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眺めがいい家の建築実例15選!建築・土地選びのポイントも解説!

公開日:2023/05/28(日) 更新日:2024/07/11(木) 家づくり信州の暮らし土地・庭のこと

眺めがいい家の建築実例15選!建築・土地選びのポイントも解説!

気に入った景色を眺めながら暮らせたら素敵ですよね。景色から日々季節の移ろいを感じる豊かな生活ができそうです。しかし、眺望を重視する際には注意点もあります。この記事では眺めがいい家の事例や、住んでいる人の体験談をご紹介します。土地を選ぶ際の注意点も記載しますので参考にしてくださいね。

 

 

目次

 

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眺めがいい家の建築事例15選

ここでは眺めがいい家の実際の建築事例を見ていきましょう。取り入れられるアイディアがあるかもしれません。参考にしてくださいね。

 

北アルプスを望む書斎

書斎から望む北アルプス

ウッドデッキに座って山を見る男性

吹き抜けに面したオープン型の書斎の正面に常念岳を望みます。パソコンや読書の途中でふと視線を上げて、目の保養にこの眺望、贅沢ですね。四季折々の姿を見せる山並みを楽しみます。リビングの外には軒がかかったウッドデッキを計画しました。連なる山々を、遮るものなくワイドに眺められます。お庭も広々としており、雄大な自然に見守られてお子さんが遊べる環境です。

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浅間山を望む御代田の家

ウッドデッキから田園風景を眺める男性

背後に浅間山を背負う片流れ屋根の家外観

長野市街地のマンションから、のどかな環境を求め移住した御代田で建てた家。周辺は自然豊かで視界の開ける農村の風景です。浅間山を背後に背負い、冬は真っ白に雪を纏った浅間山を家の裏側に面する窓から望むことができます。ダイニングとしている土間サロンにはフルオープンサッシを採用。気持ちの良い景色と済んだ空気を目一杯取り込みます。DIYした広いウッドデッキと土間サロンがフラットに繋がり、一体感を持たせています。

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眼下に広がる田園風景を望む家

土間サロンで遊ぶ親子と高台のウッドデッキ

二階から外を眺める家族

東御の山裾に建つ家は、一階からも眼下に広がる風景を楽しむことができます。リビングからひと続きの軒付きウッドデッキは絶景を楽しむポイントのひとつ。斜面にあり、敷地が道路から一段上がっているため視線を気にせず遊んだりくつろいだりと、リビングの延長として使うことができます。二階にも各所に大きな開口部を設け、景色をふんだんに取り込む窓計画をしています。背後には季節ごとに色づく木々が迫り、正面には遠く見晴らす景色が。どちらも美しい、眺望を楽しむ家です。

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安曇野の田園風景を望む家

田園風景を望む土間サロン

安曇野に広がる田園風景を望む、平屋の家です。土間サロンは二方向に開口部を設け、景色を存分に楽しめるよう窓サイズも規格外の大きなものを。奥の短い辺はフルオープンにすることができます。もう一つのリビングとして、キャンプ用のテーブルやチェアを置いてくつろぎの時間を過ごします。お庭に出せば、開放的で気持ちの良い風景を楽しみながら手軽におうちキャンプもできますね。道路側は開口部を絞り、田んぼに向かって開口部を取るメリハリのあるプランで人目を気にせずこの景色を堪能できます。

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森の中に佇む家

LDKから森を眺める家

ウッドデッキのチェアでくつろぐ親子

上田市の別荘地の森に佇む片流れの家。東西に長くとったプランは南面を広くとれ、日光と木々の風景を取り込む開口部もふんだんに計画しました。LDKと土間サロンから外を眺めることができます。下屋がかかった広いウッドデッキにはゆったりとしたチェアを置いて、森林浴を楽しみます。ウッドデッキへの出入り口は三か所も。土間サロンもあり、立地の性質を生かした外と距離感の近い家ができました。

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市街地を望む家

長野市内を眼下に望む二階の窓

市街地を見下ろす窓からの景色

ご夫婦共に県外のご出身ですが、長野の自然や開放的な暮らしを求めて長野にIターンされました。眺望が叶う土地を探し、出会ったこの高台からは善光寺平が一望できます。二階に上ればさらなる絶景が。二階の吹き抜けの窓はフィックスとし、景色を最大限楽しめるよう計画しました。吹き抜け下は土間サロン。縦にも横にも外にも開放感のある家が完成しました。

