鷲澤 仁美 鷲澤 仁美

珪藻土の汚れ落としは「ハイター」で! カンタン、塗り壁のお手入れと掃除

2020/04/15(水) 家づくり

工房信州の家オーナー様から、パニック状態で突然の電話!

「コーヒー1杯を丸ごと珪藻土にぶっかけてしまいましたー!どうしよう!?」

コーヒーが染み込んだ珪藻土壁
↑送っていただいた現状写真。

ホワイトの美しい塗り壁に、茶色のシミが見事にくっきり。

珪藻土の無数の気孔にみるみる染みこんでいく様が目に浮かぶ・・奥様がパニックになるのも無理はありません。

余談ですが・・
珪藻土の一粒一粒は、1億分の1cmの気孔を含んでおり、凹凸のある柔らかな質感を生みます。
その効果として、最も有名なのは「調湿効果」。湿度40%を境に吸湿・放湿を半永久的に繰り返し、室内の湿度環境を快適に保ってくれます。六畳間の壁に厚さ3mmで珪藻土を塗ると、一升瓶一本近くの水分を吸収できるそう!その調湿性能は、備長炭・竹炭の4~6倍とも言われます。

塗り建ての珪藻土

 

でも大丈夫!
どのご家庭にもあるグッズで、真っ白キレイがよみがえります♪


↑ アフターメンテナンス室 がまとめた、珪藻土のお手入れムービー。1:00くらいからご覧ください!

 

救世主は「キッチン用漂白剤(ハイター)」!!!

約3倍に薄めてシミ部分に塗ると、魔法のようにじわじわと色が抜けていきます。

奥様に早速試していただきました。

泡ハイターで染み抜きした珪藻土壁
↑ひとまず手近にあった「キッチン泡ハイター」を薄めて塗ってみたそうですが・・

泡状スプレーの場合、シミの輪郭はぼんやりとしましたが、まだまだシミは気になります。液状で再トライ!

液体ハイターで染み抜きした珪藻土壁
↑液体ハイター使用後

何ごともなかったかのようにキレイな塗り壁に!!

奥様曰く、近くでじーっと見ればなんとなくシミの名残があるかな~?くらいの仕上がりになったそうで、安堵されていました。

実は奥様、昨年 オーナー様向けイベント「ことラボ」に参加され、珪藻土のお手入れ方法を学んでいたのですが‥
「突然のことでパニック、頭が真っ白」になってしまったと振り返っておられました。

「これからは汚しても落ち着いて対処できそう」とも ^ ^

 

自然素材というと特別なお手入れが必要なんじゃないか‥と心配される方も多いですが、意外と身近なものでお手軽にケアができます。

珪藻土の塗り壁

今回は広範囲に広がったシミの対処であったためハイターで色を抜くという手段に出ましたが、普段はもっと気軽なお手入れで大丈夫です。

日常のお手入れ

  • 珪藻土の塗り壁の日常的なお手入れは、特別必要ありません。
    ホコリが気になったときにハタキで落とす程度で十分です。

 

汚れに気付いたら

  • 汚れに気付いたときは、まずは「消しゴム」を試してみましょう。
    表面的な汚れは消しゴムで落とせることがほとんどです。
  • 消しゴムで落とせなかった汚れは、「メラミンスポンジ」などでこすってみましょう。
    これは塗り壁の表面を薄く削る手当てになりますが、あまりこすりすぎると塗りの風合いが変わってしまうので、少しずつ様子を見ながら試してください。

 

隙間ができたときは

  • 無垢材と珪藻土塗り壁の境目に隙間が生じることがあります。
    自然素材は温度・湿度などの環境の変化に応じて伸び縮みする性質があり、冬場に乾燥して隙間が目立っても春になると目立たなくなることがありますので、季節が変わるまでしばらく様子をみてみましょう。
    四季を経験して自然素材の動きが落ち着いてきたら、生じた隙間は補修でカンタンに埋め直すことができます。
    アフターメンテナンス室のスタッフが対応しますので、定期点検でご相談ください!

珪藻土の隙間の補修

 

自然素材ならではの特性を正しく知っておけば、特別な手間ひまをかける必要はありません。
新建材のように古びていくばかりの素材とは違い、ちょっとしたお手入れで長く気持ちよく住まい続けることができるのが、自然素材の家の魅力だと思います。

自然素材の家と上手に付き合っていくノウハウを皆さんにお伝えするため、アフターメンテナンス室では他にも お手入れ動画 を随時更新しています!
自然素材の家・木の家のお掃除に悩む方はぜひご覧くださいね♪

自然素材のお手入れ動画

 

※ブログ掲載にご快諾いただいたO様、ありがとうございました!