コンシェルジュ concierge

新築のキッチンで失敗・後悔しない!サイズや配置、オプションなどのポイントを解説

2022/10/31(月) 家づくり

新築のキッチンで失敗・後悔しない!サイズや配置、オプションなどのポイントを解説

家の中で毎日欠かさず使う場所の一つ、キッチン。毎日使うからこそ、こだわって計画したいですよね。

一口にキッチンと言っても、多種多様な形や素材があります。どのようなキッチンがあるのか、詳しく見ていきましょう。

 

目次

 

 

新築のキッチンで失敗・後悔しないためのポイントとは?

新築の家を建てる時、キッチンはこだわりたい場所の一つではないでしょうか。

毎日出入りする場所なので動線・収納・設備など全てにおいて申し分のないキッチンにしたいですよね。

ここでは新築のキッチンで失敗・後悔しないためのポイントをご紹介します。

新築のキッチンを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

 

1:キッチンの種類

一口にキッチンと言っても様々な種類があります。

憧れやイメージでなんとなく選んでしまうと、収納が足りない・作業がしづらい・リビングを圧迫し過ぎなど、完成したキッチンを実際に使ってみて気づく失敗や後悔もあるようです。

そうならない為に重要なのが、それぞれのキッチンの特徴を理解して自分たちに合ったキッチンを選ぶこと。

ライフスタイルや優先順位を考慮して、キッチンで過ごす時間がより楽しく快適になるようなキッチンを選んでくださいね。

 

①システムキッチン

システムキッチンとは、シンク・コンロ・収納・調理台などが天板(ワークトップ)によって繋がっている形状のキッチンのことです。

キッチン上がフラットなため、デザイン性も高く掃除もしやすいので多くの住宅で採用されています。

ベーシックなI型をはじめ、L型・L型・アイランド型など様々なタイプがあります。

カラーやオプションにも選択肢が多く、好みに合わせて選べるのもポイントです。

システムキッチンと背面収納

 

②対面キッチン

対面キッチンとはオープンキッチンとも呼ばれ、リビングやダイニングに対面したキッチンのことをいいます。

開放的な印象で、家族とコミュニケーションを取ったり、テレビを見たりしながら調理や片付けが出来る人気のキッチンスタイルです。

作業をしながら小さなお子さんやペットを見守ることができますよ。

食事の配膳や片付けも効率的に行えます。

対面キッチンとハイチェア

 

③アイランドキッチン

アイランド(=島)のように独立したキッチンのことを指し、対面キッチンの一つです。

壁に接している部分がなく、キッチンの周囲をぐるりと回遊できるのが特徴です。

動線が一本にならないので、複数人でも調理をスムーズに行えます。

コミュニケーションも取りやすいのでホームパーティなど人を招くのが好きな方にもおすすめのスタイルです。

キューブ型アイランドキッチン

 

④壁付けキッチン

キッチンの前面が壁についているキッチンのことで、作業をする時は主に壁に向かって行います。

料理に集中できることが一番のメリットです。

また、リビングやダイニングに油や水がはねることを気にせず作業できますよ。

壁とキッチンの間に空間を作らないので、ダイニングやリビングのスペースを広くとれることもポイントです。

壁付けキッチンとダイニングテーブル

 

⑤コの字型キッチン

コンロ・シンク・作業台などが「コ」のような形に設置されているキッチンです。

U」の字のようにも見えるため、U字型キッチンとも呼ばれています。

キッチンが作業をする人を取り囲むようなレイアウトになるので動線が短く、作業がしやすいのが特徴です。

それに加えて収納や調理スペースが広くとれるので作業効率の良いキッチンスタイルといえます。

壁付けのL字型キッチン

 

 

2:動線

快適で使いやすいキッチンと動線には深い関係があります。

動線が悪いと「狭すぎて家族とぶつかる」「料理中の移動距離が長い」など、ストレスを抱えることになり、料理が億劫になってしまうことも……

そうならない為にも、キッチンでの作業や動きの流れをイメージしてレイアウトを決めていきましょう。

効率的に作業ができるキッチンを作るには、冷蔵庫・シンク・コンロまでの距離が適切で動きやすいことが重要です。

これに加えて、収納や使用頻度の高い調理家電のレイアウトにも配慮することでより使い勝手の良いキッチン空間をつくることができますよ。

 

3:収納スペース

キッチンには調理道具や食器、食材、ストック品など様々な種類の物が収納されています。収納する物の量に合わせて十分な収納スペースの確保を行いたいですね。

奥行きを広く取りすぎて奥のものが取り出せない、棚の位置が高すぎるなど「設置した収納を活用できない」という失敗例は多いです。

とにかく広ければ良いと、収納スペースを広く作っても使いこなせなくては意味がありません。

また、壁面収納や吊り戸棚、パントリーなど、どんな収納をどこに設置するかによって使い勝手がかわってきます。

必要な物が出し入れしやすく、ストックの量も把握しやすい使い勝手の良い収納スペースを目指しましょう。

キッチン横の造作食器棚

 