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北アルプスを望むサロン

二階フィックス窓から北アルプスを望む家族

背後に北アルプスが写る家外観

安曇野に建つ、北アルプスの山並みに沿う切妻屋根とナチュラルなカラーに配慮とこだわりを感じる外観の家。眺望を重視して土地を探し、長野県内の広範囲が候補に挙がっていましたが、燕岳が美しく見えるこの土地に決まりました。二階の寝室横には眺望を楽しむためのサロンを計画。三方塗り回しのフィックス窓から山々を望みます。細部にまでこだわったこの空間でお茶を片手にゆったりとした時を過ごします。

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伊那谷を望む平屋

リビングから田園風景を眺める家族

伊那谷の風景に馴染む平屋

伊那谷を見下ろす高森町に建築した平屋。のどかな田園風景が広がる周辺に似合うのびやかな平屋は、南に居住空間を並べ、開口部多くとり景色を楽しめるようプランニングしました。リビングの開口部はフルオープンサッシを。気持ちの良い風景と風が入ってきます。ウッドデッキと庭も一体となり、お子さんがのびのびと遊べる環境です。

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のどかな景色を堪能する家

窓からアルプスを眺める親子

のどかな風景に建つ家

南西に田畑が広がる安曇野市の土地を購入して家を建築しました。景色の開けた方向にぎゅっと集めた窓が印象的な外観となっています。はめ込んだフィックス窓はサッシが邪魔することなく存分に眺望を味わうことができます。白く雪をかぶっている山は常念岳。北アルプスの麓ですが、頂上を眺めることができます。土間サロンやウッドデッキなど、中と外を繋ぐ空間も作り日常的にカーテンを開けて景色を楽しむ生活を送ることができますね。

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背後に望む山々の景色

窓から眺める山々

美しい山と空と家の外観

東京から御代田町に移住したご家族の家。信州の自然豊かな環境での暮らしや子育てを希望されての決断でした。選んだ土地は山並みが美しく望める分譲地。庭を広くとり、ウッドデッキや土間サロンと繋げることで思い描いた暮らしが実現しました。浴室からも景色を楽しむことができるようプランニングし、窓を設けました。南側に吹き降ろす大屋根の外観も風景と調和しています。

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田園風景を取り込む家

土間の外に広がる田園風景

景色を眺めながらお茶を飲む夫婦

マンション生活の長かったご夫婦が終の棲家に選んだのは田園が広がる安曇野の土地。眺望の良さが決め手となりました。南東方向に開けた土間サロンからは田園風景と遠くに山並みが望めます。天気が良い休日はこの土間サロンで景色を楽しみながら食事をすることもあるそうです。道路から奥まった芝の庭で庭仕事や薪割り、バーベキューなど視線を気にせず外遊びを楽しむことができます。

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正面に南アルプスを望む家

夕焼けの中央アルプスを望むリビング

背後に中央アルプスを背負う家外観

のびのびと暮らせる環境を希望し、伊那の山の麓に広々とした土地を購入して家を建てました。リビングのフルオープンサッシを開けると庭の山桜の向こうに南アルプスが望めます。庭が広く視界に民家もないため窓やカーテンを開け放って生活することができますね。ウッドデッキと土間サロンも設け、キャンプ用ギアを日常使いすることで自然を取り込んだ暮らしが実現します。

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田園風景を望む特等席の書斎

田園風景を望む書斎とご主人

田園風景が広がる安曇野の景色を独占する二階コーナーの書斎。正面の窓は景色を楽しむためのフィックス窓。座った時にちょうどよく北アルプスを見られるよう、窓サイズや位置を入念にチェックしました。畳敷きでカウンター下は掘りごたつタイプとなっているため腰掛けたスタイルも、お座敷スタイルもごろ寝スタイルも気分で変えることができます。

