやすいといわれています。
そのため、鉄骨造は冬の寒い空気を室内に伝えてしまうという特徴があります。
つまり鉄骨造では冷暖房の効果を下げるだけでなく、壁の内部が結露しやすい状況を生んでしまうため、暖かい家づくりには向いていません。
特に寒冷地に住んでいる人は、すぐに外の寒い空気を伝えてしまう鉄骨での家づくりは控えた方がよいでしょう。

 

エアパスソーラー工法を利用する

エアパスソーラー工法とは、断熱材と外壁の間に設けられた空気層をを太陽熱で暖められた空気が循環するという、自然の力を利用した工法です。
一般的な高気密・高断熱の家のように自然の熱や風をシャットアウトするものではないため、冷暖房ほどの大きな気温変化はありませんが、冬には少しあたたかく、夏には少し涼しいという「ほどほど感」が特徴です。
自然の力で快適な室内環境に近づける工法で、機械の故障といった問題とは無縁なのも魅力です。
長野県など、湿度が低く日照率の高い地域に適した工法ですので、自然エネルギーを活かして暖かく暮らしたい方は検討してはいかがでしょうか。

エアパスソーラー工法を詳しくみる

 

自然の暖かさを利用する

自然な日光のエネルギーで部屋を暖めるという考え方もおすすめです。
湿度の高い地域では少し難しくなりますが、比較的湿度の低い地域であれば、窓を大きくとり太陽の日差しを取り入れるだけでも自然な暖かさを保つことができるためおすすめです。
ほかにも薪ストーブなど火の力を利用して、自然なぬくもりに包まれて暮らすのも心地よいものです。エアコンや機械暖房のあたたかさは苦手という方もいますが、輻射熱で暖める薪ストーブなら体の芯からじんわりと暖まり、健康で快適に過ごすことができるでしょう。

 

エアコンなどの暖房機器の効きやすい間取りにする

せっかく暖房器具を取り入れても、空調が効きにくい間取りでは意味がありません。
特にエアコンを取り入れる際は、風は直進する、スイング機能は限界があるといった点に注意するようにしましょう。
暖房器具の効きやすい間取りにするためには、部屋の形をシンプルな長方形にしたり、部屋の長手方向に風が流れるような動線を考えてエアコンを取り付けるなどの工夫が必要です。
ういった工夫次第で実際の暖かさは大きく変わってきますので、家を購入する際は設計士やコーディネーターの方とよく相談して間取りや形を決めるようにしましょう。

 

高気密高断熱な家の場合、冷暖房を24時間つけておく

24時間冷暖房がフル稼働というと光熱費がかかると考える方がいると思いますが、むしろつけっぱなしのほうが安くすむことがおおいのです。
というのも、冷暖房はスイッチを入れて稼働するときに最も大きなエネルギーを必要とするからです。
ただしつけっぱなしは環境にとってはよくありません。自分の中での優先順位を決めて、高気密な家にするか、そうでない家にするかを決めましょう。

 

 

まとめ

暖かい家づくりは、住宅会社にとっても住む人にとっても永遠の課題です。
少しでも快適に過ごせるように、自分にあった暖かさの家づくりができるとよいですね!
メーカーや工務店によっても暖かさに対する対策はそれぞれであるため、色々な会社の家の特徴を見てみるとよいでしょう。

また暖かい家を長野県で建てたいとお考えの方は、ぜひ私たちフォレストコーポレーションにお問い合わせください。
工房信州の家は、長野県産の無垢材を80%以上使用し、信州の自然を感じながらゆったりと過ごせる住まいです。
無垢材と相性の良い薪ストーブや、空気の力で家全体を暖めるエアパスソーラー工法も当社の特徴です。
気になる方は、お気軽にご相談ください。

 

 





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