4:ゴミ箱の位置

キッチンが完成した時に「ゴミ箱を置く場所がない」と後悔しない為にもキッチンの間取りを考えるときに、ゴミ箱を置く位置を決めておく必要があります。

キッチンでは生ゴミ、プラスチック、缶など色々な種類のゴミが排出されるので分別タイプのゴミ箱が便利です。

また、家族の人数やライフスタイルによって必要なゴミ箱のサイズや数が変わります。それらを踏まえて家庭に合ったゴミ箱が置けるスペースを確保しましょう。

設置する場所はシンク下や、壁と家具の間など、利用しやすく家事動線やインテリアの邪魔にならない場所が良いですね。

 

5:コンセント

冷蔵庫や炊飯器、電子レンジ……多くの家電を使うキッチンではコンセントの数と位置、アンペア数にも要注意です。

コンセントの数が足りないと、「調理家電を使うたびにコードの差し替えが必要」になり料理の効率にも関わります。コンセントの位置が悪いことで「コードが届かない」「新たな家具を置いたらコンセントが隠れてしまった」ということがないように、コンセントの数や位置を決めるのが大切です。

また、キッチン家電は消費電力が大きいものが多いのでアンペア数にも注意しましょう。

キッチンで使う家電をリストアップし、実際に使うシーンをイメージすると決めやすいです。

キッチン背面収納とキッチン家電

 

6:高さ・広さなどのサイズ

キッチンの高さや広さは料理のしやすさに影響があるので、もっと慎重に選べばよかったと後悔する方もいるようです。

キッチンの高さが使う人の体格に合わないと、「腰に負担がかかる」「包丁を使う時に力が入らない」など作業に支障をきします。キッチンをよく使う人の身長に合わせるようにしましょう。

また、キッチンの広さはキッチンに立つ人数やダイニングスペースとのバランスも考えて検討する必要があります。

キッチンスペースを広く取りすぎて「ダイニングを圧迫している」逆に、狭すぎて「複数人で調理をするときにすれ違えない」といった不具合がないように自分たちに合った広さを確保しましょう。

 

7:キッチンメーカー

キッチンメーカーによってサイズ展開やバリエーション、価格帯も異なります。

新築のキッチンで失敗や後悔をしないために、それぞれのメーカーの特徴を把握して、自分たちの希望が叶えられるキッチンメーカーを選びましょう。

 

例えば、主要なキッチンメーカーの特徴は以下の通りです。

「リクシル」

使いやすさやデザイン性に定評があり、品質の高さに対して価格がお手頃

機能的な収納にも注目

 

TOTO

美しいクリスタルカウンターが人気

水まわりの設備が充実しており、掃除が楽になるシンクや水栓が特徴

 

Panasonic

家電メーカーならではのハイテクな設備と美しいデザインが魅力

 

このように、各メーカーが力を入れている分野も様々で悩んでしまいますね。

デザイン性や機能性、掃除のしやすさ、保証の手厚さなど優先したいポイントを明確にして検討しましょう。

 

 

新築のキッチンで考えるべきサイズとは?

新築のキッチンを作る時、横幅(間口)、ワークトップの高さ、奥行き、通路の幅といった4つのサイズを考える必要があります。それぞれの一般的なサイズや自分に合うサイズを見極める基準を把握し、自分たちにピッタリの使いやすいキッチンを実現しましょう。

 

1:横幅(間口)

システムキッチンの間口(横幅)は255cmのものが主流で、165300cm程度が標準的なサイズです。

作業スペースは6090cmが目安で、ゆったりとまな板を置けるサイズが使いやすいでしょう。

必要以上に間口を長くとるとシンクからコンロまでの移動距離が増え、料理の効率が悪くなるので、キッチンでの作業をイメージして最適なサイズを選びましょう。

 

2:ワークトップの高さ

一般的なワークトップの高さは85cmで、キッチンを使う人の身長に合わせて高さを選ぶことでより作業がしやすくなります。

使いやすいワークトップの高さは「身長(cm)÷2+5cm」が目安だといわれています。

肘の位置などでも使用感はかわってくるので、高さを決める時には実際にショールームで体験してみるのが良いでしょう。

 

3:奥行き

奥行きは60cm65cmが標準的です。

奥行きが広いと作業スペースは増えますが、奥に手が届きづらいといったデメリットもあります。

一方、対面式のアイランド型やペニンシュラ型などの場合は、奥行きを75100cm長く取ると反対側からも使いやすくなりますよ。

奥行きのサイズは選ぶキッチンのタイプや用途に合わせて選びましょう。

 