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高台から見下ろす長野市の町並み

土間サロンから眺める街並み

二階から眺める夜景

こちらも善光寺平を一望できる高台のお家です。幹線道路から少し上がった住宅地で、利便性と眺望を両立する立地です。景色が開ける方向に開口する土間サロンや外土間を作り、眺めを楽しみながら趣味のロードバイクにまつわる作業をすることができます。浴室からも夜景を楽しめるようプランニングし、大きな窓をつけました。二階に上れば隣家の屋根も視界に入らず遠く市街地を見晴らすことができます。

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取り囲む山々を眺める家

ウッドデッキで景色を眺める夫婦

背後の山々と家の外観の屋根部分

二つのアルプスを見ることができる伊那谷の飯島町に移住したご夫婦。キャンプに訪れるうちに環境や眺望を気に入って移住を決意しました。タープを張ったような、見る角度によって形が変わる個性的な屋根と全面板張りの外観がご夫婦のセンスを表すお家です。リビングの外には軒のかかった広々としたウッドデッキを作り、外リビングとして山々を見ながらくつろぐことができます。

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眺めがいい家に住んだ人の体験談

眺めがよい場所に暮らしたいと考えていると、実際の暮らしのイメージや、思い描いていたことと違ったこと、景色を存分に楽しむための工夫など、気になることが出てきますよね。ここでは実際に眺めが良い家での暮らしをしている人の体験談見ていきましょう。

 

開放感のある暮らしを求め移住した家族の家

夫婦共に県外の出身ですが、山が好きで信州へ移住を決めました。
土地は長野らしい自然を感じられる環境で、市街地であっても四方を建物に囲まれていない抜けのある場所が理想でした。工房信州の家は土地から相談できるのが良かったですね。

高台の眺望を活かして東に大きく開放したプランニングですが、逆に外からの人目は気にならないので、いつもカーテンを開けて過ごしています。夜景を見ながら飲むビールは最高!友人が集まる機会も増え、カウンターでもソファでも土間サロンでもみんな思い思いにくつろいでいます。

二階吹き抜け窓

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山裾からの眺めを堪能する家

東御市の実家は里山のふもとの、町や北アルプス、八ヶ岳の山並みを見晴らす場所。その眺めを楽しむ暮らしがしたく、実家の敷地内に建築をしました。

朝起きていちばんにすべてのカーテンを開けるのが日課。季節、時間、天気によって大きく変わる眺めを日々楽しんでいます。最初はお気に入りのレースカーテンを付けていたのですが取り払ってしまいました(笑)。

我が家はこの眺めを楽しむために南西に開く暮らしを望んでいましたが、あえて絞った南面の窓から、春は桜が見えたり、デザイン重視でつくったキッチン窓から見える木々の様子から四季の変化を感じたり・・・。住む前には想像していたかったお気に入りポイントが発見できたことが嬉しかったです。

土間サロンは今はキッズスペースのように使っていますが、ゆくゆくは庭越しに景色を楽しみながらご飯を食べたり、夜景を見ながらお酒を楽しむ空間にしていくのが今から楽しみです。

ウッドデッキに座る家族

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マンションから安曇野の田園へ、三度目の家づくり

以前住んでいたのは市街地のマンションで、小さな子どもと暮らすのに利便性と安心感が魅力で購入しました。子どもの成長につれ手狭になったこと、退職後は便利さよりも日々の生活に楽しみを見出しながら暮らしたいと思い、安曇野の田園風景の中に家を建てました。

以前はぼーっとしたい時はテレビをつけていましたが、今は一階にテレビを置いていません。冬は薪ストーブの炎を眺めてぼーっと、夏は土間サロンで景色を眺めてぼーっとするのが定番です(笑)。

土間サロンから眺められる田園風景に四季を感じられます。土間サロンはちょうど中と外の中間ですごく便利に使っています。庭いじりをしたり、おうちキャンプをしたりと外との繋がりが欲しい生活にぴったり。やりたいことがたくさん出てきます。

田園風景に佇む大屋根の家外観

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眺めがいい家を建築する際の、土地選びの注意点は?

