物語のある家づくり

自分の山の木で家づくり

 

自分の山の木でマイホームを建てる、という選択があります。

長野県は、県土の約8割を森林が占める、緑の県です。

そのうち65%が個人所有の森林であり、地域によっては1/4世帯が山主であるとも言われます。

しかし「山をお持ちですか」と聞かれて、即答できる方はそう多くはありません。持ってはいるが手入れをしていない、親が持っているがどこにあるかも知らない 等、持ち山の価値を見出せず興味も低い方がほとんどです。

工房信州の家では、自分の山の木を家づくりに活かす努力をしています。長野県産材の家づくり一筋に取り組んで20年、地域材の流通体制をいちから見直してきた私たちだからこそできる家づくりです。

 

信州の森

自分の山の木で家づくり 実績160棟 ※2023年4月現在

受賞歴

信州に根差した地元工務店だからこそできる“山の木の家づくり”は、各方面から高い評価をいただいています。

 

Owners Voice  –実例紹介–

「無口な祖父が、涙を流して喜んだ」
伊那市M様邸 ▸自分の山の木147本伐採(スギ、ヒノキ)

地山の木 M様邸

地山の木 M様邸

大手メーカーと比較検討していた私たち。「山の木が使える」と聞いても乗り気になれませんでした。ところが山を守ってきた祖父に伝えると、涙を流して喜んでくれたのです。
木を伐り出す日に祖父は、杖をつきながら山に入り、妻の両親も兵庫から駆けつけてくれました。
自分たちだけの家づくりではなく、まわりの家族にも喜んでもらえる姿を見ると、この家を建てて本当に良かったなぁと実感します。

今は薪づくりと間伐を兼ねて、定期的に夫婦で山に入ります。森林塾に通って山仕事の道具の使い方や林業の現状も学びました。

この家づくりが、生き方を見直すきっかけにもなったと思います。

 

「持ち山を、家族のために育みたい」
長野市K様邸 ▸自分の山の木5本伐採(スギ、ヒノキ)

自分の山の木 K様

自山の木 K様邸

実家に遺されていた山の木や古い板材の活用をご提案いただきました。
まさか新居に使うとは思いもしなかった先代の遺品を我が家ならではの個性として活かしていただき、感激です。

これを機にあいまいだった山の境界も明確になり、私たちの持ち山への意識も高まりました。これからは娘や孫たちのために、山を育んでいきたいと思います。

 

 

南信州、中川村。持ち山の木を使用した2組のご家族の家づくりをきっかけに、
「自分の山の木で家づくり」、そして「あなたが選ぶ山の木で家づくり」の取り組みが始まりました。

K様邸

▪中川村K様邸(2003年竣工)

M様邸

▪中川村M様邸(K様の娘さんご家族・2011年竣工)
M様の家づくりを、動画でご覧いただけます。

あなたが選ぶ山の木で家づくり

 

 

Q&A –よくあるご質問–

Q:追加の費用はかかりますか?

A:追加の費用負担はありません。ただし伐採条件により、特殊機械や搬出の地ごしらえが必要な場合は、別途費用が発生することもあります。専門スタッフによる現地確認で、費用発生の有無をお伝えしますのでご安心ください。

 

Q:家づくりに適した木があるか、心配です。

A:そうおっしゃる方がほとんどです。手入れをしてこなかった山でも、専門スタッフの現地確認で建築用材に適した木が見つかるケースが多くあります。

 

Q:庭の木は使えますか?

A:樹種によって使用可能箇所をご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

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