4:通路の幅

通路の幅はキッチンに立つ人の体型にもよりますが、主に1人でキッチンを使うなら8090cm、複数人での作業を想定するなら最低でも100125cmは確保すると良いでしょう。

調理中に振り返った時に背面カウンターに手が届くくらいの幅が使いやすいです。

通路の幅は移動するための幅だけではなく、冷蔵庫や収納を開ける時のスペースも考慮して検討します。

メジャー目盛り

 

 

新築のキッチンで覚えておきたいおすすめの配置

キッチンの使い勝手をよくするためには、何をどこに配置するかがポイントです。

家事は毎日のことなので効率的なレイアウトにしたいですよね。

ここでは、新築のキッチンを考えるときに参考にしたいおすすめの配置をご紹介します。

 

1:ワークトライアングル

「ワークトライアングル」とはシンク、冷蔵庫、コンロの3つを結んでできる三角形のことです。

この距離が正三角形に近く、3辺の合計が3.66.6mに収まるように設置されていると作業効率が良いとされ、キッチンの配置を決める際に重要なポイントとなります。

長すぎても短すぎても調理の効率が悪くなるので、注意しましょう。

 

2:ダイニングテーブル

ダイニングテーブルは使いやすく居心地の良い配置にしたいですね。

キッチンとダイニングテーブルを隣接させると、遠くのテーブルまで料理を運ぶ手間が省けます。

また、家族の団らんやホームパーティの時にもコミュニケーションが取りやすいのもポイントです。

キッチンと横つながりのダイニング

 

3:カップボード 

カップボードの配置は、料理を盛り付ける時、洗った食器を片付ける時の動線を意識して決めると良いでしょう。

シンクやコンロとの距離が適切で、作業がスムーズに行える場所を選びたいですね。

キッチンの背面に設置すると食器だけでなく、調理器具の収納場所としても使い勝手がよく、おすすめです。

冷蔵庫の位置やキッチンの形状、方角にも考慮してバランスの良いレイアウトにしましょう。

キッチン造作背面収納

 

 

新築のキッチンにおすすめの便利なオプション

新築のキッチンにおすすめの便利なオプション4つを挙げ、一般的な料金やおすすめの理由などを紹介していきます。

オプションをつけることでキッチンでの作業がより便利になり、家事を楽にしてくれるのでぜひ検討してみてください。

 

1:タッチレス水栓

タッチレス水栓の一般的な費用は24万円です。

 

タッチレス水栓とはセンサーに手をかざすと自動で水が出る水栓のことです。

足元にあるスイッチを踏むと水が出るタイプ等、様々なタイプのものがあります。

調理中に手が汚れていても直接水栓に触れる必要がないので衛生的です。

また、自動で水が止まるので節水にも効果的で人気のオプションです。

キッチン水栓

 

2:食器洗い乾燥機

食器洗い乾燥機の一般的な費用は610万円です。

 

自動で食器洗いと乾燥まで出来るのは魅力的ですね。

煩わしい食器洗いから解放されるので、洗い物の多い家庭や共働き世帯に特におすすめのオプションです。

ビルトインタイプの食器洗い乾燥機なら、スペースの有効活用ができ、見た目にもスタイリッシュなものが多いです。

手洗いよりも汚れ落ちが良く、高温乾燥で衛生的なのがメリットです。

ガス料金や水道料金の節約にも繋がり、高い費用対効果が期待できますよ。

 

3:セラミックのワークトップ

傷や汚れに強いセラミックのワークトップは耐久性に優れ、きれいな状態を長く保てます。その耐久性はまな板を使わずに包丁を使っても傷がつかないほど。

価格帯は高価ですが、軽く拭くだけでお手入れがすむのでおすすめの素材です。

 

4:壁紙のグレードアップ

壁紙の種類によりますが相場は1㎡あたり8001,500円です。

 

キッチンの壁紙には、汚れ防止機能付きクロスや消臭機能付きクロスといった機能性の高い壁紙がおすすめです。

油はねやニオイなどのダメージを防ぎ、キッチンを清潔に保ちやすくなりますよ。

 

 

まとめ

新築のキッチンで失敗・後悔しないためには、それぞれのキッチンの特徴を把握し、自分達のライフスタイルにあったキッチンを選ぶことが大切です。

使用する人によって、使いやすい設備やサイズ、間取りはかわってくるので様々な面から検討する必要があります。

選択肢が多く迷うこともありますが、実際にキッチンを使うシーンをイメージして選ぶと良いでしょう。

この記事でご紹介したポイントを参考に、理想のキッチンを叶えてください。