眺めがいい土地に家を建てたいと考える方もいるでしょう。
眺めがいい土地、といっても、街を見晴らす高台や、山や海、湖など自然を眺める立地、広大な田畑の広がり、里山の原風景など…場所や立地により見える景色は様々です。
ここでは、眺めがいい家を建築する際に知っておきたい注意点についてご紹介します。

 

公共施設・商業施設もチェックする

眺めがいい立地は、比較的利便性に劣る傾向があります。
眺望がすばらしい場所は確かに魅力的ですが、生活が不便な場所を選んでしまうとストレスに感じることも。たとえば、スーパーが遠方にある場合や、電車やバス通勤の方が駅やバス停から遠い場所に住まいを設ける場合など。買い物や通勤は毎日のことなので、利便性の良し悪しは暮らしに直結します。
実際に生活するシーンを想像しながら、将来的にも安心して暮らせる場所なのかじっくり考えてみてください。

 

子どもがいる場合は特に安全面に配慮する

眺めが良い土地を選ぼうとすると、街中から外れた場所を選ぶことが多くなるでしょう。
例として、山間部の場合はお子さんの通学距離が長くなることも多く、道中に危険な箇所がないかなども配慮したいポイントです。さらに高台の場合は、急傾斜地に造成工事をして宅地化している場合もあります。擁壁などの造成工事に問題がないか、高低差がある場合は子どもの安全面も踏まえフェンスを設置するなどの対策も必要になる場合があります。

眺めを優先した時に、身の回りに危険がないことも同時に確認をしておくことをおすすめします。

 家の外観とフェンス

 

小学校の近くは土地評価が高い

先程、お子さんがいる家庭の通学について触れましたが、小さなお子さんがいるご家庭は、子どもの通学を考慮した土地選びをしたい、という場合が非常に多いです。
ほとんどの場合、徒歩での登下校になるため、毎日安心して登下校できるかチェックして土地選びをすることがポイントとなります。自宅から学校までの距離はお子さんの毎日の登下校に関わるので、多くの保護者が学校からなるべく近い場所に家を購入したいと考えるでしょう。

このような理由から、小学校に近い場所は土地評価が高くなる傾向が見られます。さらに小学校の近くは、生活に必要な施設が比較的充実していることが多いため、そうした観点からも土地評価が高くなりやすいでしょう。

眺望を重視しながら、生活の利便と土地の価格などのバランスが取れる土地選びが出来ると良いですね。

 

住まいの良い点・悪い点を見極める

眺めがいい土地に出会うことができたら、その眺めを存分に楽しめる住まいにしたいですよね。
しかし眺望を重視しすぎた結果、実際に生活をしてみたら暮らしにくかった…ということにならないよう、間取りの良い点・悪い点を見極めることが大切です。

例えば、眺望を重視し2階にLDKをつくったが、生活をしてみると頻繁な階段の上り下りがつらかった。リビングに大きな窓を設けて景色を楽しみたかったが、同時に人目も気になり結局カーテンを引く生活…など、理想と現実が異なることも。

眺望を楽しむポイントを限定するなど、周辺環境や生活動線も考慮した上でバランスの取れた家を計画しましょう。

 

中長期的な視点で土地を選ぶ

基本的には長く数十年に渡って住む家。
歳月と共に、通勤・通学地の変更や健康状態による通院の必要性などライフスタイルは変わっていくことが予想されます。様々なシチュエーションを考慮し公共交通機関や病院などへのアクセスが許容できる範囲のものであるか、検討しましょう。家族のあらゆる変化に対応できる土地であるのが理想です。
また、せっかく眺めを楽しみたいと選ぶのであれば、後になって景観が変わってしまっては残念ですよね。分譲され住宅地になったり、工場など大型のものが周辺に建つ可能性はないかも分かる範囲で調べておくと安心です。

 

土地探しについてはこちらの動画もご覧ください。

 

 

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まとめ

毎日家に居ながら四季折々の変化を見せる自然を眺められたら素敵ですよね。
長野県では特に山々の眺望を重視した土地選びをする方も多くいらっしゃいます。しかし眺望に偏り、利便性を疎かにすると日々の生活がしにくくなってしまうため、兼ね合いは大切です。またせっかく良い土地に出会えたのなら、存分に景色を楽しむ家を作りたいですよね。家と土地はセットです。暮らしの要望を伝え、土地探しの段階から住宅建築会社に相談するとバランスの良い、眺望を活かした計画ができるでしょう。